結婚の決め手
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目次
- 相手との意識のずれ
- 多くを望みすぎ?
相手との意識のずれ
ある研究機関が「日本の未婚化の要因に関する仮設検証調査」という研究をまとめています。
その調査によると既婚者と未婚者では相手に求める条件や意識に違いがあるということを指摘しています。
婚活中の人が結婚を決意する際に相手の性格や自分との相性、収入や容姿など結婚に踏み切るための「決め手」というのがあります。
また相手にとって自分のこんなところが「決め手になるであろう」と思い込んでいることも少なからずあるはずです。
しかし、このふたつは必ずしも一致しているとは限りません。
この調査結果によると自分が相手にとって「決め手になるであろう」と思い込んでいることと、実際に相手が「決め手になる」と思っていることが既婚者は相手と一致していたが未婚者は相手とずれが見られたそうです。
具体的に例を挙げると未婚男性は女性が結婚相手を選ぶときに「年収や容姿」を最重要視しているものだと思い込む傾向が強いのに対して女性は結婚相手の男性に「年収や容姿」は大事な要素ではあるが男性が思っているほど重要視しているわけではないという結果が出ています。
これが未婚男性と女性との間にある意識のずれということです。
また女性は既婚、未婚にかかわらず「女性は家事ができなければならない」と思っている割合が高いが、実際に男性は「家事ができること」は女性が思っているほど重視はしておらずそこにもずれが見られたという。
このずれに気が付かない限り必死のアピールも空回りや押しつけとなってしまい婚活がうまく進まない原因のひとつとなります。
多くを望みすぎ?
また全般的に男女とも既婚者よりも未婚者の方が相手に多くを望む傾向が見られたということもわかるような気がします。
結婚相談所の会員さまでお見合いから成婚までを短期間で決めてしまう人がいるのですがこういった人は相手へのこだわりが少なく決断が早という特徴があります。
こちらが本当にそんなに簡単に決めてしまっていいんですかと心配になるほどあっさりと決めてしまいます。
逆に自分に自信満々という人の方が結婚相手に多くを望む傾向にあり、かえって婚活が長引く傾向にあります。
周囲の人から見れば明らかに高望みで多くを望みすぎているようにしか思えないのに本人は全くそんな気はなく最低限のことしか望んでいないと思い込んでいる方がおられます。
お相手への希望が多かろうが、少なかろうが、こだわりが有ろうが無かろうが本人の自由でありどちらが良いとは一概には言えません。
ただし相手に多くを望むなら相手からも多くを望まれます。
多くを望まれても多くの「決め手」を持っているので大丈夫という方、その持っている多くの決め手というのは本当に相手にとっての決め手と「ずれ」はありませんか。