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「安心できる」カウンセリングを体験してみませんか

  • 婚活のお悩み
COME TO LIFE「「安心できる」カウンセリングを体験してみませんか」-1

目次

  • 1.「安心できる空間と時間」の提供がカウンセリング
  • 2.カウンセリングの考え方
  • 3.婚活カウンセリングも基本的な考え方は同じ
  • 4.婚活のアドバイスはしてもらえないの?
  • 5.最後に~カウンセリングとマインドフルネス

1.「安心できる空間と時間」の提供がカウンセリング

(1)人は一人でいても、一人になれない
クライアントが、自分の抱える問題の解決につながる自分への関与や洞察は、一人でいるときになされる、というカウンセリングの考え方があります。

人は、一人で自分のことを考えていても、他者の目から完全に自由になることはできず、何かをしようとするときに、他者から「どう思われるだろうか」「こんな風に見られたくない」といったことを、半ば無意識に考えてしまうことがあります。

このような状況では、クライエントが、問題の解決につながる自己への関与や洞察を行うことができない、ということになります。

そこでカウンセリングは、他者の目を意識せず、自由に自己に関与し洞察するために、他者からの評価や批判を受ける懸念のない「安心できる空間と時間」を提供することが必要だと考えるわけです。

そこでのカウンセラーは、たとえばクライエントの庇護者的な立場を取るなどして、クライエントが自由に自己に関与し洞察することを促進することによって、問題の解決を援助することが、役割になります。

(2)カウンセリングは、どんなにときに有益でしょうか?

カウンセリングはどんなときに有益でしょうか?たとえば

『婚活に取り組んでいる、活動もしている…でも…』という考えが、しばしば頭に浮かぶとき

『活動してはいるけれども、行き詰まりを感じている』とき

婚活やご自身のについて『ネガティブな考え』がしばしば頭に浮かぶとき

などには有益だと考えられます。

(3)「でも…」や「ネガティブな考え」の意味
最初に核心的なことを言ってしまうと、「でも…」や「ネガティブな考え」は、婚活に関して適応的でない考え、適応的でない思考であるかもしれません。

「適応的でない」ということの意味は、「結婚したいという希望を実現するための行動を阻害してしまうので、希望の実現に適合していない」という意味です。

結婚を希望している一方で、「結婚したいという希望を実現するための行動に適応していない考え、思考」が自分にあるとしたらどうでしょうか?

結婚したいという希望がある一方で、希望の実現を阻害する考え、思考があるので、その考え、思考が活性化してしまった時には、自分の希望がかなえられそうな見通しがなくなり、気分は落ち込むでしょう。気分が落ち込むと行動が鈍ってしまうでしょう。

人には適応的(自分の価値や希望を実現することに適応的)な考え、思考もあれば、適応的でない考え、思考もあり、適応的でない考え、思考が活性化してしまった場合には心理的負担が増大することになります。

(4)ポジティブだから大丈夫というわけでもない
「自分はうまくいっているから大丈夫」という方でも、何かをきっかけに適応的でない考え、思考が活性化するかもしれません。

自分に対してのポジティブな見方は大事ですが、「今うまくいっている」「ポジティブな考え方をしている」から、適応的でない認知(信念)を全く持っていない、ということではありません。

うまくいかないこと続いたり、大きな心理的負担がかかった時には、適応的でない考え、思考が活性化することも否ないとは言えません。

逆にいえば、今、適応的な考えが優位になって、うまくゆかず落ち込んでいる方も、「ポジティブで適応的な考え」は持っているはずなので「ポジティブで適応的な考え」を強化して、活性化してゆけば気分が改善し、活動も活性化できる、ということになります。

(5)そんなときカウンセリングが役に立つ
ということになります。

これから、その理由、カウンセリングの考え方、婚活カウンセリングの場合、婚活上のアドバイスについて、ご説明してゆきます。

2.カウンセリングの考え方

1)カウンセリングが必要なとき

人は、時の経過とともに考え方や欲求も変わりますし、環境も変わります。考えや欲求が変わったり環境が変わると、今までの自分の考え方や行動パターンでは適応できない、といった不都合が生じることもあります。

不都合が生じたときに適切な対処(コーピング)ができたときは良いのですが、適切な対処ができなかった場合には、大きな心理的負担を抱えることとなります。

大きな心理的負担は行動への意欲を失わせ、そのことがますます心理的な負担を大きくすることもあります。

カウンセリングは、その様なときに、クライエント(あなた)が、適切なコーピングを取るための援助をするものです。

(2)人は成長への指向を持っている
カウンセリングの前提には、人間にはもともと自分に生じた問題を自分に統合し、それを解決してゆくことで新しい自分にしてゆく力がある、またそのために自分がなすべきことを知っている、という考えがあります。

だからカウンセラーは、クラエアントを受容し、共感して内面から理解しようとすることで、クライエントの変容を援助することができる、という考え方があります。

カウンセラーは、その力を信頼してクライエントに対して無用な指示などを行わず、クラアントが問題を解決するプロセスとともに「そこにいて」援助するというのが、カウンセリングの有力な考え方の一つです。

