4月病ですって…何はともあれ健康でいきましょう。
5月も下旬になりました。先月下旬には初めて聞く「病名」的症状がニュースになっていましたけれど、ご存じでしたか?「4月病」ですって。
間もなくGWになって、今度は「五月病」にご注意、だそうです。調べてみたら、なんと毎月あるんですね、なんとか病。だいたい傾向は似ていて、環境の変化、気候の不順、ストレス状況の継続で心身が不調になることを指しているらしいです。
だるい、朝起きにくい、やる気が出ない、イライラする、熟睡できない等々、何月でもだいたい「症状」は似通っています。自律神経の調子がおかしくなるという感じ。
そういう記述の後にはなんとな~く怖いことが書いてあります。うつ病だとか適応障害だとか。現代のネット社会はよくても悪くても情報にあふれています。気分や体調の波は健康でもあることなのに、あれこれ調べるとチェックリストとかが出てきて、けっこう悪いことに当てはまってしまったりします。私の相談室には「自分は【〇〇病】じゃないかと思うんです、とおっしゃる方が時々見えます。
え、私ってそうなの?…不安になるような情報にあふれていてどうするんだ、という気もしますが、そんな気分に飲み込まれないように気を付けましょう。病気かどうかというよりも、どうしたら自分の心身の調子を整えられるか、健康を守れるかに注目してみることはだいじですね。セルフコントロールの力、自己管理力が身に着けば、元気に婚活も仕事も遊びもできるということではなかなと思いませんか?
幸せホルモン、増やしましょ😊
「心」と言っても心臓辺りにあるわけではなくて、その元は脳内にありますね。不思議なことに、神経伝達物質とかいうものがあって、「幸せホルモン」セロトニンとか、「癒しホルモン」オキシトシンを活性化させると交感神経と副交感神経のバランスが整って、免疫力も上がって心身の調子をよくするらしいですよ。色々方法はあるようですが、セロトニンを増やす代表的なものを3つ紹介しますね。
①太陽の光を浴びること。毎日20~ 30分程度、曇って いてもガラス越しでもよい。一定の時間に起きたら部屋に日の光を入れましょう。起きるのが苦手な方には、時間になると明るくなる目覚ましがいいかも。
②リズム運動をやりましょう。咀嚼する、呼吸法、ウオーキング、ジョギング、サイクリング、縄跳びとか。意識を集中して毎日5~30分くらいやります。
③大豆・乳製品・肉・魚などのたんぱく質を摂りましょう。トリプトファンをいうアミノ酸を含む食品は体を作り、セロトニンを増やすと言われています。
自然にやっていることが、実は幸せホルモンをふやしていたりします。自分に足りないものがあったら加えてみてはどうでしょう。