離婚をしてシングルマザーになる人は、年々増えていると言われています。
国勢調査によると、2000年から2010年の10年間で、シングルマザーの数は約7万人増加したと言われています。シングルマザーは一般的に年収が低いと言われており、仕事と家事、育児の両立と、家計のやりくりでシングルマザーの方は疲弊している方も多いのではないでしょうか?
ここでは、シングルマザーが会社勤めを辞め、独立開業して起業する場合の準備や費用、独立開業する際のメリットやデメリットをお伝えしています。
シングルマザーで仕事と育児の両立を目指す方は、是非参考にしてください。
シングルマザーの一般的な平均収入はどれくらい?
シングルマザーは一般的に収入が低いと言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。独立開業・起業を決める前に、まずはシングルマザーの平均収入や貯蓄額に触れていきたいと思います。
・シングルマザーの平均収入
一般的にシングルマザーの平均収入は、年収で世帯当たり243万円(平成27年)となっており、母自身の平均年収は200万円となっており、両親がいる家庭から見ると、年収が低いことがわかります。
シングルマザーの平均貯蓄額
シングルマザーの平均貯蓄額は平成25年の数値を見ると、263万円と全世帯の貯蓄額1,047万円からみるとこちらも少なくなっています。全体的に見ると貯蓄額が大きく見えますが、実際にはシングルマザーの場合の貯蓄額は50万円以下が半数を占めているようです。
このように、全世帯から見てもシングルマザーの平均年収や平均貯蓄額は少ないようで、さらに子供と触れ合う時間も少なくなっており、独立開業・起業をしたいというシングルマザーの女性も多くなっているということでしょう。
シングルマザーで独立開業するメリット・デメリット
実際に独立開業をする際に、シングルマザーの場合メリットやデメリットはどのようなところにあるのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。
シングルマザーの方が独立開業するメリット
シングルマザーの方が独立開業するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
・頑張り次第で収入が多くなる
シングルマザーの収入については前述しましたが、会社勤めの場合は頑張っても収入を上げることはなかなか難しいと思いますが、独立開業した場合は、売上が収入に結びつくため、やりがいも生まれます。収入には上限が無いため、頑張った分だけ自分に返ってきます。
・子育てと両立しやすい
独立開業した場合、自宅をオフィスにする方も多く、子育てしながら仕事をするという事も可能になります。子供といる時間も多く取れ、心にゆとりも持てるようになる方も多いようです。
シングルマザーの方が独立開業するデメリット
次に、シングルマザーの方が独立開業するデメリットはどのようなことが考えられるでしょうか。見ていきましょう。
・会社員の時に受けられる支援がない
会社員の時であれば受けられるような育児休暇などの支援が無いことがデメリットと言えるでしょう。また、育児休暇だけではなく、有給などの制度もないため、一人で仕事をしている際には休みがそのまま影響する部分も出てくる可能性があります。
・自分で責任をもって行動する必要がある
自分で色々計画を立てていく必要があるため、「誰かに頼って人任せにする」ということは難しくなります。
デメリットという部分ではないかもしれませんが、会社勤めよりは自分にも厳しくする必要があります。
シングルマザーが独立開業する場合の補助金など
最後に、シングルマザーとして独立開業する際の支援制度を見ていきましょう。
子家庭自立支援教育訓練給付金
こちらは、12歳以下の子供を育てているシングルマザーの起業家を補助してくれる制度で、厚生労働省が出しています。それぞれの自治体で運用しているため、住んでいる自治体の窓口で相談すると良いでしょう。
金額としては、1万2千円以上、20万円が上限となっています。
それぞれ条件があるため、条件に当てはまる場合は申請すべき補助金となります。
【シングルマザーの独立開業】まとめ
ここまで、シングルマザーが独立開業するために必要な準備や費用、独立開業するメリットやデメリットをお伝えしてきました。
シングルマザーは一般的な夫婦の場合と比べて、収入が少ないのが現状となっており、将来の不安を抱える方も多いのではないでしょうか。さらに、子育ての時間が思うように取れずこの状況をどうにかしたいと思っている方も少なくないと思います。
シングルマザーでも独立開業することは難しくなく、起業して生活スタイルを変えていくことは可能です。しかし、リスクはつきものですので、独立開業する際にはローリスクで始められる仕事が良いでしょう。
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