(3)カウンセラーの役割は?
人には、悩みを解決する力があり、カウンセラーはそれを援助する、というときのカウンセラーの役割は何なの?とお感じになるかもしれません。

カウンセラーの役割は、

①クラエントが誰からも批判も攻撃もされない「安心な空間と時間」を提供して、クライアント自身が不安を感じることなく悩みに向き合える環境を作り、

②クライエントの感情や気持ちに共感し理解し、悩みを持ったクラエアントを受容し、クライエントを内側から理解しようとつとめることにより、

③クライエントの自発的な変容(悩みを自分に統合し解決することを通して、新たな自己を作ってゆく)を促進することにあります。

(4)クライエントの変容、成長を促進するもの
クラエイントの変容が可能になるために重要だと言われているのが、カウンセラー自身が、カウンセリングにおいて自分の感情や気持ちに忠実であることだと言われています。

この特性を、カウンセリング理論では「一致」や「純粋性」などいっています。

カウンセラーが、自分の感情や気持ちに忠実でないとき、クラエエントはそれを感じ取り、クライエントが「自分の感情や気持ちに忠実であることが許容されている」ということを実感できず、自分の感情や気持ちに触れてそれを自分に統合することをしなくなり、結果としてクライエントの変容は促進されにくくなると考えられています。

つまりクライエントの変容を可能とするクラエントの心理的な状態と同じ心理状態を、カウンセラーも持つ必要があるということです。

3.婚活カウンセリングも基本的な考え方は同じ

1)受容と共感、一致
婚活カウンセリングも、カウンセリングである以上、上記のカウンセリングの方法論に沿って行います。

カウンセラーは「安心な空間と時間」を提供し、クライエント(あなた)を受容し、共感して、クライエントの内面を理解しようと努め、カウンセラーもまた、自己の感情と気持ちに忠実にカウンセリングを進めるのが理想です。

カウンセラーは、クライエントからお聞きしたことについて、職業倫理上から当然に守秘義務を負います。
ご入会するしないに関わらず秘密保持をお約束いたします。

(2)答えは自然と出てくる
カウンセリングの人間観では、人は悩みを解決する能力をもっていて、そのためになすべきことを知っている、と考えられています。

「安心できる空間と時間」でご自身の希望や感情と向き合い、希望や感情をカウンセラーと共有することで、おのずと婚活の悩みに対する答えは見つかる可能性は高くなります。

カウンセリングが「安心できる空間と時間」であれば、婚活の悩みを解決するための近道になるのではないでしょうか。

(3)カウンセリングルーム
「安心できる空間と時間」を提供しようとすると外部の空間、たとえばカフェでのカウンセリングは避けるべき、ということになります。
カフェでは入会営業としては成り立っても、カウンセリングとしては成り立たたない、ということになります。

そこで新たにテーブルを購入して、カウンセリングルームを作りました。

「安心できる空間と時間」という観点から言えばWebミーティングも成立するでしょう。

とはいえ、人と人との間の「受容」「共感」「一致」が最も効果を発揮するのは対面であるように思います。

(4)所要時間
カウンセリングは通常、1セッション50分を1週間~数週間おきに継続的に行うのが基本ですが、婚活カウンセリングであれば、初回は1時間から1時間30分程度必要かもしれません。

(5)入会が条件ではありません
婚活のお悩みがあって、それを解消したい・・・とお考えであれば、カウンセリングをお受けいただく条件は満たしています。

「婚活カウンセリング」は無料です。

率直に言えば、新しい考え方でのカウンセリングの実践という側面がありますので、私にとっては、ご入会いただけずともカウンセリングをすることのメリットはあります。

ですから、カウンセリング時に入会営業はしません。なぜならば、カウンセリングであなたの答えは出ているはずですから。

★ご質問お問い合わせ等はこちらから

https://cometolife-kekkon.jp/contact_ladies/
(男女共通)

4.婚活のアドバイスはしてもらえないの?

(1)ご要望があればアドバイスは致します
アドバイスや意見を求められれば、当然アドバイスや意見は述べます。


(2)現代のカウンセリングは活動面を重視
現代のカウンセリングでは日常での活動を改善することを重視しています。
これは、活動を促進することで課題を解決し、課題の解決により得られた認知により、

