結婚相談所の開業は難しい?知っておきたい基礎知識
結婚相談所を開業することに対して、「難しそう」「ノウハウや経験、資格が必要なのではないか」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、まずお伝えしておくと、結婚相談所の開業にあたって特別なノウハウや経験、資格は不要です。未経験でも無資格でもできるという点で、他の業種に比べると誰でも開業しやすいビジネスと言えます。
結婚相談所は、「開業しやすい」ほかにもメリットがあります。デメリットとあわせてご紹介しましょう。
結婚相談所を開業するメリット、デメリットとは?
まずは主なメリットとして、次の2つが挙げられます。
・低コストで開業できる
結婚相談所は、会員とのやり取りや交際サポート、事務処理などは基本的にスマホやPCを使って自宅で完結できます。また、カウンセリングやお見合いなどは、ホテルのラウンジやレンタルスペースなどを活用できるので、開業にあたり事務所や店舗を構える必要がありません。そのため、例えば飲食店や学習塾のような物件費用がかかる業種よりも、初期投資を抑えることができます。
また結婚相談所の開業は、複数の相談所が集まった連盟組織に加盟するのが一般的ですが、フランチャイズや代理店として開業する場合は保証金(ロイヤリティ)がかかります。独立オーナー制の組織を選べば「ロイヤリティ0円」で開業できます。
・場所や時間に縛られず自由な働き方ができる
働く場所や時間の自由度が高く、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのも魅力です。例えば、副業で結婚相談所を開業する場合は「土日だけ働く」、子どもが学校に行っている「平日の4時間だけ働く」「家事の合間など隙間時間に仕事をする」といったことも可能です。
ちなみに、IBJの加盟店の約7割は「副業・兼業オーナー」です。会社員や主婦、個人事業主といった本業を持ちながら、空き時間や休日を使って結婚相談所を運営しています。また「仲人」といえば、ひと昔前まで落ち着いた年齢の女性というイメージが主流でした。しかし、こうした自由な働き方ができるのもあり、最近は「30代の子育て中の主婦」「20~30代の男性」「70歳以上の男女」など、結婚相談所の開業にチャレンジする方のバックグラウンドや年齢層、性別は幅広くなっています。
一方で、主なデメリットとして次の点が挙げられます。
・集客の難しさ
なんといっても、集客が難しいことが挙げられます。
結婚相談所のビジネスは結婚したい会員を集め、出会いや成婚までをサポートしながら、会員の入会金や月会費、お見合い料、成婚料などを主な収入源とします。つまり、会員を集客できないとビジネスが成り立ちません。また多くの会員を集客できても、無事に成婚が成立するたびに会員数は減ってしまいます。そのため、継続的な集客が重要な鍵となります。
集客方法としては、SNSやブログといったWebツールをはじめ、ダイレクトメールやポスティング、会員からの口コミによる紹介などがさまざまな方法がありますから、ご自身が無理なくできる方法、自分の結婚相談所に適した方法を選択することが大切です。
ちなみにIBJの加盟店オーナーの方々も、開業時はほとんどの方が集客を心配されます。最初のうちはうまくできず戸惑ったり、不安に思ったりするのは当然のこと。IBJでは開業の際、加盟店のサポートをするアドバイザーがつきます。オーナーそれぞれ集客方法は異なるもの。一人ひとりに合った集客方法のアドバイスを行なっています。
開業前に知っておきたい基礎知識
結婚相談所を開業するにあたり、仕事内容や料金の相場、収益などは気になるところだと思います。それぞれ解説していきます。
・仕事内容
結婚相談所の主な使命は、「結婚を希望する男性、女性との出会いの場を提供し、成婚に向けたサポートをする」ことです。具体的には、会員一人ひとりの理想の相手や結婚観などをヒアリングしてプロフィールを作成。連盟組織内の結婚相談所に登録する会員の中から、希望に合いそうな相手をマッチングします。その後、お見合いのセッティングをしたり、会員からの相談を受けたりして愛が育まれていくのを縁の下で支え、会員同士が見事成婚したところで結婚相談所オーナーの仕事は完了します。
