相談所事業を立ち上げた経緯を教えてください。
結婚相談所で婚活をしていた私は45歳で妻と出会い結婚しました。この経験が結婚相談所の開業に繋がっています。いつかは独立して自分で事業をしたい思いはありましたが、結婚当初は相談所を開業するという発想はありませんでした。
一方で、サラリーマンだった私は40代に入ってから将来どのような生き方、働き方をしたいのかを考え始めていました。その間、キャリアコンサルタントの資格を取ったり、MBAを取得する過程で経営学を学びながら仕事に活かしてきました。営業の仕事ではお客様の経営、事業課題の解決に、経営管理の仕事で社内の事業課題解決に邁進。
キャリアを棚卸しして気づいたことは、組織の問題や当事者である経営者と事業担当者へ寄り添い、伴走しながら意思決定の背中を押すこと。そして前向きな一歩を踏み出してもらうことが喜びとやり甲斐であるということでした。
「人」と「人の決断」の支援が使命だなと思った時に、結婚相談所の婚活カウンセラーは、会員様のご結婚までの絶え間ない決断を支援する仕事なのではないか。婚活と、ビジネスで培った経験を活かしたサポートで、自身と同じようなビジネスパーソンの幸せな結婚に貢献できるのではないかというものに繋がり、結婚相談所の運営にチャレンジしようと思いました。