- 結婚相談所
結婚相談所をおすすめしない人ってどんな人?
結婚相談所への入会を検討している方の中には、
「どんな人が結婚相談所に向いているんだろう?」
「自分が結婚相談所に向いているかどうか知りたい」
と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、結婚相談所に向いていない方、結婚相談所に向いている方の特徴を解説していきます。
目次
- 結婚相談所をおすすめしない、向いていない人の特徴
- 結婚相談所をおすすめできる、向いている人の特徴
- 結婚相談所の特徴を理解してから入会を検討しよう
結婚相談所をおすすめしない、向いていない人の特徴
まずは結婚相談所をおすすめしない・向いていない方の特徴をご紹介していきます。
結婚相談所が向いていない方の主な特徴としては、以下が挙げられます。
経済的な余裕がない
結婚相談所では、10万円~20万円ほどの入会金と毎月支払う5千円~1万円の月会費のほか、結婚するお相手が見つかったことへの報酬として10万円~30万円ほどの成婚料がかかります。
また、結婚後も安心して暮らすためには、一定以上のお金が必要です。そのため、収入が不安定だったり仕事が安定していなかったりする方は、将来をイメージしにくいという理由で、お相手から選ばれにくくなる可能性があります。
結婚相談所では入会の際に収入証明書の提出が必要なので、自身の収入を偽ることはできません。収入額によっては、結婚相談所から入会を断られてしまうケースもあるため、経済的な余裕がない方には結婚相談所への入会はおすすめできません。
婚活をひとりで進めたい
結婚相談所がほかの婚活方法と大きく異なる点は、すべての会員に担当のカウンセラーが付き、お見合い日程・場所の調整や、お相手と関係を深めていくためのサポートを行ってくれる点です。
ただし、カウンセラーが適切なサポートを行うためには、
- お相手に対してどう感じているのか?
- 何が気になっているのか
などを正直に伝える必要があります。
カウンセラー相手であっても、自分の交際状況を知られることに抵抗がある場合は、結婚相談所のメリットをうまく活かすことが難しいかもしれません。
恋愛を楽しみたい
結婚相談所は結婚相手を見つけるための場所で、お相手と効率よく出会い、相性を確認し、結婚まで関係を深めていけるような交際のフローやルールが作られています。
もちろん、交際中は好きという気持ちが徐々に高まっていくことにはなりますが、一般的な恋愛のように好きになってから交際をするわけではないため、好きにならないと交際をしたくないという人にとっては、結婚相談所での活動は向いていないと言えます。
婚活に時間が割けない人
結婚相談所ではいつまでに結婚相手を見つけるか目標を立てて、担当カウンセラーとともに活動を進めていきます。
仕事が忙しいなどの理由でお見合いの申込みができなかったり、実際にお見合いが組めたとしても日程調整が難しかったりすると、担当カウンセラーもサポートがしづらくなり、結婚相手を見つけるという目標達成が遠のいていきます。
月会費など定期的な支払いも無駄になってしまうため、時間に余裕が持てない場合は結婚相談所への入会はしばらく見合わせた方がよいでしょう。
じっくり交際してから結婚したい人
お見合い成立後、お互いの合意のもとまずは仮交際に入ります。仮交際は複数人と行うことが可能で、デートを重ねた中で真剣に結婚を考えていきたいと思えた一人に絞って真剣交際へと進みます。
仮交際から真剣交際を経て結婚を決めるまでの期間はだいたい3~6ヵ月程度とされているため、それ以上に時間をかけて結婚相手を見極めたいと考えている人にとっては向いていないと言えます。
ルールや規則に縛られたくない人
結婚相談所では以下のようなルールが定められています。
- お見合いを無断でキャンセルしてはいけない
- 結婚相談所を介さずに連絡先交換をしてはいけない
- 真剣交際に入ったら他のお相手と会ってはいけない
- 婚前交渉はしてはいけない
ルールを守らなかった場合は強制退会となることもあるため、堅実にルールを守って活動することが合わないのであれば、結婚相談所への入会はおすすめできません。
入会手続きが面倒な人
結婚相談所はマッチングアプリなどとは異なり厳正な審査の上、入会することができます。
具体的には「独身証明書」「収入証明書」といった書類の提出が必須となり、既婚者の入会や収入の虚偽を認めない仕組みが整っています。
そのため、書類の準備や手続きが面倒と感じる人にとっては向かないでしょう。
婚活をすべて結婚相談所に任せようとする人