開業に資格などは不要ですが、会員とオーナーの信頼関係が大切な仕事です。例えば「話をするのも聞くのも好き」「昔から恋のキューピッド役になることが多かった」「恋愛経験が豊富」といった得意なことや人生経験なども、この仕事では強みのひとつとなります。
・料金相場
結婚相談所の収入源となる料金は、主に5種類あります。一般的に、金額はオーナーが提供サービスに合わせて柔軟に設定できます。目安として、IBJが加盟店に推奨する標準価格をご紹介しましょう。
① 入会金(入会の事務手続きに伴う料金) :30,000円
② 活動サポート費(入会後のサポートに伴う料金):70,000円
③ 月会費(毎月の活動に伴う料金) :10,000円
④ お見合い料(1回あたりの料金) :無料 or 5,000円
⑤ 成婚料(成婚に至った際の成功報酬) :200,000円
最近では、お見合い料は月会費に含めて無料にし、会員にできるだけ多く出会いの機会を提供したいと考える相談所が多い傾向です。
またこのほかにも、婚活パーティの開催、婚約・結婚指輪の販売店や結婚式場の紹介といった婚活周りのサービスを展開して、「パーティ参加料」や「紹介料」などの収入を得ることもできます。
・収益モデル
では、実際にビジネスを始めたらどれくらいの収益を得られるのでしょうか。IBJの加盟店を例に、副業で開業した場合と、専業で開業した場合の収益モデルを見てみましょう。
■副業として開業
会員20名の小規模な結婚相談所。毎月、新規会員1名、お見合い20回、成婚者は0.5名(2ヶ月に1名)を想定した収益モデル。
【初期費用(入会金・活動サポート費など)】10万円×1名=10万円
【月会費】1万円×20名=20万円
【お見合い料】5千円×20回=10万円
【成婚料】20万円×0.5名=10万円
月間売上 50 万円、年間売上 600 万円
■個人事業主として開業
会員100名の中規模な結婚相談所。毎月、新規会員5名、お見合い100回、成婚者2名を想定した収益モデル。
【初期費用(入会金・活動サポート費など)】10万円×5名=50万円
【月会費】1万円×100名=100万円
【お見合い料】5千円×100回=50万円
【成婚料】20万円×2名=40万円
月間売上 240 万円、年間売上 2,880 万円
IBJは、4,200社以上と国内トップクラスの加盟店数を抱え、会員は87,000人以上、毎月のお見合い件数は63,000件を超えます。上記の収益モデルはその実績を前提としているため、他の連盟組織に加入する場合は、新規会員数、お見合い件数、成婚数など収益に関わる部分の違いにより、想定される収益モデルも異なる可能性があります。
開業方法や連盟組織の選び方
結婚相談所の開業方法には、いくつか選択肢があります。起業形態、働き方、働く場所、連盟の選び方の順に見ていきましょう。
・個人or法人? 起業形態を選ぶ
結婚相談所を開業するには、「法人で開業」もしくは「個人事業主として開業」の2つの選択肢があります。
前者は、法人格を取得して株式会社などの会社、またはNPO法人などの団体を立ち上げることです。法人設立には会社の種類などにもよりますが、手続きなどで10〜25万円の費用がかかります。
後者の場合は、開業届を税務署に提出すれば事業をスタートできます。費用は特に必要なく、法人に比べると比較的簡単に手続きできます。
・本業or副業? 働き方を選ぶ
結婚相談所は本業としても、本業の傍らで副業としても開業することが可能です。低コストとはいえ初期投資は必要ですし、開業から経営が軌道にのるまでは収入も不安定になります。収入面やご自身の希望の勤務スタイル、事業規模などを考えた上で、判断するのがよいでしょう。IBJでは、開業時に何らかの仕事をされている方は、「まずは、副業から婚活ビジネスを始めよう」という方が多く、全体の7割ほどのオーナーは副業から始めています。
・自宅or事務所・店舗? 働く場所を選ぶ
