読み手はあなたの長所、つまりポジティブな部分のみではなく、ネガティブ部分つまり懸念がないかも注意して見ています。例を上げると貴方が友人から「元気？ご無沙汰だね、最近どう？」「今度ごはんでも行こうよ！」のような連絡が来たことはないですか？久しぶりの連絡に喜んでいざ会ってみると、MLM・マルチ・ネットビジネス（インターネットビジネスではなく）に誘われた経験はないでしょうか？実は婚活中の方、つまりインターネットやアプリのサービスを使って婚活している人の中にも、悲しいかなそういった営利目的で登録している方が一定数存在します。残念ながらこうした営利が目的の人にはすごく興味がわきやすいもので（自己紹介も誇張表現していたり、あることないこと書いていたり）、やり取りを進めて会ったが最後、強烈な勧誘をされる…という話は非常に良く聞きます。運営会社にクレームがあがればもちろん登録解除or退会になりますが、それ以前に営業をかけられ餌食になってしまう恐れがあります。さて、前置きが長くなりましたが、何故この話が自己紹介に関連するかというと「※MLM・宗教、ネットビジネスの勧誘は固くお断りします」と明記することが大事だからです。なぜならそうすると「私はそのような迷惑行為はしない」という強い意志と正義感を伝えられ、一途に婚活に向き合っている姿勢を感じさせることはできます。またそのような営利利用者から勧誘されないように事前障壁をはれるというメリットもあります。そのため明記して得なことしかありませんから、懸念がなければ是非書くことををオススメします。

いきなりですが貴方は下のアピール文章を見てどう感じますか？東京都在住の32歳です。一部上場企業の関連法人でマーケティングをしています。会社が休みの日はよくウインドサーフィンをしています。海に一緒に付き合ってくれる方だと最高です！読み手がウインドサーフィンに興味がない人（競技人口が少ないので、大半の人はそうだと思いますが）なら、・アウトドア派ではない私とは気が合わないかもな・あたしは登山が好きだから、反りが合わないかもな・一緒に付き合っても、彼は趣味に興じていて私は何をしていればいいんだろうとネガティブに感じる恐れがあります。ウインドサーフィンに理解がある方以外には興味がない！という強いこだわりが存在するなら話は変わりますが、”今は”ウインドサーフィンに興味がない将来の伴侶がいるかも可能性があります。自身でその可能性を摘み取ることはないのです。つまり「好きなことはウインドサーフィンです。」と端的に事実だけ記載すればいいのです。更に例をあげると、以下のようなケースもあります。福岡県出身の28歳です。私は地元LOVEで、昔からの友人と時間を過ごすことが好きです。転勤で今は神奈川県在住ですが、結婚後に落ち着いたら福岡県にUターンしたいです。この方は友人関係の広さや自分の人望をわかって欲しいのかもしれませんが、読みてにとっては・この歳になっても昔からの友人と過ごしたいなんてコドモっぽいわね・福岡県なんて実家から遠いし行きたくないわ・地元に帰る＝姑との関わりが多くなるのね…嫌すぎるわとネガティブ要素が非常に多く存在します。もしこのようなことが伝えたければ「出身県でもある福岡が好きです。街に活気があって、人も気候も暖かく、ごはんも美味しいです。その素敵さを一緒に感じれる人を探しています」とポジティブ要素だけでまとめるのがベターです。

今この記事を読んでいるあなたの周囲にもコミュニケーションで相手からの悪いイメージを持たれてしまう人がいるかもしれません。例えば男性が女性に感じることであれば「お金遣いが荒い人」、女性が感じる男性のイメージであれば「自慢が多い人」は特に嫌がられます。そもそも危険性があれば話をしないのがベターですが、前回の２で説明したプラスの表現を使ってポジティブ要素に変えてしまうことも手のひとつです。わかりづらいかもしれませんので、具体例をあげてみましょう。【男性→女性のマイナス例】・お金づかいが荒そうな人BAD例：エルメスやヴィトンの製品が好きです。GOOD例：不要なものを多く買うのではなく、高品質のモノを選びこむようにしています。・家庭的なイメージが少ない人BAD例：外食ばかりです（明確な理由がなくマイナスにとられやすい）GOOD例：仕事で外食することが多いです（明確で避けづらい理由がある）【女性→見た男性のNG例】・自慢話ばかりする人（承認欲求オバケなのが見て取れる）BAD例：仕事で○人部下がいて〜、こんな実績があって〜GOOD例：社内表彰された（第三者目線での評判を用いて事実として記載）・過去の栄光BAD例：昔は悪かったんだけど〜、当時はこんなんで〜GOOD例：良い表現はなし！そもそも記載しない！もし上記のGOOD例のような言い回しが難しければ、その話題は出さないようにしましょう。説明しない方がいいこともあります。大事なのは「これを見たら読みてはどう感じるか？」という思考を持って、内容を推敲しましょう！

