ご自身で起業をしようと思ったきっかけをお聞かせください。
もともと起業したいという願望を持っていました。お世話好きな性格もあり、前職時代にカメラが趣味のお客様同士を私が紹介して引き合わせ、カップルが誕生することが度々ありました。
交際中の相談に乗り、結婚までゴールインしたカップルも何十組とおり、「竹原さんのおかげで結ばれた」と婚姻届の証人を頼まれることもありました。そのたびに感じた幸せは何にも代えがたいものでした。そんな折、IBJの存在を知り、自分が趣味で行っていたご縁つなぎがビジネスとして成り立つことに驚きました。
型番商品はどこでも手に入る時代ですが、人と人のご縁を結ぶサービスは形がない無形商材だからこそ、自由な発想で自分らしさを活かし、世界で一つのオンリーワンの価値を生み出せる点に魅力を感じました。
また、長年小売業界に携わっていたからこそ、店舗を構えたり、在庫を抱えたり、人を抱えたりする大変さを痛いほど身に染みていたので、このビジネスモデルの在庫リスクや固定費の不要さに大きな魅力を感じました。「求められていること」「できること」「やりたいこと」を突き詰めた結果、結婚相談所のオーナーになる道を選びました。