婚活の勝敗は〇〇と〇〇で決まる

行動の差が勝敗を分ける

婚活カウンセラーの清水です。

マッチングアプリや婚活パーティー、そして結婚相談所と、今世間では「婚活」が話題になることが多くなり、雑誌やテレビドラマでもよくみるようになりました。

現在、私は結婚相談所を運営しているのですが、会員さんの中でも、婚活がうまくいく人とそうでない人がおり、観察しているとほぼ間違いがないだろうと気がついたことがあります。

それは、婚活がうまくいく人とそうでない人では、その行動に大きな違いがあるということです。

年齢的なことやその人の容姿などよりも、その行動の違いが成婚への道のりに大きな影響があると感じています。

今回は、結婚相談所をモデルに、大切な2つのポイントについて説明していきます。

マッチングアプリや婚活パーティーなどでの婚活でも、基本的な考え方は同じですので、ぜひ参考にしてください。

活動の量

結婚相談所での活動とは、まずはお見合いを組むことから始まります。

お見合いが組めないと、婚活が始まらないのです。

異性からの申し込みもありますが、自分から積極的に申し込みをしないとなかなかお見合いを組むことはできません。

IBJ（日本結婚相談所連盟）がまとめた「2022年度版 成婚白書」に以下の分析があります。

「成婚者と退会者（中央値）を比較すると、成婚男性は+9 回、成婚女性は+6 回お見合いをし ており、成婚男性は退会男性の 5.5 倍、女性は 2.5 倍お見合いをしていることになる。自身か らお相手にお見合いを申込む「申込数」は、成婚男性は+14 件、成婚女性は+11 件申込みして いることから活動への積極性が窺える。」（株式会社IBJ 「成婚白書2022年度版」より）

つまり、「成婚」するためにはお見合い数を多く、それには申込数も多くする必要があるということになります。

また、女性の場合ですが、「成婚白書」によると、成婚者のお見合い数の中央値はは、20～24歳で6回、35～39歳で10回、申込数では、20～24歳では22回、35～39歳では29回となっています。

そこには、年齢が上がっていくほどに活動量も上げていかねばならないという現実もあります。

そして、お見合いでお互いが良ければ仮交際に入りデートを重ねていくわけですが、ここでも大切なのはその量なのです。

これについては、こちらの記事に詳しく書いてありますのでぜひチェックしてみてください。

「デートの頻度と成婚の関係」

https://www.ibjapan.com/area/tokyo/42859/blog/103451/

1つ目のポイントは、「活動量を増やす」ことなのです。

婚活を始めたら、仕事以外の時間のほとんどを婚活に使うくらいの気持ちがあった方がうまくいくと思います。

要するにチャンスをなるべく多くつくることで、その確率も高くなるというわけです。

行動の速さ

婚活において、速く行動することは、活動量と同じくとても重要です。

例えば、お見合いのマッチングが成立したときに、なるべく速くお見合いの日時を決めるべきです。

そして、なるべく1週間くらいでお見合いをすることをお勧めしています。

お見合いのマッチングが成立してから、実際のお見合い日が2週間以上、ましてや1ヶ月後なんてことになると、少し気持ちも冷めてきますし、その間にお相手が自分以外の誰かとお見合いをする可能性もあります。

同じく、もし仮交際に進むことになったら、１回目のデートはせめて1週間後にはした方が良いでしょう。

更に、１回目のデートの終わりには、２回目のデートの約束もしておくのがベストです。

もちろん、これ以上の交際はお断りという場合も、あまり時間を置かずにさっさと伝えることが大切です。

婚活はその名の通り、結婚を目的にした活動です。

回転を速くすることで、目的を早く達成できる可能性が高まります。

まとめ

婚活の勝敗は、「活動の量」と「行動の速さ」で決まります。

そして、婚活ははある期間に集中して取り組んだほうが良いのです。

長期間活動したからといって、必ず良いお相手が見つかるわけではありません。

要所要所の決断が遅れることで、うまくいきそうなことがそうではなくなる事も出て来ます。

ただ、一つ注意したいのは、集中して活動することは「焦る」ということではありません。

焦って活動しても逆効果になりやすいものです。

例えば、「婚活に疲れたな」とか、「少し行き詰った」と感じたら、一旦休むことも必要です。

一旦休んで、またそれから集中してやればよいのです。

また、結婚相談所だと、専門のカウンセラーに随時相談が可能です。

婚活スケジュールも一緒に考えてくれるので、無駄なく婚活に集中できるのがメリットです。

今日も婚活、頑張りましょう！