「大好きな夫(妻)と一緒に働きたい」
「リタイヤ後は、夫婦でできる仕事がしたい」
「家族とならストレスなく働けそう」
そんなふうに考えたことはありませんか?
厚生労働省が実施した令和4年「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事で感じる悩みやストレスの内容は仕事の量・質に次いで「対人関係」が多いという結果が出ています。仕事は「何をやるか」も大切ですが、それと同じくらい「誰とやるか」も大切。
これまでさまざまな人と働いた経験がある方ほど、そう感じるのではないでしょうか。
会社員の方は、基本的に一緒に働く人を選ぶことはできませんし、相性が悪い人と仕事をしなければならないシーンもあると思います。
その点、夫婦であれば普段から一緒に生活をして、お互いをよく理解し合っています。そのため、相性が合わないことでストレスを感じることは少ないでしょう。また、1人ではなく、夫婦2人で力を合わせて働くからこそ得られるものもあります。
本記事では夫婦で一緒にできる仕事の種類、夫婦で働くメリット・デメリットをご紹介します。さらに、夫婦で働くには「起業」という選択肢があること、夫婦起業におすすめの結婚相談所オーナーの仕事についても詳しくお伝えします。
意外とある!夫婦で一緒にできる仕事3選
「配偶者もしくはパートナーと一緒に仕事をしてみたいけれど、夫婦でできる仕事って何があるんだろう?」
そんな疑問が浮かんでいる方もいらっしゃるでしょう。
実は、夫婦でできるビジネスは意外とあります。例として、3つご紹介しましょう。
H3.マンション管理人
施設の清掃や管理、設備点検、居住者対応などが主な仕事です。働き方は大きく分けて2つあり、マンションに実際に住みながら働く「住み込み型」と、自宅から通ってくる「通勤型」があります。前者は、家賃や光熱費が無償になるケースもあり、その場合、夫婦で一緒に働くことで生活費を抑えられる利点があります。マンション以外にも、学生寮や社員寮、ビジネスホテルなどでも管理人の仕事がありますが、管理に加えて食事の提供や寝具の洗濯があるなど、仕事内容はそれぞれ異なります。
H3.フランチャイズオーナー
フランチャイズ店舗のオーナーも、夫婦で取り組む人が多い仕事です。コンビニエンスストアのイメージが強いかもしれませんが、例えばチェーン店のカフェやクリーニング屋、ファストフード店、金券ショップ、学習塾などフランチャイズ経営できる業種はさまざまです。中には、作業服やアウトドア用品を取り扱うワークマンのように、フランチャイズの加盟条件として「夫婦で働くこと」を掲げている企業もあります。
基本的には、親企業から提供される運営マニュアルに沿って働くため、特別な資格や経験が不要で始めやすいことも特徴です。
H3.フリーランスのWeb制作者
たとえば、企業のホームページやECサイトの制作をするWebライターやWebデザイナー、プログラマー、動画編集者などの仕事があります。個人事業主として企業から仕事を請け負って自宅で作業するというパターンが多く、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。「妻はWebライターとして原稿を書き、夫はWebデザインを手掛ける」というように、夫婦で分担ができれば、受けられる仕事の幅はより広がります。
そのほかにも、たとえば米農家や果実農家といった農業、ブロガーやYouTuberといった仕事なども、夫婦で一緒に働ける仕事として挙げられるでしょう。
夫婦で仕事をするメリット・デメリット
ではあらためて、1人でもなく友達とでもなく、あえて夫婦で一緒に仕事をするメリットはどんなことがあるのでしょうか。また逆に、夫婦で仕事をするデメリットも気になるところです。それぞれ見ていきましょう。
H3.夫婦で仕事をするメリット
・気心知れた相手なので仕事しやすい
夫婦であれば相性が良いのはもちろんのこと、何でも気兼ねなく話せるでしょうし、お互いの性格や得意なこと、苦手なこともよく理解していることでしょう。
一緒に働く人がどういう人間が知り、信頼関係を構築していくことは、簡単ではありませんしストレスになることもあります。そうしたプロセスが不要なこと、余計な気を使わずリラックスして仕事に臨めること、夫婦それぞれの得意分野を活かしながら働けることなどは、夫婦で働く大きなメリットです。
・夫婦のコミュニケーションを深められる
共働きの家庭では、「夫婦の勤務時間にズレがあり、顔を合わせる機会が少ない」「平日はほとんど話す時間がない」というケースも少なくありません。
