男子校出身者の婚活
- 婚活のコツ
- お見合い
- 男性向け
目次
- 小さな世界
- 女性に対する観察眼
- 全員、遅咲き
- 婚活における強み
小さな世界
こんにちは、エンパシーの小林です。
世の流れで、男子校や女子高は減りつつありますが、大人の中には、それら出身者がまぁまぁの割合でいます。
私自身も男子校出身ということもあり、今回は男子校出身者のお話です。
男子校は、多感なティーンエイジを、男性の中だけで過ごします。中高男子校の場合、13~18歳の6年間、そうなります。
みなさんも自身を振り返ってみて感じると思いますが、中学生、高校生は非常に狭い世界で生きています。学校、もっと言えばクラスが、彼等の「世界」のすべてです。
オトナから見れば、小さな悩みに見えても、彼等にとっては「この世の終わり」に感じるのは、世界観自体が小さいからなのです。
女性に対する観察眼
男子校生徒にとって、世界に「リアルな女性」は、母親、姉、妹しか存在しない。
極端に言えば、そうなります。
女性に興味津々なのに、現実感が持てない。
それが「男子校生徒」です。
中には近所の女子校生徒と、お付き合いする人もいますが、たいていは、超がつくほど「見た目重視」。
共学でもそうなりがちですが、男子校(女子校)は、その傾向が強まります。
学校では、クラスの中での「言動」によって、その人の中身がわかってきます。これは、対同性、対異性とも同じなのですが、クラスに女性がいない男子校は、女性に対する「観察眼」が、育まれない環境にあるのです。
全員、遅咲き
多くの、元男子校生徒は、頭の中で考えた「理想とする女性像」を抱えて、大学デビュー、社会人デビューします。そして、デビュー後、失望にも似た失恋を経験します。(共学出身者に比べて、免疫がない分、深く傷つきがちです)
ここから、経験を重ね「現実の女性に対しての理解」を深めていきます。急角度で成長する人もいますし、なかなか、同世代共学出身者に感覚が追いつけない人もいますが、総じて、全員、遅咲きです。
ここまで言うと、婚活に関してマイナスしかないように見える、男子校出身者ですが、実はそうでもありません。
婚活における強み
彼等は、思春期に「男子だけの濃厚な時間」を過ごすことで、知らず知らずのうちに、強い絆を結んでいます。
卒業後、一番、公私でつながりがあるのは、男子校ではないでしょうか。女子生徒の存在と引き換えに、というと言い過ぎですが、人生に活きる「学縁(学校による縁)」を、男子校出身者ほど、強く持っているのです。
男しか登場しない思い出話は、意外と女性ウケします。
同窓会で、オトナの男同士がワチャワチャしているのも、意外と女性に好感を持たれます。女性はその「価値」を、本能的に理解しているのかもしれませんね。
「男子校話」は、良質なアピールコンテンツです。
男子校出身者は、ぜひ、お見合いやデートのトークに、使ってください。
また、女性の方は、お相手が男子校出身者であった場合、さりげなく、男子校の話題を振ってみてください。
お相手の隠れた魅力を、発見できるかもしれません。