昭和の婚活!
目次
- 昭和の時代にも結婚相談所があった!
- 闇討ちお見合い!
- 昭和の恋愛結婚!
- 「神田川」♪の時代
昭和の時代にも結婚相談所があった!
昭和の時代にも、結婚相談所がありました。
当時としては比較的結婚が遅かった自分でしたが、
それを心配した母が、神奈川県藤沢市の結婚相談所に4万円払って、私を登録。
女性の写真、年齢、学歴の書き込まれたアルバムを見て、お見合いを申し込み、女性も男性が気にいったらお見合いをする、という方式でした。
母と一緒に藤沢の結婚相談所のサロンに行き、先方もお母様とご一緒に来られていました。
途中で二人にさせられ、自分がたまに行っていた鎌倉のレストランで、ケーキとコーヒーで、いきなりミニデート。
先方の女性が緊張して、ケーキのフォークを落として、
レストランの人にフォークを変えてもらった、という記憶があります。
その件は、実らず、結局4万円払って、1回のお見合い・デートだけで終わってしまいました。
まだインターネットもアプリもない時代。
アナログな、紙ベースの結婚相談所が、ここかしこにあったようです。
闇討ちお見合い!
私の結婚に執念を燃やす母。
今度は、後ろの家のおばさんがお茶飲みにおいで、って言っているよ、ということで、家のすぐ裏側の近所のおばさんの所に、普段着で行きました。
そうしたら、そこに見知らぬ若い女性がかしこまって座って待っていました。
これは、母とおばさんが仕組んだお見合いだったのです。
母も、子どもの結婚に必死だったんですね。
残念ながら、この時も実りませんでした。
一生で、お見合いらしきものをしたのは、2回だけでした。
昭和の恋愛結婚!
昔は、結婚年齢が早かったです。
自分が働いていた職場には、男性も女性もいっぱいいました。
仕事に熱中してましたので、あまり結婚しようとは思っていなかったのですが、30歳も近くなって来ましたので、
そろそろ結婚しようかな、と思うようになりました。
28歳の年の5月2日に、偶然出会った同じ会社の違うお店の女性と約1年付き合い、29歳の5月9日の時に結婚しました。
入社同期の男性17人のうち14人目の結婚。
ですから、男女の多い小売業の職場では、自然に女性はほぼ20代で全員近く、男性も多くは20代で結婚していました。
自分の友人では、比較的理系男子が結婚が遅く、文系男子のほうがカジュアルで、結婚が早かったような気がします。
「神田川」♪の時代
あなたはもう忘れたかしら
赤い手ぬぐい マフラーにして
二人で行った横丁の風呂屋...♪
この、昭和の名曲、南こうせつとかぐや姫の「神田川」。
同時期の上村一夫の漫画「同棲時代」。
この二つは、すぐに映画化されました。
当時の学生・若い人たちの同棲ブームは社会現象でした。
当時は純愛が昇華されて同棲に至る、という感じでした。
もちろん、高度成長時代で若い人は今より生き生きしていたような気がします。
肉食系、草食系という分類でいえば、昭和の頃が、今の令和の時代よりは、肉食度は強かったように思います。
そんな時代でしたが、自分の見るところ、若い時に同棲してそのままゴールインする人は多くはなかった。
比較的若い時に結婚しようと思い、比喩的に言えば、その時に横に居た人と恋愛して結婚するというパターンが多いようでした。