夫婦で同じ仕事をしていれば、一緒にいる時間が長いため、そのようなすれ違いを防げます。また同じ家族として「家庭を守る」という目標に加え、「やるべき仕事を遂行する」という新たな目標ができ、2人で同じ方向に進んでいくことでコミュニケーションや団結力はより深まっていきます。
・スケジュール調整がしやすい
たとえば、子どもの学校行事があるとき、自分や子どもが急に体調を悪くしたとき、家事の分担をしたいときなど、共働きの場合はスケジュールを確保するのが大変な場合もあります。その点、夫婦で一緒に働いている場合はお互いの予定や仕事の進捗をお互いが把握しているため、スケジュール調整をしたり、片方が休みのときはフォローしたりしやすいのが特徴です。
H3. 夫婦で仕事をするデメリット
・家計が不安定になるリスクがある
夫婦で同じ仕事をすると、家庭の収入源がその仕事のみになります。もしその仕事、親企業の経営などがうまくいかなくなった場合、夫も妻も共倒れ状態となって家計が大きなダメージを受ける可能性があります。
夫婦で仕事をする際には、数カ月〜1年分の生活費を蓄えておいたり、メインの仕事以外にも収入源となる副業をしたり、もしものための対策は必ず講じておきましょう。
・仕事とプライベートの切り替えがしづらい
一緒に働くことで、夫(妻)は人生のパートナーであり、ビジネスパートナーにもなります。そのため、家庭やプライベートの時間でもつい仕事の話をしてしまったり、夫婦喧嘩など家庭での揉め事を仕事中にも引きずってしまったりと、公私の線引きが難しくなりがちです。
こうしたことは、一緒にいる時間が長すぎるために起こりやすくなる一面があります。
たまにはお休みを取ったり、可能であれば別の場所で仕事をしてみたり、それぞれ1人でいる時間を意識的に作るようにすると改善する可能性があります。
・2人で一緒に休むことが難しい
管理人やフランチャイズオーナーといった仕事は、親企業に雇用されて働く形になります。勤務する曜日や時間も親企業で決められている場合が多く、「好きなときに働いて、好きなときに休む」といったことは基本的にできません。またコンビニエンスストアなどの店舗の場合、「妻が休みのときは夫が仕事に出る」といった勤務体制を取っているケースもあるため、たとえば家族旅行で2人とも休みたいといった希望を叶えられないこともあるでしょう。
夫婦で仕事をするメリット、デメリットをご紹介しました。
「メリットはうれしいけれど、デメリットもあるんだ……」
とがっかりされたみなさん。
まだご紹介していなかったのですが、実はデメリットを抑えながら夫婦で一緒に働く方法があるのです。
夫婦起業という選択肢。結婚相談所を夫婦で起業するメリットは?
夫婦で仕事をするデメリットを抑えながら、パートナーと働ける方法。
それは「夫婦で起業する」こと、つまり事業を立ち上げることです。
「起業なんて、何の資格もない初心者の私たちにできるのかな」
「開業にはお金がかかるんじゃない? お金はそんなに用意できないんだよな……」
起業と聞くと、そのようにハードルが高いと感じてしまうかもしれません。
しかし、そうした不安は「どんなビジネスをするか?」で払拭することができます。
夫婦で一緒に起業するなら、おすすめは「結婚相談所のオーナー」です。
「結婚相談所って個人が開業できるの?」
「夫婦で結婚相談所を経営するメリットって何?」
そう思う方もいらっしゃるでしょう。結論からお話しすると、結婚相談所は個人で開業できます。そしてもちろん、ご夫妻で運営することも可能です。
結婚相談所の仕事をわかりやすく言うと、結婚を希望する男女の会員様を集め、相性の良い方同士が巡り合うためのサポートをしながら、成婚まで導くことです。つまり、愛のキューピッド的な役割を果たします。
とはいえ、店舗を構える必要はありません。
今の結婚相談所は、お相手探しからお見合いのアポイントまでほぼすべてスマホやパソコンを使ってネット上で行うことが可能です。マッチングアプリをイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
その中でオーナーは、会員様のプロフィール作成などご相談をメールで受けたり、お見合いのセッティングをしたりといった業務を、やはり主にスマホやパソコン上で行います。夫婦で起業した場合は、これらの業務を2人で分担することになります。スマホやネット環境が整っていればできる仕事なので職場については、自宅はもちろんコワーキングスペースなどを利用する選択肢もあるでしょう。
起業にあたり、特別な経験や資格も不要です。
