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起業は単独か2人以上、どちらがおすすめ?仲間と起業するメリット・デメリットを解説

起業を考え始めると、不安や期待が入り混じるものですが、その中でも「一人で起業するか、仲間と一緒に始めるか」は多くの人が悩むポイントです。「一人で起業してうまくやっていけるだろうか……」という不安や、「仲間と起業する場合、どんな点に気をつければいいのか?」といった疑問が出てくることもあると思います。特に、ビジネス未経験者であればなおさらです。

実際のところ、起業する人数に正解はありません。事業の内容や業種、さらにはご自身の性格や働き方によって、最適な人数が異なるからです。そのため、まずは一人で起業する場合と、仲間と共に起業する場合のそれぞれのメリットとデメリットをしっかり把握することが重要です。
本記事では、一人で起業する場合から仲間と数名で起業する場合まで、それぞれのパターンについて特徴や注意点について解説します。

一人で起業するメリットとデメリット

まずは、一人で起業する場合のメリットとデメリットから確認していきましょう。最近では、一人で起業できる職種も増えているため、副業やサイドビジネスから初めて一人で起業する方法をとる人も少なくありません。一人での起業はマイペースにできるので気軽ではありますが、大変な時に相談できるパートナーやコンサルタントがいないことや、すべてを一人でこなす負担もあります。

一人で起業するメリット

一人で独立開業する主なメリットは以下の通りです。

【一人で起業するメリット】
・一人なので事業を自分の思い通りに進められる
・仕事時間や仕事内容の自由度が高い
・もし失敗しても他の人に迷惑がかからない
・収益目標のハードルが低くなる

一人で起業すれば、事業内容や仕事時間はすべて自分の思い通りになります。また、共同経営者や社員が居ない段階では、失敗しても他の人に迷惑が掛からない点もメリットの一つです。

一人で起業するデメリット

一方、一人で起業するデメリットには以下のような点があります。

【一人で起業するデメリット】
・相談できる相手がいない
・作業を分担できない
・病気や怪我で全てがストップしてしまうことも

一人で起業する場合、事業の判断に迷った時にも自分だけで決定する必要があります。また、必要な作業は何でも自分一人で行わなければならないのもデメリットです。特に会社設立当初は、事業計画書やビジネスモデルの作成、資金調達など様々な作業があり負担が大きくなります。さらに、病気や怪我などで自分が動けない状態になってしまうと、一時的であってもすべての作業がストップせざるを得なくなってしまいます。

仲間と一緒に起業するメリット・デメリット

仲間と一緒に起業すると、一人では難しい課題にも柔軟に対応できたりする一方で、意見の違いや役割分担の難しさなど、複数人ならではの問題も発生します。仲間と起業することのメリットとデメリットを正しく理解し、自分の起業スタイルに合っているかを考えましょう。

仲間と一緒に起業するメリット

自分に足りない部分を補ってもらえる

人にはそれぞれ得意なことと不得意なことがあります。一人ではカバーできないことでも、仲間がいればカバーできる可能性が高まります。バックグラウンドが異なる仲間たちと意見を交わすことで新たな発見につながることも多いでしょう。

また、起業直後はやるべきことに対して人手が足りないので、自分の仕事を代わりに受け持ってもらえるだけでも助かる場面が多いのではないでしょうか。

資金面で支援してもらえる

直接的に出資してもらうだけでなく、外注すれば費用がかかるようなことでも、仲間に頼ることで低コストでできるかもしれません。起業直後は資金面の不安が大きいため、資金を増やし、コストを減らすことができる仲間の存在は大きいといえます。

モチベーションを維持しやすい

上に挙げたような目に見えるメリットよりも、成功に向かって一緒に苦楽を共にできる仲間がいるということ自体が最大のメリットといえるかもしれません。一人ではくじけてしまいそうなことでも、仲間がいることでがんばれた、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

仕事のスピードが違う

仲間と一緒に起業をする際、メリットになる点の一つに「スピード」があります。
一人で起業する場合、何事も自分自身がやる必要があり仕事の分担が出来ません。一方、仲間と起業する場合には仕事を分担することが出来るため、早いスピードで物事を進めていくことができるでしょう。

