「妥協」とはいったいナニ? 1
妥協。
結婚相談業の界隈でも、そこそこチラホラ耳にする言葉。
ちなみに「妥協」を辞書でひいてみると、
「対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見いだし、おだやかに解決すること」
なんだって。
こと「婚活」になると、この妥協の使われ方が、
ある意味とんでもない所に飛んで行ってしまっているような気がする。
事例で見てみよう。
まずは例として、「転職」を考えてみる。
非常に簡単なモデルとして、「市場価値 年収500万円」の人材を仮定する。
この時
1000万欲しいデス! ⇒ 夢語ってるな~
700万もらえれば・・・ ⇒ 斜め上見てるね
500万で大丈夫です ⇒ 現実はそうだよね
300万で仕方ない ⇒ 妥協しちゃっていいの?
こんな感じの図式が成り立つ。
異を唱える人はいないと思う。
500万の価値の人だから、500万の転職先は極めて現実的だし、
それより多くほしいと言えば上見てるなぁ、だし、
300万でいいよ、ならそれは確かに妥協だ。
世の中には「等価交換の原則」があるのだから、
同じ価値同士で交換すれば「現実的」
どちらかの価値に偏れば一方は「夢・斜め上」で、もう一方は「妥協」になる。
最近は売り手市場であるから、雇う側としては、
「まぁ500万円の人だけど、それだと他社に行ってしまうかもしれない。
それなら700万円を出してウチにきてもらうしかないか。」
とある種「妥協」をして、市場価値500万円の人材を700万円で採用するのである。
ところが。
こと「婚活市場」となると、
この「妥協」の線引きが少しズレてくるのである。
それについては次回!
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