お伝えしたように、結婚相談所は基本的にスマホやPCが使える場所であれば、どこでも仕事ができます。そのため、開業当初は自宅を勤務場所にする方が多いです。ただし事業が拡大して従業員を雇うことになった場合、自宅だと手狭になり事務所を構えるオーナーもいます。開業する際は、将来的にそうした可能性もあることは知っておいた方がよいでしょう。
・加盟する連盟組織の選び方
連盟組織に入らずに、結婚相談所を開業する道もあります。しかし、「開業直後で会員数が少ない場合でも、組織に登録された会員データベースからお見合い相手を探せる」、「運営のサポートを受けられる」といった面で、開業するなら連盟組織に加盟するのがおすすめです。
その際に重視したいのは、
・会員数、お見合い数、新規入会数、成婚数などの数字とその算出方法
・加盟金やシステム利用料などの費用
・システムの使いやすさ
・運営の安定性(上場の有無、財務状況など)
・具体的なサポートや研修の内容 などです。
特にサポート面は、開業を検討中の多くの方が抱える不安です。開業して間もなくはノウハウもなく、壁にぶつかることもあると思いますので、集客や経営についての研修が受けられる、相談窓口があるといったことは大きなポイントと言えるでしょう。IBJでは、9割以上の方が未経験で結婚相談所を開業していますが、充実したサポート制度や加盟店オーナー同士のコミュニティがあるなど横のつながりも強く、困ったことはすぐに解決できる環境が整っています。
組織が行なっている相談会に参加したり、実際に加盟している人の話を聞いたりして、加盟する組織の比較検討は慎重に行うようにしましょう。
結婚相談所の開業資金はいくら?活用できる助成金・補助金
結婚相談所は低コストで開業できるとお伝えしましたが、具体的にいくらで開業できるのでしょうか。
加盟する組織によって異なりますが、一例としてIBJで開業する際の加盟金は「個人:160万円(法人:320万円)」です。なおこの加盟金には、開業前後のサポート、開業後に集客や経営に関するノウハウや知識、法令などを学ぶ研修の費用も含まれています。また、IBJはフランチャイズや代理店ではなく「独立オーナー制」のため保証金(ロイヤリティー)も不要です。他の業種と比較すると、コストの低さがよりわかると思います。加盟金は、分割払いも可能です。
開業後の運営や経営に関するランニングコストも気になるところですが、IBJの場合、毎月必ず発生するコストはシステムの仕様にかかるネットワーク月会費(月間18,800円〜)のみです。あとは必要に応じて、携帯電話やプロバイダ使用料金などの通信費、集客のための広告宣伝費などを含め、月に7万円程度を想定しておけばよいでしょう。紹介による集客で十分そうな場合や、既にある携帯電話やPCを使える場合は、コストをさらに低く抑えられます。
開業してしばらくは事業が不安定であることを考え、念のため半年分のランニングコストを確保し、トータルで「160万円+42万円=202万円程度」を用意できれば安心です。
結婚相談所の開業に活用できる助成金・補助金
開業資金の調達方法は、これまで働いて貯めてきた貯蓄を使ったり、家族からの援助を受けたり、金融機関から融資を受けたりと人によってさまざまです。その中のひとつに、国や地方自治体などによる助成金や補助金の活用があります。
例えば、全国商工会連合会が実施している「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者の販路開拓や業務効率化などに関する経費の一部を補助するものです。また鳥取県の「婚活イベント開催事業補助金」や宮城県の「石巻市結婚等支援事業補助金」など、婚活に関連したイベントや事業の補助金制度が用意されている地域も数多くあります。
補助金や助成金には、適用要件や募集期間、必要書類などが決められています。申請する際は、自身が受給対象者に該当するかどうか、情報をしっかりチェックしておくことが大切です。
結婚相談所開業までの流れと失敗を防ぐコツ
次に、結婚相談所を開業するまでの流れや失敗しないためのコツをご紹介します。
結婚相談所を開業するまでに何をする?
