40代後半の会社員の女性が10ヶ月で成婚した婚活エピソード(3)

一人ですごすのが気楽でよかったけれど、心の拠り所がほしいと思った。
特定の人と濃いつながりを持って生きるのは、しがらみがあるかもしれないけれど、とても良さそうな気がした。 他の相談所で活動していたが行き詰まり、相談所を変えた。何か所か回ったが、澤さんの説明が一番説得力があった。
サポートの手厚い相談所は多いが、どのようなサポートをしてくれるのか、なぜ成婚率が高いのか、具体的でわかりやすかった。あと、澤さんと話した直感。

澤さんには「頭で考えすぎないように」と再三言われていたけれど、その感覚をずっと理解できずにいた。
入会２ヶ月後にお見合いした人が直感的に良くて、そのことを澤さんに伝えたら、「まさに私が言いたかったのは、この事です。」と言ってくれて、感覚を掴んだ！と思った。その後のお見合いがだいぶ楽になった。 初デートでの食事。コース料理でスープそっちのけでおしゃべりに夢中になっていたら、店員さんがおそるおそる「あの、、お料理は口に合わなかったでしょうか、、」と聞いてきて、二人できょとんとした。今思い出しても可笑しい。
デートで毎回閉店終電までおしゃべりに夢中になり、それでも時間が足りない。
特別なことがなくても、毎日のLINEや毎回のデートが楽しすぎる。 とても話しやすい。過剰に気を遣わない。すんなりと「あ、この人とは気が合う！」という感覚。
(初デート)初めて会った気がしない。もう長い付き合いの気がする。なぜかほっとする。 よく覚えていないけれど、初対面から「この人は違う」と思った。婚活で会った他の人と安心感が全然異なるし、相手に対し自然と積極的になった。相手の気持ちが読めない不安はあったが、「この人でいいのか？」という不安はまったくなく、迷いがなかった。

相手に出会ってからは新たな申し込みもお見合いもする気がなく、この人に集中して交際しよう、と考えた。交際１,２ヶ月くらい？の時に「あと数ヶ月、６月か７月ころには成婚退会するかも」と漠然と思っていた。特に何かあったわけではなく、自然な流れ。 二人にとって大切な、もしくは思い出に残る場所があるといいと思う。
私の場合は後楽園。二人で何回も言って季節の移ろいを二人で楽しんでいるし、これからも一緒に楽しもうと話している。相手が気を利かせて年間パスポートをプレゼントしてくれたのも思い入れのひとつ。これからも後楽園に行くことで、二人の思い出が少しずつ積み重なっていくのが楽しみ。

なぜ結婚したいのか、目的を明確にする。どんな人と結婚したいのか、相手のイメージを掴んでおく。
SNSで愚痴などネガティブな情報を浴びるのは、絶対にやめた方がいい。
頭で考えすぎて、自分の気持ちがわからなくなることがあると思う。感覚的に無理、というのは真面目な人ほど自覚できないから、カウンセラーさんに相談する。
「相手が◯◯してくれない」という受け身ではなく、自分から差し出して展開を変えていく。自己肯定感が低いと、相手の言動をまっすぐ受け止められない。婚活が上手くいかないのは、タイミングが来ていないか、自分に何かあるからだと思う。
自分が心を開いたら、相手も開いてくれる。自分が思いやりの心を持ったら、相手も自分を思いやってくれる。どれだけ積極的に相手に与えられるか。
要は、ブレない方向性を持つことと、自分が相手にされて嬉しい言動を心掛けるのが基本だと思う。人は自分の思い通りに動いてくれないけれど、自分が動いた通りに反応する。
素敵な人に出会えて、お互いに大好きで大好きで、一緒にいられるだけで嬉しいのは、想像をはるかに上回る大きな喜びです。世界が全然違います。