仮交際で、男性と心を通わせる方法
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目次
- 仮交際は「関係を育てる準備期間」
- 「安心して話せる人」だと伝える
- 「価値観のすり合わせ」が始まる
- 対等な関係は、「丁寧さ」から生まれる
- リアルラブの無料体験カウンセリングへのお誘い
仮交際は「関係を育てる準備期間」
登場人物: ・早川メンター(年齢不詳・婚活メンター歴20年。落ち着いた物腰と鋭い観察眼で、男女問わず信頼を集める)
・茉莉子(39歳・会社員。婚活歴5年。仕事も人間関係も丁寧に築くタイプ。だが“恋愛モード”に切り替えるのが苦手)
(都内・婚活サロン。個室の静かな空間。初対面ながら、茉莉子はふと安心したような表情を見せる)
茉莉子: 早川さん、今日はよろしくお願いします。 仮交際に進んだんですが……そこからが、やっぱり難しくて。
早川: なるほど。どんなところが難しいと感じますか?
茉莉子: 1〜2回のデートは問題なく終わったんです。会話も続くし、違和感もない。 でも、“それ以上”が見えないというか。 私のことをどう思っているのかもわからないし、こっちからどう関わっていけばいいのか、迷ってしまいます。
仮交際は「関係を育てる準備期間」
早川: 仮交際って、“判断の場”じゃなく、“関係を育てる準備期間”なんです。 お互いに、「この人と一緒にいられるかな?」「安心して自分を出せるかな?」って、 ゆるやかに探っている段階。
だからこそ、意識してほしいのは、“関係のペースをつくるのは、必ずしも男性だけじゃない”ということ。
茉莉子: ……たしかに、リードしてもらうことに少し依存してたかもしれません。
早川: でもね、それは誰だってそうなる。 ここからは、“男性を試す”んじゃなくて、“一緒に関係をつくっていく”姿勢が大切になってきます。
「安心して話せる人」だと伝える
【1回目デート】
早川: 初回のデートで大事なのは、「この人なら変に気を使わず話せるかも」と思ってもらうこと。
そのために意識してほしいのが、「聞き役に徹しすぎないこと」。相手に興味を持つことは大事だけど、自分のことをまったく話さないと、男性側は「何を考えているのかわからない」と感じやすいんです。
まずは、小さくていいので、“自分の気持ち”を言葉にしてみてください。 たとえば──
「こういう話をするの、実はちょっと緊張してました」
「○○って、自分にとってはけっこう大事な部分なんですけど、うまく伝えられるかわからなくて…」
ここでの「こういう話」っていうのは、家族のこと、結婚に対する考え、自分が大切にしてる日常習慣や価値観など、少しプライベートな話題です。
たとえば: 「こういう“結婚観”の話って、うまく伝えるのが難しくて、ちょっと緊張するんです」
「実は一人の時間がすごく大事なんですけど、なんとなく理解されにくいこともあって…」
「○○って」に入る内容は、自分にとっての“素直な価値観”や“人づきあいのクセ”、あるいは“ちょっとしたコンプレックス”でもOKです。
「“無理せず続けられる関係”って、自分の中ではけっこう大切な軸で」
「感情がちょっと顔に出るタイプで…それが気になってしまう時もあるんです」
こういう“自己開示の小さなかけら”をそっと出すことで、男性は「この人、本音で関わろうとしてくれているんだ」と感じ、安心して心を開きやすくなります。
ポイントは、“弱みを見せる”というより、“人間らしさを見せる”こと。 完璧に見せようとしなくていい。むしろ、不器用でも正直に話そうとする姿勢こそが、信頼を生むんです。
茉莉子: それなら、できそうな気がします……! 「自分の話をしなきゃ」と思うと身構えてしまうけど、 「自分の中で大切にしていることを、ちょっと言葉にしてみる」って思えば、自然に話せそうです。
早川: そうそう。それで十分なんです。 会話って、“何を話すか”より、“どう関わっているか”で関係の質が決まる。 1回目のデートでは、がんばって印象を残そうとするより、「この人と話すと気持ちが落ち着くな」と感じてもらえるかどうか。 それが次につながる一歩になります。
「価値観のすり合わせ」が始まる
【2回目デート】「価値観のすり合わせ」が始まる
早川: 2回目は、“人としての相性”が見えてくるタイミング。
「どんな休日が心地いいですか?」
「最近、何か嬉しかったことありました?」
こういう“価値観”や“感情”にまつわる話題を入れてみて。 そして忘れずに、「私はこういうとき、こう感じるんです」と伝えること。
茉莉子: 感情の言語化って、少し怖いです。 好かれようと思うと、自分を出すのが難しくて。
早川: その気持ち、よくわかります。 でもね、“正解っぽい自分”より、“感情を持った人間としての自分”のほうが、信頼されるんです。
大切なのは、「私は私としてここにいます」というメッセージを、丁寧に出すこと。
■【3回目デート】「一緒にいて落ち着くか」が試される
早川: 3回目は、“沈黙が気まずくないか”がポイントになる。 カフェだけじゃなく、美術館、散歩、景色のいい場所など、 “言葉が主役じゃない時間”をあえて挟んでみて。
茉莉子: 話さなきゃって、つい頑張ってしまいます。
早川: わかります。でもね、関係の成熟度って、“沈黙の心地よさ”に出るんです。 無言の時間が不安じゃない。それって、もう安心の種が育ってきてる証拠ですよ。
■【4回目以降】「未来をちらっと見せる」
早川: ここまで来たら、そろそろ“この先”を感じてもらう段階。
「こういう感じで日曜過ごせたら、いいなって思いました」
「あなたといると、肩の力が抜けますね」
そんなふうに、未来を想像できる言葉をそっと置いてみて。 すると、男性は“自分と過ごす未来を女性が想像してくれた”と感じ、関係が動きやすくなる。
茉莉子: 告白じゃなくても、「関係を続けたい意思」は伝えられるんですね。
早川: そう。気持ちは、じんわりにじませるくらいが、ちょうどいい。 “好意”じゃなく“安心”を感じさせる女性は、男性の中で特別な存在になりやすいんです。
対等な関係は、「丁寧さ」から生まれる
■対等な関係は、「丁寧さ」から生まれる
早川: 最後にひとつ、大切なことを。
仮交際で信頼される女性とは、特別なことをする人ではなく、“丁寧な関係づくりができる人”。
相手の話にちゃんと反応し、
自分の気持ちも伝え、
無理にリードせず、でも流されず、
一緒に“いい関係を築こう”という姿勢を持っている人です。
茉莉子: ……なんだか、すごく腑に落ちました。 「選ばれること」ばかり考えてた気がします。
早川: そう思えることが、もう一歩先に進んでる証拠です。 茉莉子さんのように、自分の言葉で人と関わろうとする人は、ちゃんと関係をつくれますよ。
まとめ:
・仮交際は、「判断の場」ではなく、「関係を育てる時間」。そこに必要なのは、駆け引きでも演出でもありません。
・自分の気持ちに丁寧であること。相手の存在を尊重すること。
・そして、「一緒に築けるかもしれない」と思ってもらえる空気を育てること。
それが、仮交際の本当の進め方なのです。
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