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仮交際の壁を越える、親密さの育て方

婚活カウンセリングのリアルラブ「仮交際の壁を越える、親密さの育て方」-1

目次

  • 仮交際は「好きかどうか」を決める場じゃない!
  • 「何を話すか」より、「どう感じているか」に目を向ける
  • これからに触れるひと言が、関係のスイッチになる
  • 「無理をしない関心」が、親密さを育てる
  • リアルラブだけのメンタリングセッション

仮交際は「好きかどうか」を決める場じゃない!

登場人物

・早川メンター(年齢不詳・婚活メンター歴20年。経験豊富で、言葉の引き出しが深い婚活の案内人)
・浩一(36歳・会社員。婚活歴2年目。真面目で誠実、聞き上手だが、自分を出すのが少し苦手)

(都内・婚活サロンの一室。ゆったりしたソファに座るふたり。浩一はやや緊張した様子で話し始める)

浩一:
早川さん、こんにちは。
仮交際中の女性と3回会ってるんですが、手応えがあるような、ないような……。
次のデートも決まってはいます。でも、正直「これでいいのか?」って、自分で判断できなくて。

早川:
なるほど。
今の状態は、“仮交際は続いているけど、関係が深まってる実感は薄い”ってとこだね。

浩一:
まさにそれです。

早川:

まず知っておいてほしいのは、仮交際は「好きかどうか」を探る時間じゃないってこと。
「この人と関係をつくっていけるか」を見ている段階。
つまり、恋愛のスタートラインに立つための“準備期間”みたいなものなんだ。

浩一:
「関係をつくれるか」って、抽象的ですけど……どうやって見極めればいいんでしょう?

早川:
そこがポイント。
うまく話すことでも、完璧に振る舞うことでもない。
大事なのは――

相手の感情に触れているか

沈黙を気まずくせずに過ごせているか

少し先の未来を自然に想像させられているか

この3つ。これができていると、相手の「一緒にいられるかも」という感覚が育つ。

「何を話すか」より、「どう感じているか」に目を向ける

浩一:

いつも、話題選びに悩むんです。
趣味とか、仕事とか、無難な話しかできなくて……

早川:
無難な話は悪くないよ。ただ、そこで終わるから深まらない。
意識すべきは、“出来事”ではなく“感情”に触れること”。

たとえば──

「そのとき、どう感じたんですか?」
「今振り返って、どんな印象が残ってます?」

これを聞けると、相手の内側に少し踏み込める。
そして、人は自分の気持ちに関心を持ってくれる人に対して、心を開きやすくなる。

沈黙を怖がらない。それは「安心」のサインでもある

浩一:
でも、沈黙がくると、つい焦って話題を探してしまって…。

早川:
焦らなくて大丈夫。むしろ、沈黙って信頼のバロメーターでもある。
心地よく一緒に過ごせている関係なら、言葉がなくても不安にはならない。

「この人となら、無理して話さなくても大丈夫」
この安心感があって初めて、次の段階に進める。

沈黙が怖いのは、“つながってる”実感がないから。
でも逆に、何も話さなくても一緒にいられる空気をつくれると、ふたりの間に信頼が生まれるんだ。

これからに触れるひと言が、関係のスイッチになる

浩一:

“好意をどう伝えるか”も、難しく感じてしまって…。
直接的すぎるのも怖いし、踏み込まなすぎても伝わらないし。

早川:
そこで大事なのが、“未来に少し触れる言葉”を使うこと
たとえば──

「また次もこういう時間が取れたらいいなと思ってます」
「こういう話、これからもしていきたいですね」

これは告白でもないし、重くもない。でも、「関係を続けたい気持ち」が伝わる。
こういう言葉をさらっと入れられると、相手は「この人、誠実に考えてくれてるな」と思いやすい。

仮交際中のデートは、「並んで過ごす体験」+「静かな振り返り」をセットに

早川:
あと、浩一。デートの流れも見直してみるといい。
ポイントは、“正面”と“並び”のバランス。

✔︎ 対話(カフェやランチ)

→向き合って話す。感情や価値観を聞きやすい場面。

✔︎ 共体験(美術館、散歩、水族館など)

→並んで歩くことで、無理なく会話の“間”が取れる。

✔︎ 締めの時間(駅までの帰り道 or 夕方のカフェ)

→「今日、なんかいい時間でしたね」と素直に伝える。

浩一:
“順番で組み立てる”という発想、すごくしっくりきます。
今までは、とにかく「楽しませなきゃ」とか「印象を残さなきゃ」って意識ばかりで、
デートの流れ全体を考えたことって、なかった気がします。

早川:
そう、それがまさに落とし穴なんだよね。
会話と同じで、デートにも“自然に気持ちが動く流れ”がある。
向き合って話して相手を知り、並んで体験して距離を縮め、最後に余韻を残す。
この順番がしっかり組まれていると、「また会いたいな」と思ってもらいやすくなる。
デートは“楽しいイベント”じゃなく、“関係を育てる設計”なんだよ。

「無理をしない関心」が、親密さを育てる

早川:

浩一、仮交際で一番大事なのは、相手の“心の動き”をちゃんと見ていること。
「好きになってもらおう」と力むと、空回る。
でも、「ちゃんと関心を持って、丁寧に接しよう」という姿勢は、ちゃんと伝わる。

さっき話したように――

感情を引き出す質問

沈黙を恐れない態度

続く時間をイメージさせる言葉

デートの流れを“心地よさ優先”で整える

この4つを意識してみて。
それぞれに特別なスキルは必要ないけど、どれも“相手をちゃんと見ているかどうか”が問われる。
つまり仮交際は、テクニックで進めるものではなく、“人と向き合う姿勢”で結果が変わるんだよ。

浩一:
はい。なんだか、今までよりずっとシンプルに考えられそうです。
やってみます。ありがとうございました。

早川:
いいね。その素直さが強みだよ。
“派手な言葉”はいらない。
“ちゃんと見てくれてる人”になれば、相手の気持ちは自然と動き出すから。

🔑まとめ

・仮交際とは、「この人と関係をつくっていけるか」を探るステージ。

・必要なのは、しゃべりのうまさでも外見のアピールでもない。
・感情に触れ、沈黙を許し、未来に触れる勇気。

それこそが、親密さを育てる“技術”であり、“誠実さの証”なのです。


リアルラブだけのメンタリングセッション

仮交際は、たったひとつの言葉や行動で、関係が深まることも、すれ違うこともあります。
私たちのカウンセリング(メンタリングセッション)では、仮交際の進め方から、あなたのペースに合った関係の築き方まで、丁寧にサポートしています。
次の一歩が不安になったときは、ぜひリアルラブにご相談ください。


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