お見合いで緊張して自分を出せない方へ、緊張への対処法
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目次
- はじめに
- 緊張のメカニズム
- お見合いでの緊張への向き合い方
- お見合いの緊張を和らげるための対処法
- 緊張屋さんがこれだけは気を付けた方がよいこと
はじめに
あがり症で、初対面の人と会う時に緊張する方、多いですよね。このような方が結婚相談所で婚活する場合、『お見合い』をすることがまずは最大のハードルとなってきます。(結婚相談所でなくとも、大抵の婚活では初対面から1対1で対応しなくてはいけない場面が多いです。)
関東エリアでは仲人によるお引き合わせなどが基本的にはありませんので、初回から1対1でお会いしなくてはいけません。そして、お見合いは会うことが目的ではありません。会って相性の良い方であれば、次に繋げていく必要があるわけです。
こちらのブログでは、そもそも人間がなぜ緊張するのか、そして緊張してもうまくお見合いの場を切り抜け、そして相手に好印象を持ってもらうための具体的な方法をお伝えしていきます。ぜひ、ご参考にしてください。
緊張のメカニズム
緊張しやすい人と、あまり緊張しない人がいますが、少なからずみんな緊張します。なぜなら緊張反応はDNAに組み込まれた身体の反応だからです。人間は自分のからだを危険から守るために、緊張反応がおこるんです。少しわかりづらいですね。
時間をず~っと昔、まだ恐竜やマンモスがいた時代に戻しましょう。この頃は、生活が常に危険との隣りあわせでした。狩りにでかけたら草むらから猛獣が…こんな時、身を守るためにまずは逃げなくてはいけません。逃げるための準備として、次のことが自然反応として起こります。
・心臓を早く動かし、身体中の血をめぐらせ逃げる準備!=ドキドキ鼓動が早くなる
・脳に酸素と血液を送って、一生懸命考える、どうすれば生き残れるか?!=顔を赤くする
・襲われても筋肉をかためていれば致命傷にならない!=体をこわばらせる
・猿人が木を伝いながら逃げる!(手が濡れていた方が木にぶらさがりやすい)=手が汗ばむ
鼓動が早くなる、顔が赤らむ、体がこわばる、手が汗ばむ、、、どれも緊張した時に起こる反応ですよね。今の時代は安全ですが、DNAは昔のまま、緊張したら同じような反応が体にでてしまうものなんです。そう、緊張は悪者ではなく、ごくごく自然な身体反応。ますは緊張のメカニズムを知って「そういうものなのね」と受け入れるところから始めましょう。
お見合いでの緊張への向き合い方
前項で緊張のメカニズムについてお伝えしましたが、そうは言っても緊張せず、いつも通りの自分でお見合いに臨みたいと思う人も多いでしょう。まずは『お見合いで緊張する』ということに対する考え方を、良いものに整えられるとよいですね。次のように意識してみてはいかがでしょうか。
◆友人と話す感覚
婚活でお見合いするとなると、自然と肩に力が入ります。
「将来のパートナーを見つけなくては!」「好印象を残さなくては!!」
こんな風に思っていると緊張してしまうので、まずは友人と話す感覚でお相手と接しましょう。相手に必要以上に良く思われようと思う必要はありません、普段通りのそのままの自分で、友人と接するような感覚でお話するようにしましょう。
◆相手も自分と同じと思う
お見合いをしているということは、相手も婚活中ということ。つまりパートナーを探すために、幸せになるために頑張っている同志です。少なからず相手も緊張しているはずですので、その緊張はあなただけが感じているものではありません。
◆一期一会に感謝
婚活していなければ出会えなかった人に今出会えています。緊張してても出会えているんです。まずは出会えていることに感謝。その感謝の気持ちをかみしめられるとよいですね。
◆緊張が悪いことではない
緊張は自然な身体反応と書きましたが、何も悪いものではないんです。お見合いの場では、その緊張が良い方向に働くこともあります。
「緊張している様子だったけれど、誠実さを感じた」「緊張している感じが可愛らしく見えた」というのは実際の会員さまのお見合い後のご報告です。なれ合いになるより、むしろ少しくらいの緊張感があった方が、一生懸命さが伝わり印象がよくなります。緊張は悪いものではないんです!