結婚を希望される会員様が、スムーズにお相手と出会えるようにサポートしたり、悩みに対して既婚者としてアドバイスをしたり、あなた自身のこれまでの社会経験、人生経験がビジネスにおける武器となります。
では、夫婦で結婚相談所を開業すると、どんなメリットがあるのでしょうか。大きく分けると3つあります。
H3. 婚活市場は右肩上がりで将来有望なジャンル
近年、独身者のネット系婚活サービスの利用が増加傾向にあります。消費者庁が公表している調査結果では、2020年の利用率が21.8%、利用後に結婚した人の割合は11.1%とあります。リアルな出会いが制限されたコロナ禍を経て、利用率はさらに上がっていることでしょう。同調査では、2026年までに婚活マッチングサービス市場規模は1,657億円まで達することが予測されています。
つまり結婚相談所は、これからニーズがどんどん増える可能性のある将来有望なビジネスといえるのです。夫婦で同じ仕事をする場合、家族の生活がかかっているわけですから、できるだけ右肩上がりの業界を選びたいもの。そういう意味でも、結婚相談所オーナーは夫婦起業でおすすめしたい仕事なのです。さらに店舗スペースを借りたり、たくさんの機材をそろえたりすることも不要なので、他のビジネスより開業における初期コストが抑えられることもポイントのひとつです。
また、結婚相談所は1人や副業で起業可能です。そこを夫婦で起業することで、例えば夫は個人事業主として結婚相談所の運営をメインで行い、妻は本業をしながら副業として結婚相談所運営のチームに加わる。そのような分担方法で収入の安定化をはかることもできるでしょう。
H3. つねに一緒に働く必要なし。工夫次第でオン・オフの切り替えもスムーズ
お伝えしたように、現在の結婚相談所の仕事はスマホやパソコンからほぼリモートで行うことができます。ですから、ご夫婦で起業するといってもいつも同じ場所で働く必要はありません。
それぞれ都合の良い場所で仕事をして、打ち合わせなど2人の同席が必要なシーンでは集まる。そのようなワーキングスタイルも可能です。仕事中は、家庭とは異なる適度な距離感を保つことで、オン・オフの切り替えをしやすくなります。「仕事をするのは9時から18時まで」など勤務時間のルールを作ると、よりメリハリをつけやすくなります。
またいつ働いていつ休むかも自分達で決められるので、「この期間は夫婦で仕事をお休みしよう」と決めて、家族旅行などを計画することもできます。
H3. 「夫婦」であることがアピールポイントになる
結婚相談所の会員様は、幸せな結婚を目指して入会されています。すでに結婚されて幸せを掴んでいるご夫婦に悩みを相談したり、経験から助言を求めたりできるのはとても心強く、相談所選びの決め手のひとつになるでしょう。結婚しているという、ご夫婦の経験そのものが活かせる仕事です。
また、会員様は男性もいれば女性もいます。人によっては「同性に相談したい」「異性にアドバイスをもらいたい」といったこともあるでしょう。そんなとき、男女のオーナーがいることは強みとなります。結婚相談所は、会員様を集客できなければビジネスが成り立ちませんので、こうしたアピールポイントがあるのは夫婦で起業する大きなメリットです。
【まとめ】夫婦で結婚相談所を開くなら安心のIBJで!
夫婦でできる仕事、夫婦で仕事をするメリットやデメリット、夫婦で起業するのにおすすめの結婚相談所についてお伝えしました。
もし結婚相談所オーナーの仕事が気になったら、IBJの無料相談会に来てみませんか?
結婚相談所を開業する際は、全国各地の相談所をまとめる連盟組織に入るのが一般的です。その方が、会員様の出会いが広がったり、オーナー向けの集客セミナーなど知識を付ける機会を得られたりと、メリットが多いからです。
国内に10以上ある連盟組織の中で、唯一「東証プライム上場企業」であり、業界トップクラスの規模を誇るのがIBJです。
2023年11月現在、加盟相談所は4,060社以上、登録会員数は86,400人以上。毎月約4,000人以上の方が新規会員として加入しており、60,000組以上のカップルのお見合いが成立しています。もちろん会員数も成婚数もNo. 1です!(※)
(※)No. 1:日本マーケティングリサーチ機構調べ(成婚数:2022年実績、会員数:2022年12月末時点、大手結婚相談所・連盟を対象)
もちろん夫婦で起業して成功されているオーナーさんもたくさんいらっしゃいます。IBJは、開業時や事業開始後のサポート体制が充実しているので、初めて起業される場合も安心です。
毎月開催している無料説明会では、結婚相談所を開業したい方向けの具体的な解説や、みなさんからの質問もお受けしています。ぜひ一度、ご夫婦でお越しになってみてください。