デート・婚活パーティの「小ネタ」、「ジン」のお話
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目次
- ジンの消費量が増えているそうです。
- そもそも「ジン」とは?
- ロンドンドライジンはカクテルの花形カクテルベースに
- 小ネタ ジンは振動を与えると味が変化する
ジンの消費量が増えているそうです。
牽引役はサントリー?
サントリーさんのジンのCMはかなり目にします。サントリーさんは2月7日に、大阪工場に50億円の投資を行いジンの生産量を2倍にする、と発表したそうです。
ジンの国内市場規模
2021年には100億円に満たなかった市場規模が、2022年には約200億円、2023年には211億円となっています。サントリーさんは2030年には450億円とみこんでいるそうです。Yahooニュース・読売新聞:https://news.yahoo.co.jp/articles/7c699e25012e233195e52a8540a134ef4ca622a0
国内では地方の蔵元のクラフトジンも増えている
写真のジンは、鳥取県境港市の千代むすび酒造さんが作る「インパクト」というジンです。旧鳥取藩の国名、因幡と伯耆からとり「因伯人」でインパクトだそうです。しっかりとアルコール度数47%、です。
そもそも「ジン」とは?
オランダ発祥とされているが
1660年オランダのライデン大学のシルヴィウス博士が薬用酒として作ったものとされているそうですが、それ以前にもイタリアやネーデルランドで、ジュニパーベリーを使用したお酒が造られており、薬として用いられていたようです。今では、お酒は発がん性物質ですが・・・。
オランダで人気に
蒸留装置が粗末な単式蒸留器であり、雑味が多かったため、さわやかなジュニパーベリーの香りが受けたのでしょう。オランダで人気となり、イギリスにも渡りました。オランダではジュニーエーブルやジュネーバと言われていたようです。
イギリスにわたって「ジン」になりました
18世紀のイギリスではとても親しまれたようですが、砂糖を添加した甘いジンが主流だったそうです。
ロンドンドライジンの誕生
19世紀初めに、ライ麦などからスピリッツを蒸留し、そのスピリッツにジュニパーベリー等を浸漬してさらに蒸留する連続式蒸留器が発明されて、雑味のないさわやかなドライジンが作られ、ロンドンドライジン、ブリッティッシュジンとして、輸出されるようになったそうです。
よく目にする輸入ジンは「ロンドンドライジン」
タンカレーやボンベイサファイア、ビーフィーター、ゴードン等のジンです。EU法では、ジンについても、ロンドンドライジンと名乗ることのできる条件が定められているそうです。写真は手元にある、私が好きなジンです。比較的優しい味わいのジンですがロンドンドライです。
かつての甘いジンは「オールドトムジン」
ロンドンドライジン誕生以前に主流だった甘めのジンも「オールドトムジン」として販売されています。ラベルに猫の絵が描かれてれていることが多く、一説には、かつて猫の形をした販売機で売られていいたから、だそうです。