離婚後すぐの婚活はあり?なし?
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目次
- 離婚してどのくらい経ってから婚活をスタートするべき?
- すぐに再婚活したいけど、踏み出せない理由とは?
- 人の目を気にしていて婚活をスタートできない
- 再婚活は不利なのでは?という不安
- うまくいく再婚活の特徴5つ
離婚してどのくらい経ってから婚活をスタートするべき?
こんにちは、結婚相談所ENSOWA(エンソワ)の穴澤由紀です。
離婚された方からのご相談を受けることがあります。
「離婚した後、すぐに婚活に入るのはありでしょうか?」
「どのくらい経ってから婚活をスタートするべきでしょうか?」
今回は、離婚された後の婚活、いわゆる「再婚活」を始める時期についてお伝えしていきます。
結論から申し上げると、「条件付きで、すぐに婚活してOK」とお答えしています。
条件付き、としたのは、あなたのマインドが整っていることが重要だからです。
以前の結婚生活がすでに自分の中で過去になっている、と思えているでしょうか?
各種調整がすべて済んでおり、元配偶者への思いが完全に断ち切れている状態でしょうか?
過去がクリアになっていて、未来の幸せのために行動できる状態であるならば、離婚直後であっても婚活を始めて大丈夫でしょう。
そもそも、そんな安易に離婚する人などいません。
離婚するには一定の時間もかかります。人によっては長期の話し合いや離婚調停などを行い、離婚が成立するまで年単位の時間がかかったはず。
離婚に至るまでに、考え抜き、悩み尽くしたことと思います。
ということは、離婚が成立した頃には、すでにお気持ちは吹っ切れていたのではありませんか?
状況と心の整理がきちんとついているのであれば、離婚後すぐに婚活を始められて全く問題ない、と私は考えます。
一方、まだ心の中で、元配偶者への未練や恨みなど、わだかまりを持っている状態であれば、心のケアを優先してください。
「元妻(夫)への当てつけで、早くいいパートナーを見つけて見返してやるんだ」
「元妻(夫)に離婚を後悔させたいから、次の結婚を急ごう」
もし、そんな気持ちでいるならば、危険です。
婚活をスタートさせてもうまくいきませんし、婚活で出会う異性に対しても失礼です。
ですから、ここでいったんまとめると
「離婚直後でも婚活はスタートして大丈夫。ただし、心の整理がまだついていないのであれば、マインドを整えるところからはじめてください」ということになります。
すぐに再婚活したいけど、踏み出せない理由とは?
心の整理はきちんとついている。でも婚活をすぐに始めるとなると躊躇する。
そういう方もいらっしゃると思います。
すぐに再婚活したいのに踏み出せない理由は、以下のふたつが考えられます。
1)人の目を気にしてスタートできない
2)再婚活は不利だからうまくいきそうにない、と思うと不安
思い当たる方は、ぜひ以下も読み進めてくださいね。
人の目を気にしていて婚活をスタートできない
「別れてすぐなのに、もう婚活するの?と奇異の目で見られそう」
周囲からどう思われるかが気になって、婚活したいけどできないでいる方もいらっしゃると思います。
そういう方はよく考えてみてください。
世間があなたの人生に責任を取ってくれるわけでも、幸せを運んでくれるわけではないのです。
そうやって躊躇しているうちにどんどん時間は過ぎていってしまいます。
幸せになるための行動は先送りしない方がいいのです。
結婚相談所を運営していると、本当にご縁というものがあるんだなと実感します。
あなたの未来のパートナーが、まだ見ぬあなたと出会うために結婚相談所に登録しているかもしれないんですよね。
人の目を気にするあまりに行動を起こさずにいると、せっかくのご縁も繋がらなくなってしまいます。
もし、最高のパートナーと出会えて幸せな結婚が用意されているのなら、周囲の目なんて気にしている場合じゃないと思いませんか?