ここまでお伝えしてきたように、結婚相談所を開業する手順としては以下の流れがあります。
1. 起業形態を選ぶ(個人or法人)
2. 働き方を選ぶ(本業or副業)
3. 働く場所を選ぶ(自宅or事務所や店舗)
4. 加盟する組織を選ぶ
5. 開業資金の調達方法を検討する
次に行うこととして、必要に応じて事務所や事務機器(パソコン、プリンター、電話など)の準備、そして「事業計画書の作成」があります。
事業計画書とは、事業の内容や経営理念、事業戦略、今後の売上や収益の見込みなど、事業の進め方をまとめたものです。例えば、金融機関から融資を受ける場合や、将来的に他の企業と協業するシーンなどでも必要となる書類です。開業する際は、必ず作成しておきましょう。
<事業計画書に記載する主な内容>
・事業の概要
・商品やサービスの内容
・経営理念
・ビジョンや目標
・人員計画
・販売、マーケティング戦略
・競合比較、市場規模
・財務計画 など
なお、事業計画書に決まったフォーマットはありません。正しい内容や数字を掲載するのはもちろん、誰が見てもわかりやすいものを作成することが大切です。
次に、起業形態に応じて必要な届け出を行います。
個人事業主として開業する場合を例に、ご紹介しましょう。
・開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)の提出
個人事業主として事業を始める場合、「開業届」を開業日から1カ月以内に納税地を所轄する税務署へ提出します。
・所得税の青色申告承認申請書
青色申告で確定申告を行う場合、開業日から2カ月以内に納税地を所轄する税務署へ提出します。開業届と一緒に提出すれば、漏れを防げるでしょう。
・給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
個人事業主が従業員を雇用する際に必要な書類です。給与支払事務所の解説から1カ月以内に、事務所等の所在地の所轄税務署へ提出します。
必要な書類は年度によって異なる場合もあります。作成する際は、必ず税務署のホームページなどで最新の情報を確認してください。
失敗を防ぐコツ
いくら低コストで開業できて、市場ニーズも高まっているとはいえ、新しいビジネスを始める際は「失敗したくない……」と不安になるものですよね。そこで、たくさんの結婚相談所オーナーを生み出してきたIBJだからこそお伝えできる、「結婚相談所開業を失敗しない4つのコツ」をご紹介します。
1. 低コスト・低リスクの自宅副業から始める
開業からしばらくの間は、会員数も少なく収入が不安定になりがちです。まずは最低限のコストで始められる「自宅副業」で開業し、徐々に規模を大きくしていく方法がおすすめです。IBJでは、自宅で小さなお子さんを育てながら、少人数の相談所を経営されているママさんオーナーさんもたくさんいらっしゃいます。
2. 集客はネットだけでなく「人の力」も活用
今の時代、SNSやブログなどインターネットによる集客は当たり前ですが、実は侮れないのが「口コミ」や「伝手」といった人の力。婚活では信頼関係がとても重要で「あの人が良いと言っていたから」「あの人が運営する相談所だから」ということも、選ばれる大きな理由となります。また、DMやチラシといったアナログな手段も、年齢層によっては効果があります。集客に行き詰まったら、ぜひさまざまな方向性から取り組んでみてください。
3. 経理・経営の知識をしっかり身につける
特別な資格や経験は不要でも、経理や経営の知識がないとビジネスはうまく進めることはできません。もちろん税理士など専門家の手を借りることも必要ですが、自分の事業は自分が責任を持って把握、管理していく意識、それに必要な知識を身につけることが大切です。セミナーや研修会など、学ぶ機会には積極的に参加しましょう。
