結婚相談所を始めたきっかけをお聞かせください。
3人の子育てをしながらいくつか仕事をしてきましたが、いつかは人を幸せにできるような自分の会社を持ちたいと考えていました。ですが、自分が本当にやりたいことがわからなかったので、まずはそこに向き合うことから始め、45歳をきっかけに1年ほどかけて真剣に考えました。これから先もいくつになっても続けていけること、自分が本当に好きなことで楽しくできること、人のためになり誰かに喜んでもらえること、など考えがまとまり、今までいろんな言い訳をして何もやれなかった自分を変えようと行動し始めました。
そんななか、日本結婚相談所連盟の開業の広告を目にしたのですが『人と人をつなぐのは、人である』という言葉に惹かれ興味を持ち、その場で説明会の申込をして翌日には説明を聞いてその場で即決していました。
自分の好きなものの中に『人』というものがあり、その人をつなぎ縁結びをし幸せな結婚を生み出すというその仕事に、今まで行動ができなかった自責の念を晴らすかのように答えが見つかった気がしました。起業することへの不安ももちろんあったはずですが、この仕事以外に自分がやりたい仕事は無いと思い、多くの幸せなカップルを生み出すことができたらどんなに幸せなことだろう、と嬉しくなったことを覚えています。