本業の収入アップに限界を感じている人も多い昨今。本業以外にも収入を増やしたい場合、おすすめなのが副業からスタートする独立開業の方法です。週末の時間などをうまく活用すれば、本業のサラリーマンを続けながらでも開業することができます。
そこで今回は、リスクなく高確率で副業を成功させるための3つのポイントをまとめました。少しでも収入をアップさせたい人はぜひ参考にしてください。
起業・独立開業について
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本業の収入アップに限界を感じている人も多い昨今。本業以外にも収入を増やしたい場合、おすすめなのが副業からスタートする独立開業の方法です。週末の時間などをうまく活用すれば、本業のサラリーマンを続けながらでも開業することができます。
そこで今回は、リスクなく高確率で副業を成功させるための3つのポイントをまとめました。少しでも収入をアップさせたい人はぜひ参考にしてください。
目次
副業から独立開業を成功させる1つ目のポイントは、初期コストを抑えることです。この場合の「コスト」には、お金だけでなく時間のコストも含まれます。コストをかけずに副業することで、リスクを最小限に減らすことが可能です。
まずは、経済的なコストを減らすことを意識しましょう。副業を始める段階で、力が入りすぎて多額の先行投資をしてしまうのは良くありません。仕入れや商品開発費、広告宣伝費が不要なビジネスから経営を始めることをおすすめします。
たとえば、パソコン上の作業で完結できる英語翻訳やライティング、画像制作やプログラミング関連の業務であれば、仕入れや商品開発コストはほぼ無料に抑えられます。一方で、転売ビジネスやせどりなどは最初に商品を仕入れる必要があるため、コストが回収できなくなってしまうリスクが高いことに注意してください。
副業にも様々な種類がありますが、時間的なコストを減らすために意識したいのが「時給単価」です。たとえば、家庭教師やスポーツインストラクターのような場所が限定されている仕事から始めてしまうと、移動時間などのタイムロスが発生します。
できるだけ、時間の無駄がないビジネスを副業にするのがおすすめです。副業にかかるすべての時間で、稼げた利益分の金額を割ったときに時給単価が低すぎる仕事は避けたほうが良いでしょう。週末の副業で疲れてしまって、稼げない割に本業のサラリーマンの業務に支障が出てしまうといった悪循環は避けるべきです。
副業でビジネスを始める時に見落としがちなのが、開業に関することです。副業収入を得た場合には確定申告を行って税金を支払う必要がありますが、この時個人で「白色申告」という方法を使うと、税金が高くなってしまいます。かならず、事業として立ち上げる時に「青色申告」ができるように申請を出し、控除が受けられるようにして副業をスタートしましょう。
なお、株式会社を設立するには20万円近い初期費用が必要です。そのため、開業にお金のかからない個人事業主という形から副業を始めることをおすすめします。
副業から独立開業を成功させる2つ目のポイントは、自分の得意なことを活かすという視点です。副業で始めるビジネスとはいえ、事業を行う以上は他社が競合するライバルになってきます。その時、自分の得意分野の方が付加価値が作りやすいです。
副業をスタートする時には様々なビジネスが考えられますが、とくに自分が好きなことや得意なことで独立開業すると成功確率が高まります。その理由は、自分が好きではない仕事の場合、よほどの意志力がない限り継続していくことができないからです。また、その作業が得意な人と比べた時に、提供できる付加価値が下がってしまいます。
他社と比べてクオリティが低い労働を続けても、時給単価はなかなか上がっていきません。自分が今までやってきたことや、興味をもって取り組み続けられることをベースに副業の内容を考えることをおすすめします。
現在の本業がサラリーマンなら、その業務で培った知識や経験、人脈を活かして副業をすることも大切です。全く未経験の分野では、どんな顧客がどんなニーズを持っているかが肌感覚で理解できないため、売れない商品やサービスを提供してしまうリスクが高まります。
最近は、働き方改革を国が推進していることや、大手企業も副業を禁止せず逆に推奨していることから、本業のリソースを副業に活かしやすい環境です。自分の業界では当たり前なことも、ほかの人からすれば高付加価値というスキルや商品が見つかるかもしれません。本業の経験を活かして副業ができないか考えてみてください。
自分の得意なことや好きなことを副業にするメリットの1つは、その業務におけるスキルアップが苦にならないことです。顧客のニーズや他社が提供するサービスは時代の流れとともに徐々に変わっていきます。その時、業務に対するスキルアップができなければ、生き残るのは難しいです。
得意なことであれば、業務を行う中で楽しんでスキルアップすることができます。つらい努力や勉強をしなくても、好きなことに取り組んでいるうちに技術が磨かれていくという状態が理想的です。
副業から独立開業を成功させるための3つ目のポイントは、いかにして集客するかという視点です。この時、クラウドソーシングやSNSを活用した営業方法をおすすめします。
クラウドソーシングとは、開業してから仕事を依頼したい場合に、スキルを有している個人(または法人)とのマッチングサービスのことです。クラウドソーシングのサイト上では、常にたくさんの企業が様々な案件を募集しています。もし、その中で自分が解決できる仕事があれば、案件に応募することが可能です。
他の応募者とのコンペ形式になる場合もありますが、ここで案件が獲得できれば、新規集客の販路や人脈が一切ゼロという状況からでも副業をスタートできます。クラウドソーシングサービスの多くは登録料が無料で、サービス利用料が案件の報酬から引かれる形となっていますので、初期コストもかからず安心です。
最近では、TwitterやFacebook、InstagramといったSNSが普及しています。SNS上で副業のサービスを告知することで、そのアカウントの情報を見ている人の中から新規客を獲得できる可能性があります。
SNSのアカウントを持っている場合には、自分が副業を始めたことや、業務内容を公表することで、仕事の依頼者が見つかるかもしれません。普段からSNSでフォローしあっているような、ある程度素性の分かっている人からであれば仕事を受けやすいというメリットもあります。
副業を始める時に、新規客を獲得できる見込みがない場合には、ブログなどのメディアを新たに立ち上げる方法もおすすめです。特に、はてなブログやアメブロといった大手のブログサービスでは、新着記事をアップするたびにそのカテゴリに興味がある一定数の人がアクセスしてくれます。
自分の専門知識や業務に関する記事を書いて、そこから集客をするというのも一つの方法です。クラウドソーシングなどの直接的な案件獲得法と違って時間がかかりますが、メディアが育ってくれば広告費をかけずに新規集客を行うことができます。
今回は、サラリーマンを続けながら副業で独立開業に成功するための3つのポイントをお伝えしました。ネットなどを使えば、1人でも簡単に開業することが可能です。今回ご紹介した方法を参考に、週末などの空いた時間を使って少しずつ、副業開始の計画を進めていってください。
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