理想の高い婚活を成功させるには
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目次
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攻めの婚活
桜の開花予報を目にするようになり、少しずつ春が近づいているのを感じますね。
さて。
婚活は、複数のサービスや手段を併用されている場合もありますよね。
マッチングアプリ、お友達の紹介、パーティー、そして結婚相談所。
理想の人との短期成婚を目指すなら、それもアリです。比較検討も良いと思っています。
わたしが以前担当した女性会員様(30代後半)も、そうでした。
彼女が婚活を始めたのは35歳頃から。かれこれ3年以上婚活するって、なかなかにしんどいです。焦りますよね。
彼女はスラリとしたスタイルに、整ったお顔立ちをされたとても美しい方。英語が堪能で、高収入のバリキャリ女性です。
そんな彼女の理想は高く、容姿、年収、学歴、身長などの条件に加え「コミュ力ある方」「スポーツを日常的にしている方」「洗練された雰囲気の方」などいろいろと具体的な要望がありました。
しかも、年齢も「同年代希望。年下~40歳くらいまで」という絶対条件。
まさに「理想の高い婚活」です。
彼女の38歳という年齢でこの条件では、なかなかお見合い自体が成立しにくいリクエストではありますが、素晴らしく整ったプロフィールもあり、ポツポツとお見合いされていました。
ただ、せっかく会えてもほぼ毎回彼女の「お断り」。
理想のイメージが確固としてあるのでしょうね。
「こんな人しか居ないんでしょうか?」
「わたしみたいに仕事に熱中してきて、気づいたら30代後半、みたいなステキな男性いないんですか?」
わたしから見れば、かなり条件の良い方ばかりとお会いになっているんですけどね…。
38歳女性と39歳のいわゆる3高男性とのお見合い、めちゃくちゃ貴重なのに!笑
他の活動状況はどうでしょうか。
「マッチングアプリのほうが、容姿も仕事も年収も、理想に近い方と会えてるんですよね」
そうなんですね!
「でも、なぜかおつきあいが続かなくて…。1度お茶して、次に夜のお食事に誘われたんですけど、昼間のランチにしませんか? と伝えたら既読無視・音信不通になっちゃって。そんな人ばかりなんですよ」
うーん、、、それは残念でしたね。。。
「だから、結婚相談所の活動もあきらめず続けます」
これ、マッチングアプリを少しでもされたことがある方ならば、彼女がマッチングした相手がどういうつもりなのか、すぐわかりますよね。
要するに、ちゃんとした人に出会えてない、ってことです。
そのあたりに気づけない彼女、実は交際経験が薄いのかもしれません。
そして、読んでいるあなたもお気づきと思いますが、彼女の婚活への向き合い方も、見直すべきです。
高い理想を持って婚活するのは、悪いことじゃない。
「身長175以上、高年収」
「30代医師または弁護士」
「10歳以上年下の美人でスリムな人」
それを叶えるのが、結婚相談所での婚活です。
高い理想を追求する婚活は「攻めの婚活」です。
まずは、自分の立ち位置を認識して、その程度攻めが可能か見定める。
彼女の場合、残念ながら年齢が不利。それでも同年代希望なら、その他の希望を整理する必要があります。そして、どうしても理想を下げたくないならば、強いハートを持って根気よく攻め続ける。断られるのはデフォ、くらいの気持ちが必要です。
そして、理想に近い人が現れたならば、その人を全力で振り向かせなきゃ!
ありのままのわたし、じゃダメなんです。
「理想の人に選ばれる自分」に変わらないと、そのご縁、実りません。
そして、そのご縁を育てる気持ちが大切。
最初から何もかも100点、100%の出会いって正直ない。二人で向き合って、理想を探って行くのが婚活での交際ですから。
実際、彼女のお見合いは、彼女が「お断り」するだけでなく、お相手からもよく「お断り」されていました。
「ご経歴も素晴らしく、大変お綺麗な方ですが、今回は辞退させてください」
相手をジャッジしてやろうと臨んだら、良い印象を持ってもらえないですよね。
その後、彼女は関西の転勤が決まり、一旦退会されることになりました。
聡明な彼女ですから、環境が変わって落ち着いたら、何か新たな気づきが生まれるのではと思います。
良いお出会いに巡り会えていることを祈っています。
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代表カウンセラー 中島りえのご紹介