再婚活は不利なのでは?という不安
どうせ婚活してもうまくいかないのでは?と不安が先立って、行動にストップがかかっている方は、まず、その思い込みをぜひ取っ払っていただきたいと思います。
再婚者の婚活は不利だ、そんなイメージを多くの方が持っていらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはないのです。
その理由をご説明します。
1)離婚も再婚も、決して特別なことではない
①離婚件数
2020年度の厚生労働省の調査によると日本の離婚件数は193,253件でした。
一方、婚姻件数525,507件でしたので、単純比較すると36.8%が離婚していることになります。
<引用:令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況|厚生労働省 (mhlw.go.jp)https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei20/index.html
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②再婚カップル
再婚カップルって全体のどのくらいを占めると思いますか?
再婚カップル(夫婦とも再婚、またはどちらか一方が再婚)は上昇傾向にあって、平成 27 年は 26.8%となっています。
<引用:平成28年度 人口動態統計特殊報告 「婚姻に関する統計」の概況|厚生労働省 (mhlw.go.jphttps://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/index.html)
>
③IBJの婚姻歴活動率
IBJの活動会員のうち約12.5%は婚姻歴がある方となっています(2022年4月現在)
このような数字を見ると、「離婚や再婚って少なくないんだな」って思いませんか?
④人々の意識
次に人々の意識を見てみましょう。
世論調査でも、未成年のお子さんがいないご夫婦が離婚することに対して42.4%の人が「夫婦の一方でも離婚を望んでいるのであれば、離婚した方がよい」と回答しています。
一方で、「いかなる場合も離婚はしない方がよい」と答えた者の割合が2.6%となっていますから、離婚は悪いもの、と決めつけている人の方が少ないんですよね。
<出典:令和3年10月(離婚と子育てに関する世論調査 -内閣府 (gov-online.go.jp) https://survey.gov-online.go.jp/r03/r03-rikon/index.html>
こうしてみてみると、人々の意識もどんどん変わってきていますし、離婚も再婚も特別なものではないことがお分かりいただけると思います。
2)婚姻歴がある方こそ成婚しやすい、というデータもある
IBJ成婚白書(2020年度版)によると、婚姻歴が1回ある方(お子さんなし)が全体の平均よりも成婚率が高く、再婚しやすいというデータもあります。
お子さんがいらっしゃる場合も、男性(子供と同居)は、「成婚しやすい」という結果が出ているのです。
これは、婚姻歴がある方が結婚相談所で活動を始めるにあたって、とても心強いデータになると思います。
2020年度成婚白書 https://staic.blob.ibjs.ibjapan.com/media/PDF/seikon2020_2.pdf
うまくいく再婚活の特徴5つ
再婚活が成功しやすい人の特徴を5つにまとめました。
1.以前の結婚について、状況もマインドもクリアになっていること
冒頭でお伝えした通り、離婚にまつわる調整が完全に終わっていて、元配偶者への思いが完全に断ち切れている状態で婚活をスタートすることが必須要件です。
元配偶者を忘れるために、という気持ちでは良いご縁を遠ざけてしまいます。
2.寂しさ、孤独感などを婚活のモチベーションに変換できている
一人になった寂しさ、孤独感などが強い方もいますが、それを良い意味で、次こそは幸せになるんだとモチベーションに変換できている方は、行動力が増しますので、婚活にもプラスに働きます。
3.自分のことをよく理解できている
自分の強み、弱み、大切にしたい価値観などを改めて見つめなおし、自分のことを深く理解している人は、婚活でも功を奏します。自己理解がちゃんとできている人は、相手選びでも迷いが少なくなります。
4.譲れない条件が明確になっている
お相手への希望条件も、「ここだけは譲れません」というものにシンプルに絞れている方が多いです。前回の結婚で課題に感じていたことを払拭するための条件が明確にあることも婚活を進めやすいです。
5.高い決断力を持っている
まだいい人がいるかも、というような夢見がちになるのではなく、良いご縁を見逃さずに決断できる人が結果を出しています。
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