結婚相談所を始めたきっかけをお聞かせください。
私はある想いから、心理カウンセラーや臨床心理療法士の資格を取得し様々な方のメンタルケアを行っていました。ある想いというのは、親戚、友人、職場の人など、自らの命を絶ってしまう人が周りに多く、本人ももちろんですが周りの人も辛い想いをしているので、一人でも多くの人を救ってあげたいと考え活動をしていました。残された家族や周りの人たちは「助けてあげられなかった」「苦しみに気づいてあげられなかった」など、自責の念に囚われて一生辛い想いをして過ごしてしまいますので、メンタルケアを通して寄り添うことで少しでも楽にしてあげられていたのかなと思っています。
様々な方のメンタルケアをしていく中で、世の中にはあまりにも多くの人が恋愛や婚活で悩んでいるのがわかりました。結婚をしても3人に1人が離婚しているという現実も知りましたし、また過去の統計をみても既婚者に比べて独身者や離婚した人の自殺率が高いことも知りました。
そこで「誰もが幸せな結婚ができる」ようにコミットをする結婚相談所を運営したら、自ら命を絶ってしまう人を一人でも減らすことができるのではないか、という考えにたどり着きました。