起業を考えるときに気になることの一つとして挙げられるのが、資格の有無です。独立開業をするときには、資格があったほうが有利になる場合があります。
そこで、今回は独立する前に知っておきたい資格についてまとめました。起業にあたっての資格の必要性や、資格取得する場合の勉強方法についてもあわせて確認していきましょう。
起業・独立開業について
【独立開業者のための支援ブログ】
起業を考えるときに気になることの一つとして挙げられるのが、資格の有無です。独立開業をするときには、資格があったほうが有利になる場合があります。
そこで、今回は独立する前に知っておきたい資格についてまとめました。起業にあたっての資格の必要性や、資格取得する場合の勉強方法についてもあわせて確認していきましょう。
サラリーマンを辞めて独立起業する時に、資格は絶対に必要なものなのでしょうか?資格取得には勉強時間がかかるほか、仕事をしながら勉強するには労力が必要です。そのため、せっかく資格を取るために時間を投資するなら、本当に起業に役立つものを選ぶことが大切になります。
起業をするときには、一度会社組織を離れて1から付加価値を作らなくてはなりません。しかし、新たに立ち上げたばかりの事業は明確な実績もないため、見込み客に対して信頼性をアピールしづらいという課題があります。
しかし、その業界で力を持っていることを証明してくれる資格があれば、起業スタート時から信頼性を得ることが可能です。資格は、それを認定する機関が第三者から見て「一定の実力がありますよ」ということを担保してくれるため、まだ実績がない状態からでも自分の力をアピールできます。
起業は手続きを行えばだれでもできるため、必ずしも資格が要るわけではありません。資格を全く持っていなくても、個人事業主や株式会社として事業をスタートさせることができます。
ただし、外国人の方が国内で起業する場合に限っては、在留資格が必要となりますので注意してください。日本の銀行では、原則として6か月以上の在留資格を持つ人だけに口座を開設してくれます。もし、外国籍の方が日本で起業する場合や、日本で起業した企業で外国籍の方を雇う場合には必要な登録手続きがありますので、注意しましょう。
業種によっては資格が必要なものもありますので、場合に応じて資格取得を行うようにしましょう。例えば、飲食店で料理を作って出す場合には調理師免許などが必要です。このほかにも、士業や医療関係の職業では、資格が必要になります。
経営者としてそれらの資格を持っている人を雇って事業を始める場合には、必ずしも自分自身が専門資格を有している必要はありません。ただし、初めて独立起業する場合にいきなり人を雇うのには人件費や資金がかかるので注意してください。
起業する際に持っておくと有利になる資格をご紹介します。今回ご紹介する資格は、個人として一人で事業をスタートする際にも役立つものが多いです。また、取得にかかる時間が比較的短いものを中心に選んでいます。それぞれ具体的に見ていきましょう。
日商簿記3級の資格試験では、確定申告の方法が学べます。独立開業する際には、税金の支払いを自分で行う必要がありますが、この時に役立つのが日商簿記の知識です。3級の資格では、個人事業など小さい規模で発生するお金のやり取りについて、どのように帳簿を付け、税金がどのように計算されるのかが学べます。
中小企業診断士の資格は、ビジネスコンサルタントとして独立する時に信頼性の確保に役立ちます。行政書士や税理士、公認会計士と比べるとハードルが低いのがメリットです。また、中小企業の経営に関する情報を効率よく身につけることができます。
ファイナンシャルプランナーの資格には、民間資格と国家資格の2種類があります。国家資格の「FP技能検定3級」は誰でも受験することが可能です。社会保険や生命保険、事業承継や相続に関するコンサルティングに必要な知識が身に付き、自身の経営や将来設計にも役立ちます。
カウンセラーやコーチといった職種は、個人が独立するのに向いています。カウンセリングやコーチングに関する資格は民間の団体がいくつかあるため、それらの認定資格を取ることで活躍の場を広げることが可能です。コミュニケーション力に関する検定やNLP(神経言語プログラミング)、ビジネスコーチングなどの各種資格があります。
介護業界はこれから需要が伸びてくる業界です。介護職員初任者研修は、介護の基礎知識やスキルがあることを証明できる入門資格となっています。介護系のビジネスで独立を考えている人であれば、この資格が役立つでしょう。
画像編集や加工ソフトを多く出しているAdobeや、WordやExcelといったオフィス用ソフトを出しているMicrosoftが認定する資格も、独立にあたって役立ちます。家で個人で始められるビジネスとして、Webサイトの作成やデザイン、Officeソフトの操作スキルは有効です。スペシャリスト資格を持っていれば、実務能力の高さをアピールできます。
起業前に資格取得するためには、勉強時間を確保して効率よく学習を進めていくことが大切です。めぼしい資格が見つかったら、資格取得に向けて以下のような要領で勉強を進めていきましょう。
資格取得に向けて学習スケジュールを立てることが、勉強の第一歩です。ほとんどの資格では、その資格に必要な勉強をするための教材や過去問が販売されています。
ネットの評判などを確認しながら、合格に必要な情報が学べるテキストを揃えましょう。その後、そのテキストのページ数を資格取得したい日で割って、1日の勉強量を決定してください。
学習スケジュールを立てることによって、1日にどれくらいの知識を身に着ける必要があるかが明確になります。無理なく学習できる計画を立てて、着実に資格取得の準備を進めていってください。
最近では、資格取得に必要な学習ができるスクールが増えています。実際の教室に通学する必要があるものから、オンラインで好きな時間に学習できるものまで様々です。
自分のライフスタイルや学習に使える時間帯を加味して、最適な方法で勉強していきましょう。スクールでは先生から直接アドバイスを受けられるため、無駄なく効率的に学習を進めることが可能です。
資格取得に向けての勉強を始める段階で、その資格をすでに取得している人と会ってみることもおすすめです。資格を取得した後になって「イメージと違った」ということになると、せっかくかけた時間やお金が無駄になってしまいます。
できれば、その資格を使ってすでに独立開業を成功させている人に会うようにしましょう。生の体験談を聞くことで、自分のイメージと現実のギャップをあらかじめ埋めておくことができます。また、わからないことや疑問に思うことを質問することも大切です。
起業には必ずしも資格が必要なわけではありませんが、独立開業して間もない時には信頼性を確保できます。今回ご紹介した企業に役立つ資格を参考に、起業する時に持っていると有利になる資格を探してみてください。
取得したい資格が決まったら、スケジュールを立てて計画的に学習を進めていきましょう。起業に必要なそのほかの準備と合わせて、ぜひ資格取得を成功させてください。
もしファイナンシャルプランナーやカウンセリングの資格が取得できたら、その資格を活かした起業・独立開業として結婚相談所をおすすめします!
ファイナンシャルプランナーであれば、人生設計をしながら婚活~結婚~結婚後までお世話できますし、カウンセラーであれば婚活する人の気持ちを理解しながらアドバイスできます。
資格がなくても年齢不問・未経験でも始められる結婚相談所は、高収益と低リスクが両立できます。
東証一部上場企業「IBJ」が運営する日本結婚相談所連盟で、婚活カウンセラーとして開業するメリットを徹底解説します。
◆ 無料の説明会に参加してみる ≫
Copyright © IBJ Inc. All rights reserved