「お見合いで連戦連敗」男性の結婚！

顔のせいで「婚活女性から好かれない。」

これは、婚活メンター早川が、彼のクライアントの結婚式に寄せた実話に基づく寓話である。

彼は、自分の容貌に長年コンプレックスを抱え、恋愛に自信を持てずにいた。
理由は強面（こわもて）な顔立ち。

「自分は女性から好かれない。」

そう思い続け、結婚をあきらめかけた時期さえあった。
永い間、本当に永い間、彼はその思い込みの中で生きてきた。

婚活を始めても、お見合いの場面で女性が顔をこわばらせる。
挨拶をすれば、相手は動揺し、狼狽する。
そのたびに、彼は自分という存在が否定されたような気持ちになった。

ディズニー映画『美女と野獣』が頭をよぎる。
けれど、これは魔法が解ける話ではない。
彼には、姿を変えてくれる妖精も魔法もいなかった。

その日のお見合い相手は、今までの婚活女性とは違う

彼女は、顔色一つ変えず、
むしろ笑顔で、丁寧に挨拶してくれた。

彼は驚いた。
そして、その日彼もまた、いつもと違った。

彼女のプロフィールには結婚後のビジョンが書かれていた。
「恵まれない子ども達のためにNPO法人を立ち上げ、社会に貢献したい」
彼の過去のボランティア経験と見事に重なった。

彼は質問攻めにした。
知りたくて仕方なかった。
容貌コンプレックスのことなど、もう吹っ飛んでいた。

彼女の心を動かしたもの

彼女もまた、驚いていた。

婚活市場で、ここまで自分の志に興味を持ってくれた男性は初めてだった。

彼女は嬉しくなった。
そして、交際を決めた。

彼の人生を変えた婚活相手は、どんな女性？

彼女はどんな女性だったのか？

誰もが知るアメリカの超有名ブランド企業で働いた経験を持つ、

聡明で美しい女性だった。

彼が長年自分を縛っていたものは、

彼自身が作り上げた牢獄だった。

自分が受け容れていないものを、他人が受け容れることはもっと難しい。
彼は、そのことに気づいた。

そして、彼女と出会い、
彼の人生の意味は変わった。

恋人であり・親友であり・同志である”理想の結婚相手”

ふたりは真剣交際に進んだ。
トントン拍子に話は進み、
プロポーズし、結ばれた。

彼にとって、彼女は人生で初めて「自分自身を丸ごと受け入れてくれる」存在だった。
それがどれほど幸福な体験だったことか。
男性ならわかるだろう。

まさに天にも昇る心地……だったのは、想像に難くない。

・結婚とは何か？

どんな容姿であれ、長い結婚生活の中で、
やがてそんなことは意味を持たなくなる。

人は、
ひとりよりも、ふたりの方が成熟する生き物だから。

「ふつう」であることが取り柄の人は、やがて退屈な存在となる。
一方、劣等感と向き合い、それを乗り越えた人ほど、人間力に溢れる。
それは人生の真理である、と断言できる。

ふたりとも結婚が難しかった心理的理由

・”ふつう”信仰という名の「バカの壁」

婚活市場には”ふつう”信仰という強固な思い込みが今もある。
とがった個性は消さないと結婚できないという、時代遅れの固定観念。

だが、彼は個性を貫いた。
彼女も自分の志を貫いた。

結果、
ふたりは最愛のパートナーを見つけたのだ。

・「他人の人生を生きるな」

スティーブ・ジョブズの言葉を、思い起こす。

婚活とは、
万人に受けるための競争ではなく、
本当に自分を受け入れてくれる人を見つける旅なのだ。

そして、私は今日、この結婚式で、彼にこう伝えたい。

「君はついに、自分の人生を生きることを選んだんだね。」

＊容姿や年齢に縛られる必要はありません。

大切なのは、あなたが 自分の人生を生きる覚悟を持てるかどうか。あなたらしい幸せを、共に見つけませんか？

まずはリアルラブの無料相談から、お気軽にどうぞ。