起業をしようと思った理由やきっかけをお聞かせください。
若い頃は、結婚相談所事業とは全く異なる業界である建築関連(ゼネコン&建築設計)の会社で仕事をしていました。10年以上建築関連の会社で勤め、その後、長年培ってきた経験を活かして建築設計・積算の事務所を設立しました。
事務所を設立した後は、老人福祉施設の施設長として、介護の世界に飛び込みました。毎月のように終末を迎える方々を看取り、多くの方々に支えられながら日々を送っていると、「自分の最期はどう迎えるのか?」と考えるようになり、家族と一緒に悩むようになりました。また、介護をされている方や周囲の方に独身の方がおられ、「このまま行くと、将来、”ひとりぼっち”になられるのでは・・・」、「それって、寂しいよな・・・」と考えるようになり、結婚相談所事業に興味を持ちました。
前職である老人福祉施設のお仕事と異なり、結婚相談所のお仕事は、『未来に向かって歩む方々に対してのサポート』です。「終末を迎える方々を看取ってきた自分だからこそ出来る事をしよう!」と決心して、自分自身の最期の役割を、この結婚相談所事業に向けました。