Tさん 30代男性 会社員
ずっと一緒にいたい親友という感覚は今も残っています。
結婚について真剣に考えたことがなかったTさんですが、趣味を通じて既婚者の友人が増えたことがきっかけで家族を持ちたいと思い婚活を開始。ずっと一緒にいたい親友のような存在のお相手に巡り会いご成婚となりました。
結婚相談所というと「相手の紹介」がメインだと思っていました。
ご成婚おめでとうございます!まず初めに、婚活を始めたきっかけを教えてください。
一つは、数年前から始めた趣味の関係で、すでに結婚されている年上の友人が増えたことがきっかけでした。
私のまわりには既婚者が少なかったので、正直それまであまり結婚を真剣に考えたことはありませんでした。しかし家族を持つ友人が増え、その話を聞いているうちに、私もだんだんと家族を持ちたいと考えるようになりました。
もう一つは、あまり褒められた理由ではないのですが、引越しを考えたことがきっかけでした。
一つ目のきっかけだけではまだ踏ん切りが付かなかったのですが、一年ほど前から引越しを検討し始めまして。一度の引越しでけっこうな費用がかかりますから、いっそこれを機に、婚活始めよう、と決めました(笑)。
結婚相談所を選ばれた理由はなんですか?
マッチングアプリや合コンイベントと比較して、結婚相談所は初期費用、月額料などそれなりの金額が必要だったからです。実はこれまでマッチングアプリや合コンイベントといったものを一度も利用したことがなかったので、正直どういった方と婚活サービスで出会えるのか、全く見当がつきませんでした。
ただ、真剣に結婚のことを考えると、相手も真剣に結婚を検討している方と出会いたいな、と……。
これだけの費用がかかるのであれば、登録している方はみんな真剣に違いないと思い、私も登録することにしました。
入会前と後での結婚相談所のイメージを教えてください
入会するまでは、結婚相談所というと「相手の紹介」がメインだと思っていました。あなたに合いそうな方はこの方ですよ、と紹介していただき、あとはご自由に、といったイメージです。
しかし実際に入会して婚活を始めてみると、交際が始まった後、さらには成婚後の将来に向けてのサポートが手厚いと感じました。特に育児や老後といった、将来に備えての準備はこれまでほとんど考えたことがなかったので、プロが私たちと一緒に丁寧に目標立てをして下さって、大変助かりました。
服装に無頓着だったので婚活用に一から全て揃えました。
活動中のお悩みや苦労したことを教えてください
デート用に新たに服を揃えることとなったため、準備でだいぶお金を使うこととなってしまいました。
これまで服装に関して全く無頓着で、ここ5年間でシャツやズボンを2〜3着購入したかどうかといったレベルでしたし、それもデートに着るような服ではなかったので、本当に一から全て揃えた形ですね。
おそらく社会人になってからこれまでに購入した服の合計金額よりも、婚活のために購入した服の金額の方が高いぐらいだったと思います。
それはどのように乗り越えましたか?
