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現代のお見合い結婚とは?恋愛結婚との違い、メリットをご紹介
現代の「お見合い結婚」とは結婚を目的とた男女が知り合い、交際を経て結婚に至ることです。
一般的にお見合いとは、「結婚の相手を求めて、男女が第三者を仲介として会うこと」と定義されています。
かつてのお見合いは、地縁や両親のセッティングによるお見合いで「家同士のお付き合い」だったため、お見合い結婚は「愛がない結婚」と呼ばれるという側面もありました。
しかし現代のお見合いは、自分の意思でお相手探しや結婚の決断ができるようになりました。
この記事では、お見合い結婚の概要を知りたい方に向けて、恋愛結婚とお見合い結婚の違いや、お見合い結婚に向いている人などについて解説していきます。
目次
- 現代の「お見合い結婚」でお相手を探す方法は4種類
- 恋愛結婚とお見合い結婚の違い
- お見合いから成婚までの流れ
- お見合い結婚のメリット
- まとめ
現代の「お見合い結婚」でお相手を探す方法は4種類
結婚相談所に入会することでお見合い結婚をすることができますが、結婚相談所の種類は大きく4つに分かれます。
【1】仲人型
担当のカウンセラーがついて、出会い、交際、結婚までサポートします。具体的にはお見合いの日程調整をはじめ、交際がうまくいくためのアドバイスやプロポーズのタイミングなど成婚に向けて徹底したサポートが受けられます。
交際のお断りも代わりにしてもらえるので、余計な気を遣わずに活動ができるのもメリットです。
【2】データマッチング型
自分のプロフィールを登録した後、システム上で希望条件を絞ってお相手を検索します。またお相手に求める条件を登録することで、お互いの条件がマッチしたら自動で紹介してくれるサービスもあります。
仲人型との違いは担当カウンセラーによるお相手紹介やお見合いの日程調整・交際サポートなどがなく、基本的にはご自身で主体的に活動していく必要があります。
【3】ハイブリッド型
仲人型とデータマッチング型を組み合わせたサービスです。
自分でシステムから検索してお相手を探しながら、並行して担当カウンセラーの手厚いサポートも受けることができます。
【4】オンライン型
自宅にいながらスマホやPCで婚活するオンライン完結のサービスとなり、店舗に足を運ぶ必要がないため時間に縛られないメリットがあります。
担当のカウンセラーがつくかどうかは結婚相談所によって異なるので、どのようなサービスを受けられるのかは事前に確認しておくと安心です。
結婚相談所とマッチングアプリの違い
結婚相談所で活動するには収入証明書や独身証明書の提出が必須となっており結婚を目的とした男女のみが登録しているため、結婚を前提としてお相手を探すことができます。
一方でマッチングアプリは結婚相談所よりも料金は抑えられますが、利用者全員が結婚相手を探しているわけではなく、場合によっては登録しているプロフィールと年収が異なることや既婚者であるといったケースも珍しくありません。
そのため結婚を目的とするのであれば、お相手のプロフィールの信憑性が高く、カウンセラーによる手厚いサポートや希望条件にマッチしたお相手を紹介してもらえる結婚相談所を活用するのがおすすめです。
恋愛結婚とお見合い結婚の違い
続いて、恋愛結婚とお見合い結婚の違いについて解説していきます。
<恋愛結婚とお見合い結婚の主な違いは3つ>
・出会い方
・交際への進み方
・結婚までの期間
出会い方
恋愛結婚における出会いは、会社の同僚や友人からの紹介、趣味のつながりなど生活圏内で知り合うことが一般的です。
自然な出会いではあるものの日常生活で接点のある相手に限られるため、多くの出会いを求める場合は物足りなさを感じるかもしれません。
その一方でお見合い結婚では、結婚相談所に入会することでたくさんの登録会員と接点が持てるようになるため、普段の生活では出会えない方とも出会う機会が増えます。
交際への進み方
恋愛結婚では、日常生活の中で出会った人と恋愛をして交際へと発展していきます。ただし結婚を意識して交際が始まるとも限らないため、お付き合いだけに留まり結婚には至らないこともあります。
それに対してお見合い結婚における交際は、お見合いした相手と気が合うと感じたらひとまず仮交際から始めます。仮交際では複数人とデートを重ねることができ、その中から最も結婚相手として望ましいと思えた人に絞って真剣交際へと移ります。
結婚までの期間
お見合い結婚は、結婚を前提として出会っているため恋愛結婚より交際から結婚までの期間が短いことが特徴です。
株式会社リクルートのゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)によると、付き合ってから結婚までの期間は平均で3.5年かかっていることがわかります。
一方で、IBJの結婚相談所に入会してから、退会まで成婚者の平均在籍期間は、男性0.83年(303日)、女性0.69年(251日)と、1年未満となっています。
1年未満の交際期間は短いと感じるかもしれませんが、週に1回会うとすると半年間で26回デートができる計算で、お互いを知り合い、十分に納得してから結婚できる余地があります。
決して無理をしたり、好きにならずに結婚したりしているわけではないので、ご安心ください。
(参考)
株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)
株式会社IBJ 成婚白書2023
お見合いから成婚までの流れ
お見合いから成婚までは、下記のような流れで進んでいきます。
結婚相談所の入会から成婚までの流れ
・結婚相談所へ入会
・お相手探し
・お見合い
・仮交際(プレ交際)
・真剣交際
・プロポーズ
・成婚退会(結婚合意)
お見合いから成婚するまでの詳細な流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。
お見合い結婚のメリット
お見合い結婚は、以下のようなメリットがあります。
短期間で結婚できる
お見合い結婚は、一般的な恋愛と違って結婚するつもりがない相手と出会うことがないため、短期間での結婚が期待できます。そのため、「○歳までに結婚したい」「○カ月以内に結婚したい」といった明確な目標を持っている方にとってはおすすめです。
短期間で結婚するコツについては、以下の記事で詳しく解説していますのでご確認ください。
家族から結婚の理解を得やすい
家族にお相手を紹介するにあたって自分だけでなくお相手も結婚の意思があることが前提のため、一般的な恋愛相手よりも家族からの理解を得やすいです。
また家族にお相手のプロフィールを見せて、家族構成や年収など確認してもらうことでさらに安心感が高まります。
恋愛結婚と比べて離婚率が低い
結婚したカップルの3組に1組は離婚すると言われる中、お見合い結婚の離婚率は10組に1組程度と低い傾向にあります。
恋愛結婚とは違って結婚相談所のお見合いは、写真やプロフィールでお相手を選ぶため自分に合ったお相手を見つけやすく、仮交際から真剣交際へと進む中でも結婚を前提としてじっくりお相手の中身を知ることが可能なので、結婚後に離婚するカップルが少ないともいえます。
以下の記事で、より詳しく解説していますのでぜひご確認ください。
まとめ
かつてのお見合いは、地縁や血縁、両親のセッティングによるお見合いで「家同士のお付き合い」だったため、恋愛はできない側面もありました。
しかし、現代のお見合いの多くは、自分の意志でお相手探しや結婚の決断ができるため、恋愛結婚と大きな違いはありません。
出会いの場所や、恋愛と交際の順番の違いはあれど、お互いにフィーリングが合うと思った人を好きになったうえで、結婚できることがほとんどです。
結婚相談所での婚活は、短期間で効率よく結婚したい方や、カウンセラーと相談しながら活動を進めたい方に向いています。
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