働き方改革というフレーズをよく耳にするようになった現在、起業をすることで楽で自由な生活を手に入れる人が増えてきています。
ただし、ただ起業すれば楽になれるというわけではないため注意が必要です。そこで今回は、できるだけ楽に独立開業するためのポイントや注意点についてまとめました。今後、会社を辞めて自分のビジネスを創業しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
起業・独立開業について
【独立開業者のための支援ブログ】
働き方改革というフレーズをよく耳にするようになった現在、起業をすることで楽で自由な生活を手に入れる人が増えてきています。
ただし、ただ起業すれば楽になれるというわけではないため注意が必要です。そこで今回は、できるだけ楽に独立開業するためのポイントや注意点についてまとめました。今後、会社を辞めて自分のビジネスを創業しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
まずは起業をすることで本当に楽に生活できるのかどうかについて確認しておきましょう。起業についてよく知らない段階で勢いで会社を辞めてしまうと、税金の支払いなどが大変になるデメリットが大きいです。以下の点に注意して、自分が起業に向いているかどうか確認してみてください。
ひとことで「楽に稼ぐ」と言っても、何を楽だと感じるかは人それぞれ異なります。会社員として上司に言われた仕事をただこなし、自分は責任を取らなくても毎月給料が手に入るという生活が楽だと感じる人もいるでしょう。一方で人から指示されるのが苦手で、自分のやりたいようにやったほうが楽という人もいます。
また人の役に立ち、感謝される瞬間が好きだという人もいれば、自分一人で作業して完璧な仕事ができた時に喜びを感じる人もいます。自分では楽にやっているつもりの作業が、他の人から見ると大変な努力をしているように見えるというケースも少なくありません。
何を楽だと感じるかは人それぞれ違うため、まずは自分がどんな条件なら今よりも楽だと感じられるかを考えてみるのがオススメです。
自分が苦痛だと思わないような業務や分野で起業すれば、楽に稼ぐことができるようになります。自分に合った方法で起業することが大切です。もしかすると、起業するよりも会社に残って昇進したほうが楽に収入が上がるかもしれません。あるいは人によっては転職という手段もあるでしょう。
起業という選択肢を選ぶ場合は、自分の得意分野と言えるジャンルで開業するのがオススメです。起業を運営して収益を上げるためには、競合他社よりも付加価値の高い商品やサービスを提供する必要があります。自分の得意分野で起業すれば、あまり苦労することなく高付加価値の商品を作り出すことが可能です。
人から指示を受けることなく、自分の仕事は自分で決めたいという性格の人は起業に向いていると言えます。自分が社長になって会社を経営する場合、すべての決定事項に対する責任を自分が負うことになり、プレッシャーが高まるのも事実です。しかし自分でビジネスを運営することにやりがいを感じるタイプの人なら、プレッシャーに負けずに頑張ることができます。
もし今働いている職場での待遇に不満がある方や、自分の力でお金を稼いでいきたいと考えている方は、ぜひ独立開業を検討してみてください。
次に楽に起業するためのポイントについて解説します。自分の得意分野で起業したとしても、以下の条件を満たしていないと楽に稼ぐことはできません。開業当初から注意しておくべき、楽にビジネスを回していくためのポイントは以下の通りです。
どんな業種を選択する場合にも重要になるのが、時給単価です。アルバイトなどでは、募集要項に時給何円という形で表示が出ているためわかりやすいですが、会社員として仕事をする場合や、起業して自分で稼いでいくときには時給単価が曖昧になることがあります。
できる限り時給単価の高い業種を選べば、楽に起業することができます。現在のあなたの時給単価はいくらでしょうか。もし高い給料をもらっていたとしても、残業時間や時間外労働を含めた実質的な時給単価は思っているより安いかもしれません。不安な方は、実際に計算してみることをオススメします。
もし会社員から独立して起業を志す場合、現在の時給単価よりも高くなるような事業プランを立てていくことが大切です。時給単価の高い業種は、プログラマーやデザイン制作業者など専門スキルを要する職種や、不動産業などもともとの商品単価が高い業種などが挙げられます。
もし商品の単価が低いビジネスだとしても、時給単価を上げる方法があります。それは、自分の得意分野を活かして、他の人や競合他社よりもスピーディーに仕事を終わらせていくことです。得られる収益が同じでも、より短い時間で仕事を終わらせることができれば、その分だけ時給単価はアップします。自分の得意分野がある人は、この方法で手早く仕事をすると楽にたくさん稼ぐことが可能です。
ここまでに挙げた2つのポイントは売上を上げることで楽に利益を上げる方法でしたが、利益を上げるには、コストを下げる方法もあります。
特に、事業を立ち上げてから安定させるまでが起業家にとって最もつらい時期ですから、初期投資が少ないビジネスを選ぶことは、楽に起業するポイントといえるでしょう。
事務所や店舗、機械設備を用意しなければならないビジネスは初期投資が大きくなりがちです。こうしたものが不要なビジネス、具体的には、上にも挙げたプログラマーやデザイン制作業者、コンサルタントやオンライン講師業といったビジネスが考えられます。
在宅でも起業できる仕事については、在宅起業から始める独立開業!在宅起業におすすめの仕事を紹介で詳しく説明しています。