仲間と一緒に起業するデメリット

意思決定が遅くなる

起業直後は意思決定の連続です。判断を誤ればあっという間に廃業の危機が迫ります。多様な意見を聞くことができるのはメリットですが、意見が対立し、仲間を納得させることができずに判断が遅れてしまうことが命取りになることもあります。
特に最終的な決定を一人で下せない仕組みにしてしまうと、その傾向が強くなります。

人間関係に疲れてしまう

友人関係としてうまく付き合ってこられたからといって、一緒に起業する仲間として付き合っていけるかは別の話です。信じていた仲間に去られたり、逆に仲間を切らざるを得ない場面に遭遇することもあるでしょう。
人間関係に気を遣い、事業の成長に専念できないことは、創業期において大きなマイナスといえます。上に挙げた仲間と一緒に起業するメリットのほとんどは、他の方法で代替できます。人間関係が煩わしいと感じるのであれば、一人で起業することも考慮すべきでしょう。

スピード感が合わないことがある

誰かと一緒に仕事をしていく中で「感覚」は大切です。
例えば、仕事のスピード感や経験値などは人それぞれ違うことがあります。
「それすぐにやっておこう」と話したときでも、相手にとっての「すぐ」は1時間後であったり半日後であったりするかもしれません。そのようなズレが生じる可能性がありますが、そこは5W2Hで具体的に共有していくことで防げる可能性はあります。

人件費の増加に伴い売上を多く立てる必要がある

パートナーと起業することのデメリットは、人数が増えた分だけたくさんの売上が必要になるということです。2人で起業するためには、一人で起業する場合の2倍の収益を挙げなくては、報酬を得られません。ビジネスを始めた当初は十分な収益が得られないこともあるため、注意が必要です。

またパートナーと自分の報酬の取り分をどうするかといったルール決めが必要になることも、デメリットと言えます。ビジネスがうまくいっている時には問題ありませんが、大変な局面で報酬のことで仲間割れしてしまったりすると、ビジネスの継続が難しいです。

人数別の起業するメリットとデメリット

2人の場合

【2人で起業するメリット】
・社内でコンサルティングし合うような形でビジネスを進められる

【2人で起業するデメリット】
・意見が割れたときに意思決定しづらい

3人の場合

【3人で起業するメリット】
・多数決できるため仲間割れしづらい

【3人で起業するデメリット】
・2対1が続くと離脱者がでることも

4人の場合

【4人で起業するメリット】
・メンバーが多いため人手不足になりにくい
・欠員が出ても残りのメンバーで補填できる可能性が高い
・いろいろなスキルを持ったメンバーが集まる

【4人で起業するデメリット】
・情報共有が難しくなってくる
・意見が割れた時にグループが分断することも

起業する仲間を募集する前に確認すべきポイント

起業する仲間を募集する前に、確認しておくべきポイントがあります。このポイントを明確化しないまま何となく事業パートナーを作ってしまうと、後々トラブルに発展してしまうリスクもあるため注意が必要です。一つずつ順番に見ていきましょう。

なぜ、仲間を募集するのか?

まず明確にしておきたいポイントとして、なぜ仲間を募集するのか?ということが挙げられます。単にビジネスパートナーを漠然と募集しているだけだと、実際に起業してビジネスが回り始めた段階でうまくいかないかもしれません。

ビジネスパートナーを募集する理由を自分の中で明らかにしておくことは、どんなスキルや経験を持った人が必要なのかを明確にすることにもつながります。たとえば、「プログラム制作の会社を立ち上げる時に、自分はプログラムの製作はできるけれど営業する販路や交渉力に自信がない」など、仲間を募集する理由を明確にしておきましょう。

仲間とどんな形でビジネスを行っていくのか?

次に大切なポイントは、募集する仲間とどんな形でビジネスをしていくのかという点です。集めたい仲間は、これから一緒に会社を設立する共同出資者でしょうか?それとも、自分ができない作業を依頼する実行メンバーでしょうか?あるいは、自分が起業するにあたって足りない知識や経験をアドバイスしてくれる参謀のような人でしょうか?

集める仲間の役割とともに、その人との契約関係がどのような形になるかを具体化することが重要です。共同出資者であれば、相手と自分が引き受ける責任が同じ重みになるため、相手にもそれ相応の覚悟を求めることになります。一方、作業を手伝ってくれるだけの人であれば、アルバイト契約や外注スタッフとの業務委託契約といった形も考えられるでしょう。

ビジネスとして活動していく以上、この契約関係がどのような形になるかははっきりしておくのがおすすめです。あいまいなまま進めてしまうと、トラブルがあったときに解決が難しくなってしまい、人間関係にひびが入ってしまいます。そうならないよう、仲間との契約関係をはっきりさせていきましょう。

自分が仲間に与えられるメリットは何か?

