独立開業したいと思った時、専門的な分野の場合にはそれらの勉強や資格取得などを行っている場合が多いでしょう。しかし、それ以外に起業する上で勉強しておくべきこととはどのようなことでしょうか?
ここでは、独立開業しようと思った時に、勉強しておくべきことをご紹介していきます。
起業・独立開業について
【独立開業者のための支援ブログ】
独立開業したいと思った時、専門的な分野の場合にはそれらの勉強や資格取得などを行っている場合が多いでしょう。しかし、それ以外に起業する上で勉強しておくべきこととはどのようなことでしょうか?
ここでは、独立開業しようと思った時に、勉強しておくべきことをご紹介していきます。
独立開業していくためにはどのようなことを学べばよいのでしょうか。一般的に言われている勉強しておくべき内容をご紹介致します。
独立開業する上で、どのような職種においても「集客」「宣伝」は必要になるのではないでしょうか。
店舗経営する方も社労士や税理士、司法書士、行政書士などのいわゆる士業という業界で独立する方も、お客様の集客や、サービスや商品の宣伝は必要です。
2009年を境にテレビ、ラジオ、雑誌などの広告媒体の利用者が減少しており、その中でも唯一利用者が増加しているのがWebによる広告媒体です。
ホームページの作り方を一から学ぶ必要はありませんが、Webサービスを利用した集客方法やSNSの活用など、いまでは無料で活用できるツールが増えているため、ホームページ制作が出来なくても、Webメディアなどを利用した集客手段は沢山あります。また、集客以外でもクラウドサービスなどを利用すると経費を抑えることも可能です。
独立開業時、ホームページの必要性についてはこの記事が参考になります。「独立開業時にホームページは必要?自作・依頼どちらが良い?」。一度ご覧ください。
独立開業する際の勉強として一番に思いつく方も多いと思いますが、「経済」「経営」の勉強も必要と言えるでしょう。
起業した場合には、会社に勤めている時と違って会社を経営していく立場にあります。そのため、部下を育成するというような階層的なスキルではなく、会社の経営者としてマネジメント力や市場の中でどう戦うかなど経済についても学ぶ必要があります。
経済や経営を学ぶことで、自社の商品やサービスも違った視点で見ることが出来るようになるでしょう。また、税務や労務の知識も身につけておくと良いでしょう。
独立開業した後に集客の事を考える方もいますが、集客は具体的な数値で計算できるようになっています。
例えば、人口100万人の商業圏でターゲット層である層が0.01%しかいない場合、どんなに頑張っても100人しか対象がおらず、そこからさらに絞っていくと対象となるターゲットはほとんどいないというケースもあります。
マーケティングを学ぶことで、どのような地域に店舗を置くべきか、どのようなターゲットにアピールするべきかなどを判断することが出来ます。
独立開業する上で、資金調達についても学ぶ必要があります。
スモールビジネスの場合だと、ベンチャーやスタートアップなどと比較して、開業後すぐ売り上げが見込めるケースもあるので、自治体の補助金や銀行から資金調達を得る方法が妥当かも知れませんが、最近注目されている資金調達の方法としては、クラウドファンディングを使った新しい資金調達の方法が注目を浴びています。
起業後にかかる費用が掛かる経費の順番として、まずは開業資金がかかり、それらは登録免許税や定款認証・収入印紙などです。
その後に掛かる費用としてホームページの開設費用や求人、広告宣伝費などがあります。
自宅で仕事をせず、店舗を持つ場合には、店舗の家賃が掛かりますが、大体3か月分や半年分は初めに払うことが多く、家賃以外にも内装を変えたり、備品を購入するなどの費用が発生します。
整体やマッサージ、レストランなどの飲食店の場合は確認しておくと良いでしょう。
事業内容によっては、国や自治体などが提供する助成金や補助金を受け取れる場合があります。
助成金や補助金は、地域活性化に向けて交付される資金の事で、融資との違いは返済義務がない事が大きな特徴になります。これらを得るためにはまず知識をつけておく事も必要な勉強と言えるでしょう。
助成金や補助金を受け取るためには、事前に申請が必要となり、それらは社労士などが教えてくれる場合がありますが、助成金センターなどで自分で調べることも可能です。
助成金については「起業時に利用できる融資制度や助成金・補助金とは?」この記事が参考になります。
また、事業計画書を作成する際にも、ただ書けばよいという事ではなく、助成金や補助金を受け取れる内容であることが必要の場合があるため、事前に調べておくべきでしょう。
また、独立開業したあとに勉強するためには、どのような勉強方法があるのでしょうか?
各種支援団体が主催するセミナーへの参加などが一般的に利用されており、独立開業に関する勉強だけではなく、人脈作りなどでも利用されているようです。
盛和塾は、京セラの創業者である稲森和夫氏が作ったフィロソフィという理念について学ぶ経営哲学の塾で、年間で数万円掛かりますが、志が高い人が集まっているようです。
全国に展開している倫理研究所というところが開催しており、異業種交流会のような朝食会が開かれており、倫理経営を目指す中小企業の方々が中心に集まっている会です。
年間数千円から数万円で参加できるセミナーで、人材育成に力を入れているセミナーです。幅広いジャンルのセミナーを開催しているので、初級者から上級者の方も参加されているようです。
このように、全国に展開している勉強会やビジネススクールなどで学ぶことで、起業後も起業前も知識をつけて経営の力にしていくことが可能です。
ここまで、独立開業する上で勉強しておくべきことについてご紹介してきました。
会社員をしながら独立開業の準備は以外と大変ということがわかりましたが、起業しようと決めた以上、それらの準備は独立開業前に行うことが必要です。重要です。
日々の仕事や生活に流される状況を避け、あきらめない気持ちを強く持って目標に向けてコツコツ前に進んでいく事が大事です。
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