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結婚相談所の入会審査とは?必要な条件と書類を徹底解説
結婚相談所への入会手続きには審査が行われます。
この入会審査は、真剣に婚活に取り組む方々を守り、安全な出会いの場を提供するために不可欠です。必要書類の提出を通じて、会員の本人確認や独身証明、さらには収入や学歴の証明が行われます。
本記事では入会審査に必要な条件や、必要書類と取得方法に関して詳しく解説します。
目次
- 結婚相談所の入会審査と必要な条件
- 入会審査のハードルはそんなに高くない
- 入会審査から外れてしまうケース
- 結婚相談所へ入会する際に必要な書類
- 証明書以外で必要な書類
- 必要書類を準備する際の注意点
結婚相談所の入会審査と必要な条件
結婚相談所を利用するためには、まず入会審査を受けなければいけません。入会審査とは、その人の年収や職業、学歴、結婚への意思などを結婚相談所が把握するもので、会員が安心して婚活するためには必要なことです。
例えば、幸せな結婚生活をおくるためには、ある程度のお金が必要です。もし、お見合いで気に入った男性が無職だった場合、とてもショックをうけませんか?
場合によっては、「この男性とは結婚できない」「お断りをしよう」などと、残念な結果に終わってしまう可能性も考えられますよね。
入会審査というのは、婚活に支障がでないよう前もって確認するためのものでもあります。
結婚相談所ごとに基準は違いますが、このように基準を設けて審査を行うことで、質の良い婚活ができるようになっています。
入会資格を得るための必要な条件も気になりますよね。結婚相談所で入会審査が行われる目的は、婚活を円滑に進めるために結婚相談所との相性を見るためでもあります。
入会審査といっても、クレジット会社が行うような信用情報を調査するわけではありませんので、そこまで構えなくても大丈夫です。
まずは、結婚相談所の入会資格を得るために必要な条件を知って婚活の準備を始めましょう。
独身であること
結婚相談所を利用する目的は「結婚」です。当然ながら独身であることが条件となります。
また、離婚する予定の方が次のお相手を見つけるために結婚相談所を利用することはできません。
結婚相談所では、こういったトラブルを未然に防ぐために独身証明書の提出が必要です。
安定した収入がある(男性)
結婚相談所の入会審査では収入面(年収)についても聞かれます。収入といっても、高収入だから入会しやすいというものではなく、毎月安定した収入があるかどうかが基準となります。
実は、女性が婚活するうえで一番気になるのが男性の収入面です。もちろん高収入でなければいけないというわけではありませんが、二人で生活していけるかは重要です。収入面は結婚相手を見極めるうえで大部分を占める判断材料になる場合もあります。正直にお伝えするようにしましょう。
結婚に対する意思を持っている
結婚相談所には結婚に対し真剣に活動している方がたくさんいます。「彼女がほしいな」「恋人がほしいな」くらいの軽い気持ちで婚活を考えているならあまりおすすめはしません。
結婚相談所では、あなたがどれくらい結婚に対し真剣に考えているかも聞かれますよ。また、結婚相談所へ入会しようと思ったきっかけなども聞かれることがあります。
その際は、自分のマイナス面ばかりを言うのではなく、前向きに婚活する姿勢を見せると結婚相談所に対する印象も良くなります。
入会審査のハードルはそんなに高くない
結婚相談所の入会審査でいろいろ質問されるのではないか?と思うと、どうしても入会したいと言いづらいものですよね。例えば、極端な話ですが離婚経験や失業経験など、人にはどうしても触れられたくない領域というものがあります。
しかし、結婚相談所は人間観察のプロです。あまり踏み込んでほしくない話題は表情から察知してくれるはずですよ。
また、結婚相談所は利用者のプライバシーについては徹底的に管理しています。外部に漏れることはないため、婚活に関わる大切なことは正直にお話することをおすすめします。
一般的な年収があれば入会できる
結婚相談所は高収入の方が婚活するところと思っていませんか?一般的な年収があれば、結婚相談所は利用することができます。
もちろん相談所によっては、医師限定などステータス条件を付けているところもありますが、多くの結婚相談所では、男性の年収については安定した収入があるかどうかを入会の基準にしています。
安定した収入があれば、現実的な結婚生活をイメージしやすいのでお相手にも安心感を与えることができますよ。
学歴・職歴は審査にそれほど影響しない
結婚相談所では、学歴が入会審査の結果に影響することはほとんどありません。
例え、中卒だったとしても、その後ちゃんと定職に就いて現在も生活できているのであれば審査も問題ないでしょう。
また、結婚相談所の中には、最終学歴が大卒以上であることを条件にしているところもあります。ちょっと条件のハードルが高いのでは?と思うこともあるかもしれませんが、このようにカテゴリー別に婚活ができると、自分に合ったお相手が見つけやすくなります。
結婚相談所によって、入会基準や審査内容が異なるので事前に確認するようにしましょう。
入会審査から外れてしまうケース
結婚相談所では、残念ながら審査に通らず入会を拒まれてしまうこともあります。例えば、年齢があまりにも高い方や低い方の場合は、どうしてもお相手が見つかりづらいということが挙げられます。