仲間を募集する際に考えておきたい最後のポイントは、「自分が仲間に与えられるメリットは何か?」ということです。仲間を募集したい自分の立場から、自分の思いを相手に伝えるだけでは一方通行になってしまいます。反対に、自分の起業仲間になることで相手が得られるメリットについても考えておくのがおすすめです。

相手のメリットを明確にしておけば、仲間を募集して誘った時に良い返事がもらえる可能性が高まるでしょう。自分が起業仲間に求める条件だけでなく、相手が自分とビジネスをすることで得られるメリットについても考えてみてください。

起業仲間との組み方

求めていた起業仲間を見つけることができたとき、最後に考えなければならないのは起業仲間との組み方です。それぞれの組み方にはメリット・デメリットがあるので、よく考えて決めるようにしましょう。

共同で出資する

会社を設立する際に共同で出資する形の組み方です。出資額に応じて株式を持つことになります。
スキルや経験だけでなく、資金面でも支援してもらう形になるため、開業資金に不安があるときは大変ありがたい組み方といえます。

他方で、株式会社における保有株式数はその会社の支配権そのものといえます。役員の人事や利益の配分といった会社の重要事項は株主総会で決議されます。つまり、株式の過半数を握られてしまうと、せっかく作った会社を追い出されかねないのです。
あなたが会社の実権を握りたいのであれば、少なくとも過半数、できれば3分の2を超える株式を保有しておくべきでしょう。

共同で経営する

起業仲間に会社の役員(取締役)になってもらい、共同で経営する組み方です。具体的には、①代表権のない取締役になってもらう、②互いに代表権を持つ取締役となる、③共同代表の形にする、の3つの形があります。

①の場合、起業仲間は会社を代表して契約を締結することはできません。②の場合、あなたも起業仲間もそれぞれ会社を代表して契約を締結することができます。③の場合、あなたも起業仲間も単独では会社を代表して契約を締結することができず、2人が揃って初めて契約を締結することができます。

共同経営の場合、給料を払う必要がないことがメリットといえるかもしれません。従業員として雇用する場合には、少なくとも最低賃金分は支払う必要がありますが、役員報酬はゼロでも構わないからです。

共同経営で起業仲間との関係が悪化した場合、経営判断が停滞することになりますが、株式の過半数を保有していれば、(細かい手続については省略しますが)取締役を解任し、別の取締役を選ぶことができます。このように、株式の過半数を保有しているかどうかは重要なポイントとなるのです。

従業員として雇用する

最後の組み方は従業員として雇用する形です。この場合、あなたは起業仲間に給料を支払う必要がある一方、起業仲間に対して指揮命令することができます。
これまで紹介してきた組み方と比べると、対等な関係とはいえないかもしれませんが、株主や役員としての責任を負いたくないという人も少なくありません。そういった人にとっては、適した組み方といえるでしょう。

起業仲間の集め方・探し方

では、起業仲間はどのようにして集めたらよいのでしょうか。

親族

「起業仲間」という言葉とは若干ニュアンスが異なるかもしれませんが、親子、兄弟、配偶者など、親族と一緒に起業する例は少なくありません。長い時間生活を共にしてきた親族であれば、考え方の共有や信頼はしやすいでしょう。

一方で、関係が密すぎて、事業に関する対立が親族関係にまで影響を及ぼしてしまう(あるいはその逆)という事例が後を絶ちません。事業に加わってもらうのであれば、その覚悟はしておくべきでしょう。

友人

学生時代の友人と起業する例も多いでしょう。冒頭に挙げたマイクロソフトのビル・ゲイツとポール・アレンは幼少期からの友人ですし、グーグルのラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンもスタンフォード大学の学友です。

ビジネスを離れたところで育まれた信頼関係をベースに、互いの能力を活かして事業を成長させていくイメージですね。

同僚

独立前の会社で一緒に働いていた同僚と共に起業するケースです。一緒に働いている分、仕事に対する考え方や持っているスキルについてはよく理解できているので、起業仲間として声をかけやすいといえます。