4. 経験豊富、サポートが充実した組織に加盟する
繰り返しになりますが、「どの連盟組織に加盟するか」は結婚相談所を開業するにあたり重要なポイントとなります。比較検討の際は、「あまり違いがないなら、加盟金が安いところがいいかな」「加盟店が少ない組織の方が、ライバルが少ないだろう」などと思ってしまいがちですが、それは大きな間違いです。
例えば、IBJの加盟金は他の組織と比べると決して安くはないですが、その分、未経験の方でも問題なく事業を進められるよう手厚いサポートや使いやすいシステムを用意していますし、稼働会員が多いためお見合いの組みやすさが大きく異なります。また金額が高めな分、「絶対に成功したい」と覚悟を持った本気度の高い起業家のみなさんが集まってきているのも大きな特徴です。
さらに、婚活業界はこれからぐんぐん伸びようとしている成長過程にあります。そのため、加盟店はライバルではなく仲間といった方が正しいでしょう。多ければ多いほど、会員の出会いの幅は広がり、お付き合いや成婚につながる可能性も高まります。約4,200社(※1)という日本最大級の加盟店数を誇るIBJが、会員数、お見合い件数、成婚数(※2)のいずれも業界No.1(※3)であることも、その証と言えるかもしれません。また業界唯一の東証プライム上場企業であること、“婚活といえばIBJ”といった「ブランド力」もお客様の信頼や、加盟店の集客につながっています。
(※1)2024年3月現在
(※2)成婚数:IBJ内のみの成婚者数(IBJ以外の連盟、友達の紹介などは含まない)
(※3) No.1:日本マーケティングリサーチ機構調べ(成婚数/お見合い件数:2023年実績、会員数:2023年12月末時点、2024年1月期_指定領域における市場調査)
加盟する組織を選ぶ際は、ぜひ参考にしてみてください。
結婚相談所の先輩オーナーたちの事例を紹介
ここまで結婚相談所開業にあたって必要なことや流れ、失敗しないコツなどをお伝えしてきましたが、ご自身が開業するイメージは浮かんできましたか?
そのイメージの解像度をさらに高めるために、IBJで現在活躍中の先輩オーナーたちをご紹介いたします。
脱サラで結婚相談所を開業。婚活経験を活かした丁寧なサポートが好評
相談所名:結婚相談所グラッツェプレーゴ
代表:加藤 具総さん
加藤さんは、25年間のサラリーマン時代を経て結婚相談所を開業。婚活で奥様と出会いご結婚した経験が、開業につながりました。長年仕事で経営者などに寄り添い、企業の課題解決や意思決定を支えてきた加藤さん。キャリアの棚卸しにより「人」と「人の決断」の支援こそ自身の使命だと感じ、自分の経験を活かして会員に寄り添うことで幸せな結婚に貢献できるのではないかと、開業に挑戦されました。
複数の連盟を比較し、婚活時代に他サービスよりも多くお見合いできたこと、システムの使いやすさ、上場企業の信頼性、「成婚主義」への共感から、IBJ加盟に至りました。
ご自身の経験をもとにした丁寧なサポートは好評で、成婚が決まった会員さんとの祝杯は格別だそうです。結婚相談所は、人生がポジティブに変わる瞬間に立ち会えるやりがいのある仕事だと語る加藤さん。開業では「事業の目的やありたい姿を描くことが大切。そのために、ぜひこれまでの人生やキャリアの棚卸しをしてみてください」とメッセージをいただきました。
▼加藤さんのインタビュー記事はこちら
https://www.ibjapan.com/keiei_interview/interview107/
「人に喜ばれる仕事がしたい」と50歳目前のシニア起業を決意!