① 適応的でない思考や認知(自分の希望を実現する方向に機能しない思考や認知)を修正する一方で、

② 行動によって得られた認知により、適応的な認知を強化することで、自分の希望する方向への行動意欲を高め、より効果的に活動することを可能にする
ためです。

婚活カウンセリングについても、いかに活動の充実へつなげてゆけるかが重要であることは言うまでもありません。

(3)活動を促進するためのスキルや問題解決技法
活動を促進するためには、

① 「適応的でない思考や認知(自分の希望を実現する方向に機能しない思考や認知)」を修正するとともに、

② 自分の希望する方向への行動に伴って生じる不安や懸念を取り払う

必要があります。

その不安や懸念を取り払うのがカウンセリングで用いられている問題解決技法です。

将来予定されいる出来事についての不安への対処や緊張状態への対処、過去にあった苦痛に対する認知の再構成、コミュニケーションを円滑にする考え方などがあります。

私(カウンセラー宮崎)が15年以上取り組んでいる瞑想(マインドフルネス、ヴィパッサナー瞑想)も、カウンセリング(認知行動療法)に取り入れられています。

5.最後に~カウンセリングとマインドフルネス

(1)カウンセリングの勉強を
業務としてカウンセリングを当たり前のこととして受け止めてきましたが、

「そもそもカウンセリングってっどいうものなの?」

「 よりよいカウンセリングを行うためにはどうすればよいのだろうか?」

 と考えカウンセリングの勉強を始めました。

教育訓練・人材開発業務に携わっていた時期があり、エリック・バーンの交流分析、アルバート・エリスの論理療法、カール・ロジャーズのカウンセリング理論などは勉強していましたので、けっこうすんなり入って行けました。

今回のお話は、カールロジャーズのカウンセリング論と認知行動療法の「認知モデル」を中心にお話しました。

すでにお話しましたが、現代のカウンセリングでは、行動の促進を重視しており、論理療法は「理性感情行動療法」へと名を変え、認知療法は「認知行動療法」へと発展し、マインドフルネスを技法として取り入れるなどしています。またマインドフルネスに基づく「マインドフルネス認知療法」も盛んにおこなわれいます。

マインドフルネスは、安定的な姿勢を保持、して筋肉の緊張を取り、静かな呼吸を持続することが必須の条件になりますので、心理療法の筋弛緩法と呼吸法を同時に行うことになります。これにより副交感神経を優位にし、マインドフルネス単体でもヒーリング効果がもたらされます。

また、認知行動療法が「思考は真実ではないかもしれない」ということを前提に、適応的でない自動思考を検証することも、瞑想との親和性が感じられます。

(2)認知行動療法とマインドフルネス
マインドフルネス(私の場合はヴィパッサナー瞑想)を15年以上やっています。

少し前に、瞑想の考え方に基づき、気分の低下を認知(「苦」というラベリングをして認識します)して、その原因と思われる認知を突き止め、その認知が正しいとは限らないと考えなおしたところ、気分の低下が解消することを実感した、という経験がありました。その時に、これが四聖諦の教えるところなのではないか?と考えました。

四聖諦は、
①苦を知る
②苦の原因を捨てる
③苦の消滅を観る
④これが苦の消滅に至る道であり、実践すべきもの
という考え方で、瞑想においては重要な考え方です。

上の①から④までの「苦」を「気分の低下」に置き換えても十分に成りたつ考え方です。

認知行動療法を学んでみると、先にあげた経験は、
「気分の低下」⇒「気分が低下する時に“頭に浮かんだ考え”=“自動思考”を見つけ出し」⇒「自動思考の根拠を検証して、修正する」⇒「気分を改善し行動への障害を取り除く」
という認知行動療法の一連の流れとほぼ同様の行為を、瞑想の実践(サティとラベリング)により、自分が行っていたということに気付きました。

マインドフルネスは、価値判断をせずに心の動きを見つめ、苦の原因を知り、苦の原因をなくし、苦をなくすものなので、自分の「不適応な認知(自動思考)」を見つけ、「検証と行動」によって「自動思考を修正」して、「気分の改善」により「行動を促進」してゆく認知行動療法と同じ方法論であると言っていいように思います。

(3)自らの力による問題解決
カウンセリングは、クライエントの持つ変容や成長の力によって、クライエントの不適応なコーピングを改善してゆくものなので、終局的にには、クライエントの自立、つまり今後生じるであろう問題に自ら対処し解決できるようになることを目指します。

つまり、カウンセリングがうまく終結すれば、クライアントはカウンセリングを通じて身に付けた考え方や技法を活用して、今後生じるであろう課題に対処できる力を持つことになります。

また、カウンセラーとしては、そのようなカウンセリングを目標にしてゆく必要があります。

(4)勉強でカウンセリング技量は向上する?
程度問題はありますが、確実に向上するように思います。その理由としては、

① カウンセリングを学んでいると、過去に自分が心理的にきつかった時期を思い出し、その時の心理にカウンセリングを考え方を当てはめてみることがあります。自分に当てはめて考えることで、カウンセリング理論の有効性を検証したり、クライエントへの適用方法のメンタルリハーサルを行うことが出来ると考えられること。

② 例えばジュディス・ベックの「認知行動療法実践ガイド」(星和書店)には、各章の終わりに、エクササイズとして、クライエントへ指導する技法を自らに適用して行うことなどが推奨されいます。当然、現在の自分にも、適応的でない考え、思考は多少なりともあるので、それを同定し、検証し修正することで、より技法への理解や応用のイメージは深まるように考えられること。

引き続きカウンセリングの質を高めるために努力してゆきます。


あなたの願いごとがかなえられますように



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