いつかは起業したいと考えている人にとって、成功する人の考え方のパターンを知ることは非常に大切です。とくに公務員など、兼業が禁止されている職業から独立開業する場合には、これまでの考え方にとらわれない発想やアイデア、行動力が必要となります。
そこで今回は、起業に成功する人の考え方や失敗する人の考え方をまとめました。これから起業を目指している人はぜひ参考にしてください。
起業・独立開業について
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いつかは起業したいと考えている人にとって、成功する人の考え方のパターンを知ることは非常に大切です。とくに公務員など、兼業が禁止されている職業から独立開業する場合には、これまでの考え方にとらわれない発想やアイデア、行動力が必要となります。
そこで今回は、起業に成功する人の考え方や失敗する人の考え方をまとめました。これから起業を目指している人はぜひ参考にしてください。
目次
まずは、起業の夢をかなえるために必要な考え方について確認していきましょう。成功するために気をつけるべき考え方にはさまざまなものがありますが、大きく分けて以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
起業を成功させるためにもっとも大切なポイントは、すでに成功している人の考え方を知り、取り入れるということです。起業に限らず、設定した目標を実現できている人には共通の考え方があります。ビジネスモデルや事業計画そのものをマネするという意味ではなく、成功する人がアイデアを実現させるまでの思考プロセスを参考に、自分の考え方をブラッシュアップしていくことが大切です。
身近な人で自分の会社を創業している人が居る場合には、どんな考え方をしているかを直接聞いてみるのも役立ちます。名経営者と言われる人の自伝やノウハウ本、ブログなどを読むことも有効です。
未経験の業種で起業する場合の考え方としては、起業に必要な最低限の経験を積むということが挙げられます。兼業が可能な場合は、まずは副業として自分が取り組みたい業種のビジネスにチャレンジしてみることがおすすめです。兼業が禁止されている場合には、その業種で働いている人や独立している人の話を直接聞いたり、業界のリサーチを行うようにしましょう。
憧れの業種であったとしても、実際に働いて見たら自分の考えていた理想のイメージと違ったという危険性もすくなくありません。理想と現実のギャップを最小限に抑えるために、自分の会社を設立する前に希望する業種で経験を積むことがおすすめです。
起業に成功するための考え方として、家族や周囲の人からの理解を得るということも非常に大切になります。自分自身の心の準備や事業計画が納得いく状態になっていたとしても、身近な人からの反対にあって起業に踏み切れないというパターンには注意が必要です。
家族や周囲の人に納得してもらうためにも、自分自身がなぜ起業したいのかという理由や熱意、そして収入計画をしっかり説明するようにしましょう。不安材料がある場合には、それらに対してしっかりと対処することが大切です。
次に、起業に成功する人に共通してみられる考え方のパターンについて解説していきます。どんな分野で会社を経営する場合にも、経営者として以下のような思考パターンを身に付けておくことが重要です。
起業に成功するために大切な考え方の1つに、アイデアを形にするための具体的な計画を練ることが挙げられます。どれだけ情熱やアイデアがあふれていても、それをどのようにして実行に移すかという計画なくしては、行き当たりばったりの経営になってしまうので要注意です。
事前に計画すべき内容としては、起業にあたってどれくらいの初期投資が必要なのか、いつの時点でどれだけの収益が得られるのかといったポイントや、事業内容、ターゲットとする顧客層のリサーチ、失敗した場合の対処法などがあります。事業計画書をきちんと作成した上で、独立のための一歩を踏み出すようにしましょう。
起業に成功するための考え方として、リスクを抑えることも大切な要素です。起業したあとに起こる出来事には、自分が予想もしていなかったようなトラブルも含まれます。もし、不測の事態が起きた時にもきちんとリカバリーできるようにするためには、考えられるリスクを最小限に抑えることが重要です。
特に、金銭面でのリスクは会社の存続に直接かかわります。家賃や人件費、設備費などの固定費をできるだけ少なく抑えるなどのリスク対策を行いましょう。最初からたくさんの人を雇ったり、大きな事務所を借りたりしてしまうとリスクが大きくなるため要注意です。
起業に成功するために大切な考え方として、常識や先入観にとらわれず、行動や結果を重視することも挙げられます。創業した会社が軌道に乗るまでには、ありとあらゆる手段を使ってプロジェクトを成功させていかなくてはなりません。その時、常識や思い込みをできるだけ排除した上で、解決策を実行に移していくことが大切です。
また、自分では頑張っているつもりでも結果が伴わなければ事業継続はできません。行動に対してどのような結果が生まれたのかを重視し、思うようにいかなければ行動を変えていくことが成功のポイントと言えます。
最後に、起業に失敗する人に共通してみられる考え方のパターンを見ていきましょう。以下のような考え方をしてしまうと、せっかく起業しても事業に失敗してしまう危険性が高くなります。
起業に失敗しやすいパターンとして挙げられるのが、知識や経験が全くない分野で起業してしまうというものです。なんとなく憧れていた業界であったり、自分の中で理想的なイメージを思い描いていた業種において、知識や経験を全く持たずに独立するのは危険です。
独立には強い思いや情熱を掛ける人が多いため、勢いだけで起業してしまうというケースも少なくありません。しかし、リサーチ不足の業界で独立してしまうと、会社設立後に事業が上手くいかないことに気が付いて手遅れになる危険性があります。
未経験の分野で独立起業する場合には、事前のリサーチを入念に行うことを忘れないようにしましょう。
起業に失敗してしまう人に共通してみられる考え方として、アイデア出しやリサーチにばかり時間をかけてしまい、肝心の行動が伴わないというものがあります。わからない情報を事前に調べることは確かに大切ではありますが、行動を起こさずに調べものを続けていても状況は進んでいきません。
必要最小限のリサーチができた段階で、実際の行動を起こしながらアイデア出しやリサーチを同時に進めていくことをおすすめします。
起業に失敗はつきものです。失敗を極端に恐れてしまうと、いつまでも起業できないという本末転倒な状態になってしまうこともあります。致命的な失敗をしなければ状況を修正することは可能なため、必要以上に失敗を恐れすぎないようにしましょう。
今回は、起業に成功する人の考え方と失敗する人の考え方についてご紹介しました。これから独立開業を考えている人は、今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ独立に向けての具体的な行動を踏み出していってください。
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