お見合いの緊張を和らげるための対処法
一方で、緊張しすぎて自分がだせず、ご縁がつながらないということもよくあります。過度な緊張を少しでも和らげるために、次のことをお試しください。
◆事前準備をしっかりする
お見合いが成立したら、準備できることはしっかりやりましょう。
・プロフィールをしっかり読む
・相手の好きなことを調べてみる。例えば『東野圭吾のミステリーが好き』とあったら本屋で立ち読みしてみる。『多肉植物が好き』とあったら多肉植物についてネット検索する。そうすることで話題を広げやすくなりますし、興味を持ってくれたんだ、と相手は嬉しくなります。
・イメ―ジトレーニングをする。
最初の第一声の声のかけ方、笑顔での挨拶、メニュー選び、最初に話題にだすことなど、簡単にイメトレしておくと安心できます。
・質問項目を2、3考えておく。
もし無言になってしまった時のお守り用です。
・場所を下見する。
道順やどんな雰囲気の場所か、事前に知るだけで少し安心できる人もいるでしょう。
◆早めに到着する
時間がギリギリで駆け足になっては、その鼓動が緊張にプラスされ、ますますドキドキしてしまいます。当日、会場には早めに到着し、トイレを済ませてすっきりさせましょう。まわりを見渡すと、あなたと同じようにお見合いの人が沢山いるでしょう。「みんなも頑張ってる!」と仲間意識をもって深呼吸しましょう。
◆緊張していることを伝える
緊張していることをそのままお見合い相手に伝えましょう。「緊張していてうまくしゃべれなかったらごめんなさい」と伝えると、素直で誠実な印象を与えるでしょう。また女性で、お見合いが初めての時には「今日、お見合いが初めてで緊張しています」と伝えてもOKです。お相手男性は張り切ってリードしてくださるはずなので、流れに身を委ねましょう。
◆慣れる
対処法と言えないかもしれませんが、これが一番効果的です。何事も初回は緊張しますが、回数を重ねるうちに慣れます。就職面接でも最初は足がガクガクしていたのに、10社20社と受けるうちに流暢に自己PRが話せるようになったのではないでしょうか。
そう、初回は練習くらいの気持ちでいいんです。お見合い経験を積むことで、異性と一対一で話をすることに慣れるので、まずは緊張してもやってみる、ということが一番大事です。
緊張屋さんがこれだけは気を付けた方がよいこと
良い方とお見合いを組めたのなら、なるべくなら交際に発展させたいもの。次のことに気を付けるとよいでしょう。
◆大本命を1回目にもってこない
前項の『慣れる』に通じるところですが、すごくいい!と思う人をお見合いの1回目にもってこないことです。初回の緊張にプラスして、絶対うまくいかせたい、というプレッシャーの緊張が加わります。
ほどよい緊張は良いですが、過度な緊張は失敗のもとです。まずはある程度緊張せずに話せそうなタイプの人とお見合いを経験してみることです。
◆しゃべりすぎない
緊張すると、無言の空白を埋めようと、自分ばかりしゃべりすぎることがあります。お見合いではお互いがしゃべる割合が半分半分が理想です。質問されて答えたら、同じことについてお相手にもたずねることが基本です。
◆話題をころころ変えない
考えてきた質問項目を全部話そうと思うと、話題がころころ変わり、一問一答のようなコミュニケーションになってしまいます。内容が深まらず盛り上がりません。相手は「もっとこんなこと話したかったのに」という想いにもなるでしょう。
お見合いではプロフィールに書かれていることを全部話す必要はありません。1~2個話題にだし、それを派生させて会話のキャッチボールを楽しめるとよいですね。
吉祥寺の結婚相談所Salon de "nana"(サロンドナナ)カウンセラーの辻美咲です。Salon de "nana"は、1年以内に最愛の人と一緒になることを目指す結婚相談所です。自分に自信がない?交際経験が少ない?人見知り?それらは、結婚できる・できないに関係ありません。大事なのは「結婚したいという想い」と「自分から動きだす行動力」この2つがあれば高確率で結婚できます。活動内容をきちんと分析した論理的なアドバイスと、婚活を諦めないための、気持ちに寄り添ったサポートで、1年以内の結婚を目指しましょう!