相談所名:良縁コンシェルジュ町田
代表:佐野 浩一さん
佐野さんは、長年、人事・採用・労務の仕事をしてきた自然食品の販売会社が東日本大震災後に倒産。50歳を目前にシニア起業し、「人の役に立ち喜ばれる仕事がしたい」「少子高齢化や晩婚化が進む中で、少しでも社会に貢献したい」と考えていた佐野さんは、結婚相談所を知って「天職を見つけた!」と思ったそうです。他社と比較し、最も信頼がおけると感じたIBJに加盟。タイミングよく奥様が経営される書道教室と兼用で事務所を借りることができ、相談所の運営をスタートしました。
集客では、Web施策のほか、自ら歩いてDMをポスティング。問い合わせが来た時は大変うれしく、「コツコツやれば報われる」と励みになったそうです。「押し付けない丁寧なサポート」がモットーの佐野さん。出張相談や営業時間外のカウンセリングなどにも柔軟に対応し、「相談したいときに相談に乗ってくれる結婚相談所」として信頼を集めています。「大切なのは、焦らず継続していくこと。初めは孤独や不安があるかもしれませんが、IBJは横のあたたかいつながりや心強いサポートもあるのでどうぞ安心してください!」とメッセージをいただきました。
▼佐野さんのインタビュー記事はこちら
https://www.ibjapan.com/keiei_interview/interview31/
「週2日は子どもと遊ぶ日」子育てと結婚相談所を両立したママ起業家
相談所名:nikoブライダル
代表:森 あゆみさん
ホテル業界出身の森さんは、結婚・出産・育休を経て子育てと現場の仕事の両立は難しいと感じ、独立を検討。当時2歳のお子さんとの時間を最優先できる、かつ、特技や資格がなくてもできる仕事を探していたところ結婚相談所を知り「これだ!」と説明会に参加されました。IBJはシステムやサポートの充実ぶりに魅力を感じ、中でも他の加盟店とつながりが持てる「アンバサダークラブ」は、未経験者にとって心強いと感じたそうです。
開業してよかったのは「子どもとの時間が増えたこと」と「努力をした分、成果や報酬につながること」だと話す森さん。会員数を1年目20名、2年目には30名と着実に増やし、全加盟店で特に顕著な実績を残した相談所に贈られる『IBJ Award』を開業から2年連続で受賞されました。
「週2日は子どもと遊ぶ日」と決めて休みを取り、ときには副業で前職を手伝うこともあるとか。現在は、会員の定員数を30名と決めて仕事量を調整。開業当初は頑張りすぎて体調を崩したことがあり、子育てと両立して楽しく働くには、無理のないスケジュール管理が大切だと言います。
「結婚相談所は子どもの成長に合わせ自分のペースでできる仕事。今はアンバサダークラブで講師もしているので、同じママオーナーさんにはぜひ参加してコツをつかんでいただきたいです!」と話してくださいました。森さんは、将来的に会員数50名規模の相談所を目指し、日々努力を重ねていらっしゃいます。
▼森さんのインタビュー記事はこちら
https://www.ibjapan.com/keiei_interview/interview112/
飲食店経営から結婚相談所を法人として設立!
相談所名:マリッジ カフェ gem’s
代表:山口 健太郎さん
板前を経て26歳で独立、長崎県内に5店舗の飲食店を経営していた山口さん。40歳に差し掛かり人生を考えるようになり、飲食業よりも安定収入が望める仕事を探していたところ、結婚相談所を知って目からウロコ状態だったそうです。ビジネスだけでなく社会貢献にもつながる仕事に魅力を感じ、多くの成婚者を出して人口が激減する地元・長崎に貢献できればと日々活動に取り組んでいます。
集客には大変苦労されやる気や自信をなくしたこともありましたが、諦めず続けてきたブログが検索上位に表示されるようになるとお問合せが徐々に増え、事業も軌道に。2019年にはIBJの「入会」「成婚」のダブルで新人部門優秀賞を受賞しました。現在の集客は8割HP、誘導のために各種SNSも自社で運用され宣伝広告費をほぼかけていません。実際に会う人の多くに「初めて会った気がしない」と言われる山口さんの人柄や雰囲気も、人気の秘密となっています。実は、開業前までパソコンは一切できない超アナログ人間だった山口さん。「こんな私でもSNSは運用できますから、自信が無い方でも絶対に大丈夫です!」と心強いメッセージをいただきました。
