結婚相談所を始めたきっかけをお聞かせください
「いつか起業がしたい。何かの事業を自分で起ち上げたい」という夢を思えば、社会人になった20代の頃から心の根底にずっと持っていました。でも、環境の変化が多く、子育てに追われた30代…自分のキャリア人生を考えるという時間はほとんどなくて、家庭と当時の勤務とで毎日がハードに慌ただしく過ぎて行ったように思います。
そんな中、子育てが落ち着いてきたのを感じた2年前、子どもが10歳になるのを一つの節目にして、『起業』を具体的に考えて行動していこうと決めました。 最初から結婚相談所を選んでいたのではなく、私の場合は『起業をする』という目的から始まったので、どのような仕事でやっていくのか興味・関心のある様々なジャンルを調べて情報を集めるところから始めました。 そのうちに、「やっぱり人と関わることが好き」という自分の大きな軸に気づきました。
前職では司会者アナウンサー派遣プロダクションのマネージャー業務をしていましたので、その時のサポート経験やブライダル業界の知識を活かして何か強みを見いだせないか、社会貢献できることはないか…と練っていた時に、ふと思い出したんです。
以前から初対面の方に「小川さんは仲人さんですか?ご縁をコーディネートするようなお仕事をされている雰囲気がありますよね。」と、不思議と何度か言われたことがあるな、と。
「幸せなご縁を結ぶ仲人さん!仲人さんのお仕事、すごく惹かれる!!仲人さんの業界・市場って今、どんな感じなんだろう?」
そう興味を持ったのが、結婚相談所を開業するきっかけ、第一歩でした。