友人・知人の紹介

友人・知人から起業仲間を紹介してもらうことも多いでしょう。「こんな人が欲しい」と伝えておくことで、適した人を紹介してもらえるかもしれません。最終的には自分自身で見極める必要がありますが、あなたのことをよく知る友人・知人が紹介してくれた人なので、まったくの初対面の人よりは信頼できるでしょう。

セミナーや勉強会、異業種交流会

セミナーや勉強会、異業種交流会に参加して、起業仲間を探すこともできます。イベントによって参加者の目的も様々ですが、一緒に仕事をしたいと思える人に出会えたら、連絡先を交換し、人脈を広げていきましょう。その中から将来の起業仲間になる人が出てくるかもしれません。

ビジネスマッチングサービス

ビジネス目的の人脈作りを目的としたビジネスマッチングサービスを利用して、起業仲間を探すことができます。代表的なサービスとして、Wantedly、Yenta、Teamlancer、Ocosbaなどがあります。

こうしたサービスを利用して起業仲間を集める場合、自分のプロフィールを充実させておくことが重要です。こちらが声をかける際にプロフィールを元に判断するのと同様に、相手もこちらのプロフィールを見て話を聞いてみようかどうかを判断します。どんな事業をしたいのか、どんな人を探しているのか、など、できるだけ詳細な情報を載せることを心がけましょう。

FacebookなどのSNSで仲間を募集する

FacebookやXといったSNSのアカウントを持っている場合は、そこで起業仲間を募集することができます。Facebookは実名のメディアであることや、友達の友達といった近い交友関係の人に情報発信できるため、安心してやり取りが可能です。

また、Xの場合は必ずしも実名のアカウントとは限りませんが、ITベンチャーの社長やフリーランスのエンジニアなど、実力のある経営者や営業経験者とも気軽にコミュニケーションできるチャンスがあります。これらを使って仲間を募集するのも一つの方法です。

起業メンバーを集める時の注意点

最後に起業時にメンバーを集める際の注意点について確認しておきましょう。無計画にメンバー募集だけしてしまうと、収益が上がらなかった場合に事業が失敗してしまうリスクが高まります。そうならないよう、以下のようなポイントに注意が必要です。

事業計画やビジネスモデルをしっかり組み立てておくこと

起業時にメンバーを募集する前に、どのような事業やビジネスモデルで、いくらくらいの収益を見込んでいるのかをはっきりさせましょう。ビジネスモデルが組み立てられていない段階でメンバーを集めようと思っても、そのビジネスに加わるべきかどうかを判断してもらうための基準が提示できません。

また収益の上がるビジネスモデルを組み立てておくことで、何人くらいのメンバーなら起業可能かなどを検討できます。事前の計画をできるだけ綿密に考えた上で、起業メンバーを募集するのがオススメです。

メンバーの役割分担を明確にすること

起業時のメンバーの役割分担が明確になっていないと、忙しくなった時に業務量に差ができたりしてしまい、トラブルの原因になります。メンバーと一緒に起業する場合には、役割分担についてあらかじめ全員の合意をとった上でビジネスを回していきましょう。

報酬や意思決定のルールを決めておくこと

起業メンバーを集める場合には、事業がうまくいった場合の報酬をどのように決定するかであったり、メンバー同士で意見が割れてしまった場合のルールを決めておくことも大切です。トラブルが起こってしまうと冷静な話し合いが難しいため、事業をスタートする段階でこれらのルールをできる限り話し合っておくことをオススメします。

ビジネス初心者を狙った悪質な人にご注意!

まれに、ビジネス初心者や起業したい人を狙った悪質な人と出会う場合があるため、注意しましょう。起業パートナーを募集しているようなふりをして、実際は自分だけ利益を得て相手に不利な契約を押し付けてくる詐欺的な行為をする人もゼロではありません。とくにうまい話には、裏がある危険性が高いので十分に注意した上で慎重にパートナーを選ぶようにしてください。

起業する人数はしっかり考えて決めるのがおすすめ

今回は、起業する人数ごとのメリット・デメリットをご紹介しました。今回挙げたものはほんの一部で、実際に起業すると新たな課題が日々発生してきます。

一人で起業する場合も、仲間と共に起業する場合も、想定しうるリスクをあらかじめ考えたうえで計画的にビジネスをすることが大切です。今回の情報を参考に、起業のプランをしっかりと練ってみてください。

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