知り合ったきっかけは?
JLCA認定 プロの婚活カウンセラーの清水です。
結婚する人たちは一体どこで相手を見つけて来るのか?
「現代日本の結婚と出産 ー第16回出生動向基本調査報告書ー(2021年)によると、男女ともに「学校で」が最多で、2015年の調査の男性28.6%から30.1%に、女性は24.1%から26.8%に微増しています。
(調査時点で交際している異性の恋人または婚約者がいる未婚者対象)
また.SNSやマッチングアプリといった、いわゆる「ネット」でと答えた男性は11.9%、女性は17.9%にのぼり、恋人、または婚約者のいる未婚男女の10人に1人以上が、インターネットサービスで出会っていることがわかります。
そして、2021年の時点では、「ネットで知りあった」夫婦の割合(15.1%)が、「見合い結婚」(9.8%)を上回っています。
職場や仕事での出会いは?
以前は職場での出会いから結婚に至るケースは結構ありました。
私も職場で出会って結婚しました。
基本的には毎日職場で会っており、仕事に対する理解も得られているわけですから、自然に付き合い、結婚するというのは当時でもめずらしいことではありませんでした。
むしろ、職場での結婚は当たり前で、実際に私の周りで職場結婚した人はかなり多いのです。
私の世代よりも前だと、女性が企業に勤めるのも、将来の旦那様を見つけるための、いわゆる「結婚までの腰掛け」と言っていた時代もありました。
しかし、そんな状況も時代とともに、また、つい最近のコロナ禍もあり、かなり変わってきました。
リモートでも業務も増えて、職場に行く機会そのものが減っていったわけですから、そもそも出会う機会も急減したわけです。
同調査でも、2018年~2021年では、「職場や仕事で」の割合が28.2%(2015年)から21.4%(2021年)に減少したとあります。
また、コロナとは別に、昨今では、コンプライアンスに気を遣う企業も増えてきており、セクハラと言われるのを避けるため、職場で男性から女性に声をかけずらいといった雰囲気もあるようです。
もちろん、女性側としても、いやな男性からでなければ何も問題にならないのですが、男性側からすると少し勇気のいることかもしれません。
職場での出会いのメリットは、やはり安心感ではないでしょうか。
相手の素性や性格、仕事ぶりも大体分かっていますし、周りの人達からの評判も聴けるので、交際や結婚に至っても大きなギャップはありません。
デメリットとしてあげるなら、もし結婚しても同じ職場にいるとすると、周りに対して気を遣うことや、逆に周りからも気を遣われるということがあるかもしれません。
ネットでの出会いは?
世の中の状況を見ても、ネットでの出会いは増えているのは当然のことで、特にマッチングアプリはほとんどの人が一度は試したことがあるのではないだろうか?
基本的にいは誰でも登録でき、料金も月額3,000円~4,000円(女性は0円)といったところが多いです。
ただ、恋活には手軽でよいのですが、婚活となると少し難しい面もあるのかなと思います。
私は結婚相談所を運営しており、無料相談で婚活についての相談を受ける機会が多いのですが、マッチングアプリで婚活がうまくいったという人にはあまり出会っていません。
もちろん、マッチングアプリでの出会いから結婚されて人も多くいらっしゃるかとは思います。
マッチングアプリをうまく活用できる人は、そもそもコミュニケーション力の高い人です。
一旦マッチングしてしまえば、後は自分達だけで進めていけるわけです。
実はこれは、マッチングアプリがない時代から何も変わっていないのです。
コミュ力の高い人は、さっさと相手を見つけて結婚していきましたし、そうでない人は、「お見合い」や「友人からなど、周りからの紹介」、「「職場での出会」など、周りの人からの応援やお節介もありながら交際、結婚へと進んでいきました。
私が相談を受ける人はほぼ後者の方ですので、「マッチングしても一度も会えない」、「交際に進んでもいつの間にか連絡が途絶えてしまった」、という話が多いように感じます。
実際に交際するってどういうことなのか、相手の気持ちをどう想像するのか、周りにお節介する人がいないと自分達だけでは分からないので上手くいかない、ということなのかもしれません。
今後もマッチングアプリの利用者は増えると思いますが、気をつける点としては、相手の素性がよく分からない、場合によっては履歴や未婚というのも嘘かもしれないといったところ。
アプリ上では、本当のことを確認する術はないので、「婚活」として利用する際は気をつけたいところです。
その他の出会いは?
「お見合い」や「婚活パーティー」、「「結婚相談所」、「友人や家族からの紹介」などがあります。
「お見合い」や「結婚相談所」での結婚は実はコロナ禍以降、少しづつ伸びていいます。
マッチングアプリと同じく、コロナ禍で人との出会いが減少したことや、普段の生活の中で人間関係そのものが希薄になっていることで、新しい出会いを求めている人が増えているのではないでしょうか。
更に、正しい相手の素性が初めからわかっている「お見合い」や「結婚相談所」、「友人や家族からの紹介」への安心感があるのかもしれません。
なかなか自然に出会う機会が減っている昨今、検討してみるのもよいのではないでしょうか。
まとめ
結婚する人たちの出会いの場は多様化しており、学校や職場での出会いが依然として主流である一方で、SNSやマッチングアプリを介したネットでの出会いも増加しています。
特にコロナ禍の影響で職場での出会いが減少し、ネットでの出会いが一層注目されるようになりました。
マッチングアプリの利用者は増えてはいるものの、結婚に至るまでのハードルはそこそこ高く、コミュニケーション能力が求められます。
他にもお見合いや結婚相談所などの伝統的な出会いの方法の依然として利用されており、コロナ禍以降は需要が増加しており、その役割が見直されています。
結婚を考える人は、自然な出会いの機会が減少する中で、多様な出会いの方法を検討しているようです。
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今日も婚活、頑張りましょう!
このブログを書いた人
清水詠一
忙しい人のための短期成婚プログラム
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