コロナに打ち勝て!婚💛
- 成婚エピソード
彼の深い愛に導かれて♡
5月6日 大安
会員様の結婚式が無事執り行われました!
コロナの影響で数ある結婚式場でも次々とキャンセルが出る中、彼らの結婚式は予定通り、そしてとても意義のある素敵な結婚式だったと報告いただきました。
こちらのカップルも結婚に至るまでは、様々な試練がありました。
結婚相談所で出会ってもすんなりと結婚される方もいれば
様々な軋轢がありすんなりいかない方もいます。
このカップルも一時はもうダメかも?
と思う瞬間もありました。
40代のお二人。
男性はバツイチ子有(前妻親権)
女性は初婚、一人娘
お出会い時はどちらかというと女性の方が積極的でした。
女性が弊社の会員です。
交際スタート時、よく相談を受けていましたのが、
「彼の反応がいまいちよくわからない。」
というものでした。
「お相手はバツイチ子供ありだから無理してお付き合いすることないよ。」
と彼女には伝えましたが、彼女も40歳になっていましたので、「私にはもう選択肢はあまりないので」
ととても謙虚でした。
それは彼女の育った境遇にもありました。
一人娘ではありますが、家族にとても大切にされて育ったとは言い難い環境でした。
彼女の境遇を思うと私もつらくなることがありました。
彼女の人となりは、とても素直で誰にでも合わせられるお人柄で、何度かお見合いをしましたが、
お断りされることはあまりありませんでした。
そんな彼女がひたむきに彼とのお付き合いを続けていくうちに、だんだんと彼の方も関心を持ってくれるようになりました。
結婚相談所では、もうこの方と真剣に向き合おうと決めた時に「真剣交際」に切り替えます。
お見合いから交際にスタートした時は「仮交際」です。
まだまだお相手の事などわからないので、しっかりお相手を観察する期間です。1~2か月もお付き合いすればほとんどの方は「真剣交際」に切り替えます。
しかし、彼はなかなか「真剣交際」に切り替えてくれなかったのです。
彼はきっと再婚なので慎重になっていたのでしょう。
しかし、結婚相談所で女性側から「真剣交際」を望んでなかなか受けてくれないとほとんどの女性は
あきらめてしまいます。
しかし、彼を信じて彼女は辛抱強く待ち続けました。
やっと「真剣交際」になり其々の親御さんへのご挨拶も終え、ご両家のご挨拶の時事件は起きました。
「ご両家のご挨拶」という大事なお席での彼女の
母親の取った行動が信じられないものでした。
そこに至るまでも母親の問題ある言動はずっと気になっていました。その都度母親には注意しておりましたが、「ご両家のご挨拶」の時の母親の言動にはあきれを通り越して怒りが湧いてきました。
「ご両家のご挨拶」が終わってから「彼から話しがある」と言われましたと彼女から泣きながら連絡をもらったときは怒りで体が震えました。お祝いの和やかなお席で、母親は彼女の悪口を延々と話したようです。
本当につらくて、泣けてきました。
すぐに、母親に電話して抗議しました。
「大切な娘のことを悪く言わないで欲しい」
「あまりにも○○ちゃんがかわいそうだから」
と訴えました。母親は反省してそれからは大人しく
なったと彼女から連絡ありました。
さて、問題は「話がある」といった彼の方です。
呼び出された彼女は「もうダメだと思い」ほぼ半泣きの状態だったと言います。その時の彼の言葉が…
彼は優しく「苦労したんやね」
「僕の母も泣いていたよ」
「あんなお祝いの席で自分のことを悪く言われて、
○○さんは何も反論せずに堪えていたねって」
「これからは、僕が守ってあげるよ」
その言葉に彼女は大泣きしてしまいました。
彼女から報告を受けた時、こちらもほんとうに泣けてきました。
結婚式が無事執り行われ、祝電のお礼の連絡と幸せそうな写真をいただいた時、この仕事の重責を感じるとともにやりがいも感じました。
彼女は40年間ずっといろんなことを我慢して生きてきました。
これからは彼に守ってもらってつらかった40年間を忘れるほど幸せになって欲しいと思いました。