これまで、洋服代は、他人よりも使っていなかった部分なわけですし、一緒に歩いている際に相手に恥ずかしい思いはさせたくないとも思ったので、ここは割り切りました。とはいえ、苦労したことはこれぐらいです。結婚のお相手とも開始してすぐに巡り会えましたし、とても幸運でした。
カウンセラーから受けたサポートで印象に残っているアドバイスを教えてください
定期面談でいくつものアドバイスをいただきましたが、一番印象に残っているのは「合わない相手だと思ったら、すぐに交際をストップすればいい」となんでもないことのように言ってもらえたことです。
婚活のシステム上、複数の相手と期間が重なって会うこととなりますが、私は断るという行為がとても苦手で……。
相手から断られるなら特に気にならないものの、自分から交際を止めるのはなかなか勇気がいりました。
だからカウンセラーさんにそう言ってもらえたことで、婚活ってそういうものなんだ、と割り切って考えられるようになりました。
恋人というより親友になれそうな人、という印象でした(笑)。
ご成婚相手に申込みをした理由を教えてください
SさんのプロフィールとSさんのご担当のカウンセラーさんのPRコメントを拝読しまして、一つには明るい雰囲気が文面から伝わってきたこと、もう一つはお相手の女性もクリエイティブな趣味をお持ちなことでした。
私は趣味で小説を、Sさんは手芸を、とお互い作っているものは異なるのですが、こういった創作の趣味を理解してくださる方だと思い、申し込みをしました。
ご成婚されたお相手と初めてお会いした時の印象を教えてください
恋人というより親友になれそうな人、という印象でした(笑)。
曖昧な言い方にはなってしまうのですが、波長が合うというのか。
お見合いというとまずは探り探りお互いのことを知っていく、というイメージでしたが、すぐにどちらも話が脱線、もう片方もそれについていけるので、なかなか本来の目的に戻れず。気づいたらあっという間に制限時間を過ぎてしまい、まだお互いの趣味の話に触れたかどうかという段階でお見合いが終わってしまいました。
ずっと一緒にいたい親友という感覚は、結婚を決めた現在でも残っています。むしろだからこそ、長年連れ添いたいと思える方ですね。
真剣交際・プロポーズをご決断された理由やきっかけを教えてください
■真剣交際
カウンセラーさんとの面談で、真剣交際の言葉が出たのがきっかけです。
考えてみると、すでにSさんとのやり取りが楽しくて他の方との交際は終えている状態でしたので、あれ、別に仮交際の段階を続ける必要性はないな、と思いました。
そして思い立ったが吉日といいますか、次のデートで真剣交際を申し込むことに決めたんです。
が、思い立ったが吉日と言いながら、当日は今までのデートで一番緊張しました。
デートの最後に入った喫茶店で伝えるつもりだったのに、気づいたら普段通りのおしゃべりをしていたら閉店時間に……。結局、帰る途中に伝える形になってしまいました。
■プロポーズ
お互いに相手のダメなところが見えた段階でも、最初期からの楽しい会話が続けられていると感じたからです。ダメなところと書くとネガティブですが、背伸びをし続けていても結婚した後にうまくいかないと思われます。結婚した後も、きっと今のような感じで続いていけると確信を持てたとき、プロポーズすることを決断しました。
■プロポーズのエピソード
私はかなりうっかりが多いのですが、大事なプロポーズ当日の朝、ズボンを汚してしまいました。なんとかぎりぎりシャツで隠せないかなぁと思っていたのですが、速攻でSさんにバレてしまいました。そしてSさんは笑いながら拭いて上手く消してくれた後に、「これからもこんな風に、どこか抜けているのがうちらっぽいよね」と言ってくれました。こんな自分を許容してくれたのがすごく嬉しかったですね。
結婚相談所での活動前と後で、ご自身の意識や行動に変化はありましたか?
元々個人の趣味を理解してくれる方、という方向で相手を探していたこともあってか、私自身としては以前とそこまで大きな変化はないように感じています。
ただ、以前よりも時間を気にかけるようになったのは確実です。これまでかなり時間にルーズでなんでもいつもギリギリに用意していたのですが、さすがにデートだとそうもいかないので、前日の夜に用意するようになりました。小学生で覚えることを、ようやく覚えた感じですね(笑)。
結婚相談所への入会を検討されている方へメッセージ
婚活を始めた理由や、結婚において相手に求める内容は十人十色だと思います。
自分の場合、時間を大きく使う譲れない趣味があり、それを理解してくれる人は少ないのではないか、と正直言うと登録前は不安でした。
結婚相手を探すということは、どれだけ自分の中で優先度の低いものを捨てられるのか。言ってしまえば妥協点を探るということだと考えてしまっていたんです。けれどそれは杞憂でした。
おそらくきっとあなたにも、自分と波長の合う素敵な方が見つかると思います。