▼山口さんのインタビュー記事はこちら
https://www.ibjapan.com/keiei_interview/interview61/
結婚相談所で出会った2人が夫婦起業!ずっと愛される相談所を目指して
相談所名:大阪結婚相談所peridot(ペリドット)
代表:村上利治さん、村上真由香さん
もともと結婚相談所で出会いご結婚された村上さんご夫婦は、「サラリーマンより自営業がしたい」という利治さんの希望をきっかけに、起業を決意。初期投資が少なく資格や経験も不要、リスクが低い上に夫婦の婚活経験が活かせるという理由から、結婚相談所の開業に興味を持ちました。最終的に「もっと気軽に相談できる環境なら、さらにスムーズな婚活ができたはず」という経験に基づく想いを叶えたいと真由香さんが利治さんに提案、開業が実現しました。IBJの決め手は「サポートの手厚さ」と「集客のしやすさ」。特に、何からどうやればいいのかといったノウハウを教えてもらえることは非常にありがたかったと言います。目指すのは成婚退会された方にも20年、30年と愛される結婚相談所。成婚された方からの結婚式やお子さん誕生のご連絡は、とても幸せな気持ちになるそうです。ゆくゆくはお子さんの代までお任せいただけたら嬉しい、と村上さんご夫妻は考えています。これから開業を考えるみなさんにメッセージをお願いしたところ「必要なのは「まず行動」と「決断力」、決断したら無理のない目標とビジョンでコツコツ地道に続けていくことが成功の秘訣です。加盟後は一緒に頑張る仲間もできるので、不安になり過ぎないでください」と話してくださいました。
▼村上さんご夫婦のインタビュー記事はこちら
https://www.ibjapan.com/keiei_interview/interview91/
結婚相談所の開業を副業からスタート!4年で本業の年収超えを達成
相談所名:縁ブリッジ
代表:永野 嘉之さん
永野さんは、副業で結婚相談所を開業した一人です。離婚と再婚の経験から「お互いの価値観のすり合わせの大切さ」を実感し、周囲のなかなかご縁に恵まれない友人、知人たちにもぜひ結婚の幸せを味わってほしいという想いで、結婚相談所運営に興味を持ちました。そして今後の人生では自分のやりたいこと、経験を最大限に活かせる仕事がしたいと考え、たどり着いたのが結婚相談所だったと言います。
結婚相談所は「時間のコントロールが可能で、時間を費やせば成果につながる仕事」だと話す永野さん。平日昼間は本業の会社員、平日夜と土日は結婚相談所の運営、会員数の上限は30名など自分で決めて働くことで、会社員が多い会員のサポート対応がしやすく、家族との時間も大事にできるようになったそうです。
永野さんの「自分が独身だったら入会したい相談所」をコンセプトにした会員の心に寄り添うサポートにより、たくさんの成婚カップルが誕生。開業4年目には、ついに結婚相談所の収入が本業の1.5倍に。「さまざまな自分の経験を最大限に活かし強みにできる結婚相談所という仕事で、一緒に明るい未来を作り出していきましょう」とメッセージをいただきました。
▼永野さんのインタビュー記事はこちら
https://www.ibjapan.com/keiei_interview/interview109/
【まとめ】
結婚相談所の開業について、理解は深まったでしょうか?
「自分の場合、どのようなスタイルの結婚相談所が合っているのだろう?」
「具体的に、このような働き方はできるのだろうか?」
次のフェーズとして、そうした疑問が生まれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回ご紹介したIBJでは、結婚相談所の独立開業・起業を検討している方のために無料説明会、無料セミナーを開催しています。
無料説明会は、IBJの開業担当スタッフが1対1形式でくわしく丁寧にご説明いたします。毎日開催しており、会場から離れた地域であればオンラインでも参加可能です。
無料セミナーは、先輩オーナーや特別講師によるセミナー形式の説明会で、東京、大阪、名古屋、福岡など各地で開催しています。
少しでも興味をお持ちいただいたら、お好きなタイプの説明会へぜひ一度ご参加ください。みなさまが素晴らしい1歩を踏み出すお手伝いができたら、とてもうれしく思います。