結婚相談所にろくな男がいないというのは本当?
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なぜ「結婚相談所にろくな男がいない」と言われるのか?
「結婚相談所に登録しても、ろくな男がいない」――そんな声を耳にしたことはありませんか?
実際、インターネットの口コミやSNSでもこのような不満は少なくありません。しかし、果たしてそれは本当に事実なのでしょうか?
この記事では、「結婚相談所にろくな男がいない」と言われる背景を探りながら、結婚相談所の実態や活用方法、そして満足度の高い相手と出会うための戦略について徹底的に解説します。あなたの婚活が前向きな一歩になるよう、事実と対策を整理してお届けします。
なぜ「結婚相談所にろくな男がいない」と言われるのか? ネガティブな体験談が目立ちやすい
口コミやブログでは、ネガティブな体験ほど印象に残りやすく、情報発信されやすい傾向があります。
そのため、「いい人に出会えた」「幸せな結婚ができた」という成功体験よりも、「変な人がいた」「お金の無駄だった」といった不満の声が拡散しやすいのです。
これは心理学で「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれ、否定的な情報の方が強く記憶に残るという人間の性質に基づいています。
期待とのギャップが生じやすい
結婚相談所に登録する女性は「真剣な出会いを求めている」「ハイスペックな男性が多いはず」といった高い期待を持っていることが多いです。
しかし、実際に出会った男性が自分の理想とは異なる場合、「相談所にろくな男がいない」と失望してしまうことがあります。
このようなギャップは、事前のリサーチ不足や、理想像が現実離れしていることにも原因があるかもしれません。
男性側のスペックや態度に不満を抱きやすい相談所で出会う男性に対して、以下のような不満が多く聞かれます。
清潔感がない
会話が続かない
収入が低い・不安定
上から目線で態度が悪い
婚活に本気でないように見える
こうした印象が積み重なることで、「ろくな男がいない」という評価につながっていると考えられます。
結婚相談所にいる男性の実態 年齢層と職業の傾向大手相談所に登録している男性は、30代後半~40代がボリュームゾーンです。職業としては以下のようなケースが多く見られます。
会社員(特にIT、メーカー、金融など)
公務員
自営業・士業
医師・研究者などの専門職
スペック的には決して「ろくでなし」と言えるような人たちばかりではありません。むしろ、安定した収入や学歴を持つ人も多数在籍しています。
結婚相談所に来る理由男性が結婚相談所を利用する主な理由には、以下のようなものがあります。
職場に出会いがない
マッチングアプリでは真剣な出会いに至らなかった
親や家族からの勧め
婚活イベントが苦手で、効率的に出会いたい
つまり、必ずしも「モテないから仕方なく来ている」というわけではないのです。
本当に「ろくな男」がいない相談所の特徴とは?すべての結婚相談所が同じではありません。中には、質の悪い男性会員が多いとされる相談所もあります。
入会審査がゆるい・安価な相談所登録のハードルが低い相談所では、結婚に対する意識が低い男性や、「なんとなく来た」というような人が混じっている可能性が高まります。
特にオンライン完結型の格安相談所は、本人確認やプロフィールチェックが不十分な場合もあるため注意が必要です。
担当カウンセラーが機能していない
優れた相談所は、男女双方に対して丁寧なサポートとカウンセリングを提供しています。
しかし、形式的な面談だけで放置状態のところでは、マナーや交際姿勢の指導がなされず、質の低い男性が放置されていることも。
以下のようなポイントをチェックして相談所を選びましょう。
日本結婚相談所連盟(IBJ)や全国結婚相談事業者連盟など、公的連盟に加盟している
成婚実績が高く、口コミ評価が良い
無料カウンセリングで誠実な対応をしてくれる
入会時にしっかりと審査・面談を行っている
理想像の再確認と現実とのすり合わせ理想が高すぎると、せっかくの良縁を見逃してしまいます。
年収や学歴よりも、価値観の一致や誠実さに注目する
自分自身の市場価値や条件も客観的に見直す
お互いに歩み寄る意識を持つ
「完璧な人」はいません。相性や将来性に注目することで、より満足度の高い婚活が可能になります。
担当者との信頼関係を築く担当カウンセラーは、あなたの婚活をサポートする重要なパートナーです。
こまめに連絡をとり、自分の希望や不安を伝える
フィードバックを素直に受け入れる
紹介された相手の背景を丁寧に聞き、参考にする
信頼関係を築くことで、よりマッチした相手を紹介してもらえる可能性が高まります。
よくある誤解とその真実 「年収が低い男性ばかり」→ 年収500万円以上の男性も多く在籍しています。ただし、東京など都市部の相談所の方が高収入の男性が集まりやすい傾向があります。
「恋愛経験がなさそうな男性が多い」→ 恋愛経験の有無=結婚の適性ではありません。むしろ、誠実で一途な男性が多いという声もあります。
「モテない男性の集まり」→ 恋愛が苦手=人間性が劣っているわけではありません。出会いの場がなかっただけ、というケースが多いです。
結婚相談所の男性と良縁を築くための心得「相手にばかり理想を求める」のではなく、自分も選ばれる立場であることを意識する
短期間で成果を求めすぎず、信頼関係の構築を大切にする
フィーリングや共通点に注目し、可能性を閉ざさない
プロフィール情報だけで判断せず、実際に会ってみることで印象が変わることもある
婚活において最も重要なのは、「相手を理解しようとする姿勢」です。
それがあれば、「ろくな男がいない」というフィルターを超えて、本当に自分に合った人と出会える可能性が高まります。
「結婚相談所にろくな男がいない」という声の背景には、ネガティブな情報が拡散しやすいことや、理想とのギャップ、相談所選びのミスマッチなど、さまざまな要因があります。
しかし、実際には多くの真剣で誠実な男性が登録しており、出会いの質も年々向上しています。
大切なのは、情報に流されすぎず、自分の目で見て判断すること。そして、理想だけでなく現実とのバランスをとりながら、前向きに婚活に取り組むことです。
結婚相談所は、あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。
正しく使いこなせば、「ろくな男がいない」どころか、運命の相手と出会えるチャンスが広がっているのです。