また、収入面については、男性と女性で審査内容が異なる場合もあります。女性の場合は、就職活動中でも審査が通る相談所もありますが、男性の場合はなかなか難しいです。
男性は、結婚すると家族を養う立場になることが多いため、無職の状態で婚活をしてしまうとマイナスの印象しか与えませんよね。
結婚相談所では、さまざま条件を審査の基準にして利用者が「結婚」という目的を達成できるよう配慮しています。「結婚生活をおくるうえで大切な要素=結婚相談所へ入会する条件」と考えるとわかりやすいかもしれませんよ。
結婚相談所へ入会する際に必要な書類
結婚相談所に入会する際には、いくつかの書類を提出する必要があります。一般的に以下6つの書類が求められますが、必要書類は結婚相談所ごとに異なる場合があるため、入会を検討している結婚相談所の公式サイトやカウンセラーに確認することが大切です。
また、提出書類に不備があると入会審査が通らないこともありますので、事前にしっかりと準備しましょう。
- 独身証明書
- 収入証明書
- 本人確認書類
- 現住所証明書
- 卒業証明書
(短大以上の教育機関を卒業された方のみ) - 国家資格免許証のコピー
(国家資格が必要とする職種のみ)
独身証明書
独身証明書は、民法第732条(重婚の禁止)の規定に従って、結婚相談所への入会にあたり独身であることを証明するために必要な書類となります。
本籍地のある自治体の窓口にて、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類を持参のうえ取得することができます。窓口で直接受け取りができない場合は、郵送での取得も可能です。
収入証明書
年収を証明するための書類として、以下の提出が必要となります。
- 源泉徴収票
- 納税証明書
基本的には男性のみ提出が必須のところが多いですが、女性も年収を公開する場合には提出が必要となります。
会社員の方はお勤めの会社から源泉徴収票を発行してもらい、自営業の方は自治体の窓口にて納税証明書を発行してもらう必要があります。
納税証明書の発行にあたって本人確認書類が必要となりますので、持参するのを忘れないようにしましょう。また郵送も可能となりますので、ご希望の方は問い合わせしてみるとよいでしょう。
本人確認書類
本人確認書類とは公的期間が発行する身分証明書のことを指します。
下記いずれかのコピーをあらかじめ準備しておきましょう。
- 健康保険証
- 運転免許証
- パスポート
- 年金手帳
- 住民基本台帳カード
現住所証明書
現在の住まいを証明するものとして、住民票もしくは源泉徴収票の提出が求められます。
住民票は住所登録している自治体の窓口にて取得が可能で、本人確認書類を持参して当日には発行してもらえます。郵送には時間がかかりますので、お急ぎの方は直接窓口で受け取るようにしましょう。
卒業証明書
プロフィールには最終学歴も記載するため、学歴証明として自分が通っていた学校の卒業証明書が必要となります。
基本的には短大以上の教育期間を卒業された方のみ提出が必須となり、学校の窓口で直接発行してもらうか、ホームページから交付手続きをして郵送申請をするのが一般的です。
学校によって発行までの時間が異なるため、時間に余裕を持って手続きを進めるようにしましょう。
国家資格免許証のコピー
国家資格を必要とする職業の方には、資格証明書の提出が求められます。
主に以下の職業が代表格として挙げられます。
- 医師
- 弁護士
- 税理士
- 看護師
実際に資格を持っていることを証明するために必要となりますので、入会時にはコピーを用意しておきましょう。
証明書以外で必要な書類
入会にあたって、上記に挙げた証明書以外にも以下2点が必要となります。
口座振替依頼書
口座振替依頼書とは、結婚相談所でかかる費用を口座から自動引き落としするための書類となります。
結婚相談所が用意している用紙に記入することがほとんどのため、入会を希望する結婚相談所に確認をとるようにしましょう。
プロフィール写真
活動を開始するにあたって、プロフィールに掲載する写真の用意が必要となります。
プロフィール写真は、フォトスタジオにてプロのカメラマンに撮影してもらうことが一般的です。フォトスタジオと提携している結婚相談所もあるので、紹介してもらえるかまずは相談所に確認してみましょう。
必要書類を準備する際の注意点
必要書類を準備するにあたって、いくつかの注意点があります。
見過ごしてしまうと、入会できないということにもなり得ますので、前もって確認しておくようにしましょう。
有効期限に注意が必要な書類
提出する証明書には有効期限があり、独身証明書や住民票は3ヶ月以内、収入証明書は前年のものである必要があります。
有効期限が過ぎた書類は受け付けてもらえないので、入会時期を考慮して早めに取得しましょう。
外国籍の方は独身証明書ではなく姻要件具備証明書が必要
外国籍の方は独身証明書ではなく、大使館や領事館が発行する「婚姻要件具備証明書」が必要となります。
「婚姻要件具備証明書」とは、外国籍の方が結婚できる条件を満たしていることを自国の法律によって証明する書類です。取得にあたっては「出生証明書」「無結婚証明書」を母国で発行して用意したうえで、日本にて提出する必要があるので注意しましょう。
また「婚姻要件具備証明書」にも有効期限があります。国によって異なりますが有効期限は3ヶ月~6ヶ月程度となるため、入会前に期限が過ぎてしまうことのないように、早めに大使館や領事館に確認して手続きを進めるようにしましょう。