ただし楽に起業する方法として、時給単価を上げるだけでは限界があります。使える時間は1日に24時間しかなく、それ以上増えることはないからです。そこで重要なポイントが、不労所得が得られるビジネスモデルに移行していくという考え方になります。
たとえば自分自身が行っていた作業を別の人に発注して、自分は仲介手数料を取るという仕組みや、Web広告を使って営業をしなくても自動的に集客ができる仕組みを作ったりすることが大切です。この方法により、自分の時給単価の上限を超えて楽に稼げる状態になっていきます。
「手間なく」という意味でも、「楽しく」という意味でも、楽に起業したいのであれば、面倒なことは専門家に任せてしまいましょう。何を「面倒」「つらい」と感じるかは人それぞれですが、起業のための手続が面倒だと感じるのであれば、司法書士・税理士・社労士といったそれぞれの分野の専門家に手続を任せてしまえば、自分がやりたいこと、得意なことに専念することができます。
商品やサービスを売ることは得意だけど、それらを開発するのが苦手な人であれば、ドロップシッピングやアフィリエイトで起業すれば、世界中から売りたい商品・サービスを探してきて販売することができます。逆に開発力はあるけれど、販売力・営業力がないという人は、ドロップシッピングやアフィリエイトを利用すればよいわけです。
経費精算や記帳、請求書の発行といった事務作業もクラウドソーシングを使えば、そういった作業が得意な人に依頼することができます。
多少費用がかかるかもしれませんが、不得手なことをやってミスをしたり、時間をかけすぎてしまうよりは、専門家に任せてしまったほうが、本業の時給単価を上げることができます。少しでも面倒と感じることがあったら、それを外部委託できないか考えてみるとよいでしょう。
最後に楽に起業したい人が注意しておくべきポイントについてまとめました。これから起業をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
すでにご紹介した通り、起業して楽に稼ぐためにはコツやノウハウが必要です。とにかく起業さえすれば楽に稼ぐことができるというわけではないため、ご注意ください。なお起業した初年度は、前年度の会社員時代の給料に応じて住民税や保険料などがかかってきます。高額な給与所得を受け取っていた方ほど、開業1年目の各種税金の支払いに注意しましょう。
また個人事業主として独立する場合は無料で開業できますが、法人設立をする場合には会社設立のための資金が必要です。事業計画を立てる前段階として、会社設立にかかる費用を貯蓄しておくことが大切になります。経営者になる前の段階で、ある程度資金を作っておくようにしましょう。
無条件に誰でも楽に稼げるビジネスはありません。参入が楽なビジネスは、他の人にとっても参入が楽なはずなので、すぐに競争が激しくなりますし、手間なく稼げるビジネスは、手間をなくすための仕組みを考えるのが難しかったり、手間の部分を外部委託するためにコストがかかったりします。楽に稼げるビジネスには、必ずメリットとデメリットがあるのです。
繰り返しになりますが、楽に起業するためのポイントは、できるだけ好きなことだけをし続けられるような仕組みを作ることです。そのために、何に集中し、何を省くのかを考えることが、非常に重要になってきます。
楽して起業したいという気持ちはだれもが抱くものです。その気持ちに付け込もうとする悪徳業者も少なくないため、十分に注意してください。
悪徳業者の手口は以下のようなものです。LINEやメールに「モニター全員が初月に○万円以上を稼ぎました!1日5分の作業で毎日○円の報酬が受け取れる楽々起業術!」というような広告が届き、URLをクリックするとLINEの友だち登録やメールマガジンの登録を促されます。登録すると「成功者」の体験談などが送られてきて、起業したい人の意欲をかき立てます。そして最後にはノウハウと称されるものを数万円から数百万円で売りつけられるのです。
消費者庁でも注意を促していますので、十分に注意してください(20歳代の若者の「情報商材」をめぐるトラブルの状況、最初に1万円程度の情報商材を消費者に購入させ、その後に執ような電話勧誘により著しく高額な情報商材を購入させる事業者4社に関する注意喚起)。
もし楽に稼げるビジネスの話を見つけたら、リスクの有無やそのビジネスで得られる具体的な収益額、どうして楽に儲かることができるのかといった裏の仕組みをきちんとチェックするようにしましょう。
今回は、できる限り楽に起業するための考え方や注意ポイントについてお伝えしました。近年は若い世代でも「仕事は生活のための手段」という考え方が定着しつつあり、「楽に稼げること」が仕事選びのキーワードにもなっています。
ただし楽に稼げるという甘い言葉には注意も必要です。今回の記事でご紹介した情報を参考に、ぜひ自分にあった方法で働いていくための第一歩を踏み出していただければ幸いです。
「人と関わるのが楽しい」「人のお世話をするのが好き」という方であれば、結婚相談所での起業もおすすめです。自宅でも起業できるため、起業のために準備しなければならないことが少なく、ノウハウも提供してもらえるので、比較的楽に起業できます。
日本結婚相談所連盟では、「結婚相談所」の開業説明会を実施しております。今のお仕事や今後の働き方に関するお悩み・ご要望などをヒアリングさせていただきながら、「どうしたら理想の働き方を実現できるか?」「結婚相談所の開業はベストな選択となるのか?」といった視点で、お一人おひとりに合わせたアドバイスとご説明を行います。ぜひお気軽にお申込みください。
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