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挨拶状や挨拶回りなど独立開業の前に!正しい挨拶状のイロハ

新たな会社を設立し、独立開業するときには、開業前の手続きや店舗や事務所などの契約、備品などの購入など、様々な慣れない業務に追われ、あっという間に時間が過ぎていくことでしょう。

しかし、開業していくにあたり、大切なのは身の回りの環境整備だけではなく人脈作りや人脈形成も重要な仕事の一つです。特に、これからは一人で仕事を取りに行かなければいけない中、少しでも今までお世話になった方々や名刺を交わした人などと繋がっていくことが必要です。

人脈作りの始まりとして、開業前に出来ることとしては、挨拶状の送付や挨拶回りなど出来ることから始めていきましょう。ここでは、独立開業した際に、行うべき開業前の挨拶について、その方法や挨拶状の書き方などをご紹介していきます。

独立開業時の挨拶。直接挨拶すべき?送付やメールでもOK?

独立開業の挨拶は送付状の郵送のみで良いのでしょうか。

本来は直接挨拶行くべきですが、全ての人に挨拶に回るのはよほど準備が完璧で余裕が無ければ出来ないでしょう。そこで、直接挨拶する人・送付状を送付する人・メールで挨拶する人などに分けて考えると良いでしょう。

ここでは、それぞれの挨拶の方法で気を付けたいポイントをご紹介します。

直接挨拶する場合

直接挨拶する人としては、開業前お世話になった人、そしてこれからもお世話になる人には直接会ってあいさつに行くべきでしょう。

また、今までの人脈だけではなく、店舗を構える場合には、営業前に必ず近隣の方々へ直接挨拶回りをすることが必要です。開業をしてからや、営業を開始してから挨拶回りをしても良い印象は生まれないでしょう。

直接挨拶に行く場合、これから開業するお店の商品や関連するものが良いでしょう。金額としては1,000円くらいのもので十分ですが、開業にあたり本当にお世話になった人にはそれ以上のものが必要になる場合もあります。

挨拶状を送付する場合には

直接挨拶に行けず、挨拶状を作って送付する場合には、開業する2週間前ほどに送付すると良いでしょう。

あまりにも直近だと失礼にあたる場合があるため、余裕をもって送付することが必要です。また郵送する送付状には、「いつ」「どこで」「どんな事業を」を記載し、連絡先などもしっかり入れるようにしましょう。

挨拶状をメールやSNSは失礼?

現代はITの時代なので、昔のように書面だけではなくメールやSNSでの挨拶も可能です。しかし、目上の人や沢山お世話になった方へこのような方法で挨拶するのは失礼にあたるため、メールやSNSでの挨拶は友人や知人、普段あまり会わない人などがあてはまります。

しかし、これから本当に人脈作りをしていきたいと思った場合には、直接会って挨拶することで今まで以上のお付き合いが出来る可能性も生まれてきます。

独立開業時「挨拶状の書き方」について

ここからは、挨拶状の書き方についてご紹介していきます。

はがきの質は?

挨拶状を書くときに困るのはどの程度の用紙で送れば良いかではないでしょうか。一般的には、格式が高い順として、「長方形封筒」「封筒」「はがき」となっております。目上の方などには長方形封筒で送るということも必要ですが、はがきだけで十分の場合もあります。

一般的には、開業挨拶に使う用紙としては「単判カード」というはがきよりも少し大きめサイズの用紙が用いられているようです。

書体は?

挨拶状に使われる一般的なフォント(書体)としては、「楷書体」「明朝体」が挙げられます。

楷書体は明朝体よりも筆で書いたような格式高い印象を与えることができ、年賀状などにも用いられるフォント(書体)です。それに近いのが「行書体」でより一層筆で書いたような印象を与えることが出来ます。

明朝体に関しては、一般的にビジネス文章や案内文書に使われるフォント(書体)となっているため、格式高く見せたい場合には、楷書体がおすすめです。

その他、ゴシック体やポップ体といったフォント(書体)がありますが、開業時の挨拶状には向かないフォント(書体)となりますので、ネット印刷で注文する際にはそれらのフォント(書体)を選ばないようにしましょう。

独立開業時の挨拶状、大体どれくらいの価格?

挨拶状の作成を依頼する場合、枚数や依頼する業者によっても価格は様々ですが、一般的には200枚ほどで10,000円ほどと考えてよいでしょう。

それより安くやってくれる業者もあるため、様々な業者を見てみることが必要ですが、比較的、ネット印刷を行っている業者は安くやってくれる傾向にあります。

自分で挨拶状を作成する場合もありますが、はがきや印刷代、手間の事を考えると業者に依頼する方がコストを抑えられるようです。

まとめ

ここまで、独立開業する時、直接挨拶したほうが良い場合や、郵送で良い場合、今ではSNSなどでの挨拶もあるという事をご紹介してきました。

独立開業する際には、開業前の準備や手続き、契約などでおろそかになってしまいがちなお世話になった方々やこれからお世話になる方々への挨拶を忘れずに行うと良いでしょう。

挨拶状や挨拶から改めて始まることがあります。一つ一つをしっかりと進めましょう。

また挨拶状や直接の挨拶も大切ですが、新規顧客の集客ツールにもなる「ホームページ」作成もお忘れなく。

ホームページ作成については「独立開業時にホームページは必要?自作・依頼どちらが良い?」の記事が人気です。合わせてご覧ください。

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