結婚相談所で成婚するためには、自分自身も積極的に努力することが欠かせません。全てを相談所に任せてしまうと、自分の意見や判断力が薄れて後悔することもあります。
また自分から行動しないと、婚活がうまくいかない場合に相談所に責任を押し付けてしまうことがあり、自分自身の行動や考え方を振り返って改善することができません。
その結果、婚活に対するモチベーションが低下し、途中で挫折してしまう可能性があります。
結婚相談所をおすすめできる、向いている人の特徴
結婚相談所をおすすめできる・向いている人の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。
恋人ではなく、結婚相手を見つけたい
IBJでは交際期間を原則3ヶ月と定めています。
3ヶ月と聞くと短く感じられるかもしれませんが、IBJで活動しているのは結婚への真剣度が高い会員同士なので、通常の交際でよくある「結婚するつもりがない」という問題が起きません。
また、双方のカウンセラー同士が連携し、おふたりの温度感に大きなズレが出ないようサポートを行うので、立ち止まることなく関係を深めていくことができます。
実際にIBJで2023年に成婚退会した方の平均在籍日数は男性が303日(約10ヶ月)、女性251日(約8ヶ月)と1年以内に収まっています。
真剣に結婚相手を探しており、いいお相手さえ見つかればすぐ結婚したいという方には、結婚相談所は向いているといえるでしょう。
婚活を効率よく進めたい
マッチングアプリでは、マッチングしてからお相手とデートするまでの間に、
- メッセージのやり取りを重ねる
- デートの提案を行う
- デートの内容を決める
- 待ち合わせの場所や時間を調整
といった、さまざまなステップが必要になります。
しかし、結婚相談所ではこうしたプロセスの多くが省略できます。
お相手とマッチングした場合は、メッセージのやり取りなしでお見合いに進みます。
メッセージのやり取りを数日間にわたって繰り返すよりも、1時間お茶をしたほうが相手の人柄が伝わりやすく、相性を判断しやすくなります。
さらに、お見合いはシティホテルのラウンジで1時間程度お茶をすることが決まっており、場所と日程調整は担当のカウンセラーが代理で行うため、デートの提案や調整の手間が省けます。
無駄なプロセスを省き、お相手との相性判断だけに集中したい方には、結婚相談所がおすすめです。
トラブルを避け、安全に婚活を進めたい
結婚相談所がマッチングアプリや婚活パーティーと大きく異なる点のひとつは、遊び目的や恋活目的の利用者が入会できない点です。
たとえば、マッチングアプリや婚活パーティーのプロフィールに書かれている年収や婚姻状況は自己申告のため、ユーザーが嘘を書いている可能性もあります。
しかし、結婚相談所では入会の際に年収証明書・独身証明書の提出が必須となっているため、既婚者が紛れ込むことや、偽りの年収を掲載することはできません。
また、利用規約や交際ルールについても、すべての会員に担当カウンセラーが付くことで守られるように配慮されています。
ルール違反を行った場合は、お相手の担当カウンセラー経由で必ず対処されるため、大きなトラブルに発展しにくい環境が整っています。
マッチングアプリや婚活アプリをはじめとした婚活サービスで、
- トラブルに遭遇した
- 既婚者に騙された経験がある
- 男女交際の経験が少なく、不安が大きい
という方にとっては、結婚相談所は安心して婚活に取り組める環境と言えるかもしれません。
恋愛経験が少なく、婚活をサポートしてほしい人
恋愛経験があまりなく、異性との接し方が苦手な人にも結婚相談所がおすすめです。
結婚相談所では、担当カウンセラーがお見合いやデートでの振る舞い方をはじめ、プロポーズのアドバイスまでしてくれるので安心して活動を進めることができます。
お相手の気持ちをカウンセラーを通じて確認することができたり、活動がうまくいかないときにも後押しをしてもらえるので、一人よりも前向きに婚活に取り組めることがメリットとしてあります。
結婚相談所の特徴を理解してから入会を検討しよう
結婚相談所に向いている人と向いていない人は、はっきりと分かれます。
向いていない人が結婚相談所に入会してしまうと時間とお金が無駄になる可能性が高く、結果的に結婚相手を探すことに消極的になってしまう恐れもあります。
他にもお相手を見つける方法はたくさんあるので、無理に結婚相談所にこだわる必要はありません。
結婚相談所が本当に向いているのかどうかまずは一度確認した上で、入会を検討するようにしましょう。