このIBJに登録している婚活者でも数万人がおり、登録していない人も含めると無数の男女が存在します。つまり婚活のライバル競争は激しいのです。そのような環境下では適切な自己発信やアピールを行わないと、お相手の方はあなたにそもそも興味を抱きません。日本人は謙遜が美徳ですから、自分自身をアピールするのが苦手な方が多いですが、恥ずかしがらずにちゃんとアピールをしましょう。とはいえ何でもいいわけではありません。天狗になった表現や、無意味な比較など気をつける箇所は多く存在します。具体例をあげて説明してみましょう。A：仕事のことNG例：私は仕事の虫です。土日も出勤することが多く仕事が人生です。OK例：やりがいと情熱を持って仕事に励んでいます。とはいえ…そのせいで時間が作れず出会いがなく困っています。→仕事に”能動的”に取り組んでいることを記載。人間は夢中になっている人に惹かれる傾向があるので、そこをしっかりアピール。また他のことに時間を割けないことから、出会いがないことをプラスの伝え方でアピール。B：性格NG例：几帳面で細かい性格です。OK例：一生懸命時間をかけて取り組むことが多く、人からはよく「信用できる」と言われます。→細かさは人によっては「面倒な人」と思われ避けられることがあるため、マイナスの影響を与える恐れがあるものは割愛。真面目と書いても「ユーモアのなさ」が目立ってしまいがちなので、客観的評価の伝え方で「信用できる」という方向性に印象を変えます。趣味・休日の過ごし方NG例：ストレスが多く、お酒を飲むことが多いです。OK例：リラックスも兼ねてお酒を飲みます、一緒にお店めぐりが出来る人だと欲しいです。→「ストレスが多く」というマイナス表現を、「リラックスも兼ねて」というプラス表現にしました。どういう飲み方かわからないと邪推する人もいるので、さりげなく「お酒を楽しむことが好き」「店の雰囲気が好き」といったような印象を持たせつつ、マッチングの確率を上げるべく「一緒にお店めぐりがしたい」という内容を含ませました。【おまけ】記載しない方がいい表現マイナスなことは書くべきではありません。相手を欺くのではありません。知らせる意味や必要がないのです。<!--?xmlversion="1.0"encoding="UTF-8"?-->相手の気を引く要素がないと、１つでもマイナスな表現が伝わった瞬間に、あなたから相手は離れてしまいます。 

メインの情報媒体が紙からインターネットに移行している現代、閲覧者は文字をリード＝読むのではなく、スキャン＝気になるものを探すようになりました。要するに文章を読まなくなった（読めなくなった）のです。もちろん大事な内容や調べ物など、しっかりと反芻することが必要であれば文をよく読みますが、婚活を行う時は多くの方の中から探すので時間をかけない「スキャン」になります。しかも仕事に人間関係に疲れた状態で、冗長で何が言いたいかわからない文を読むことはありません。そのため端的に、細かく内容を切った読みやすい文章を作ることは必須です。その相手への思いやりが文面には表現され、読んでいる方にも伝わるのです。文章が長く、伝えたいことがわからない文を書くと「配慮ができない人」「知的さを文面から感じない人」とイメージがついてしまうのです。とはいえ誰もがプロではありません。上手な文章をしたためるにはコツがあります。ただしそのコツさえつかめば、難しいことではないのです。以下に手軽に行える内容をまとめたので、まずはこれらを意識して書いてみて下さい。・一文を短くする。・改行を多くする。・パラグラフを意識して、空白行を作る・読みたいと思わせるように結論から書く・気になるキーワードを散りばめるとはいえ限度もあります。短すぎると逆に内容がわからないので留意して下さい。一般人が1分間に読めるのは600文字以内なので、まずはその長さを意識して書いてみましょう。