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いつか結婚できると思ってない?

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ブライダルデザイン「いつか結婚できると思ってない?」-1

目次

  • 適齢期がクリスマスケーキに例えられた時代
  • ミレニアル世代の娘と息子の習性
  • 日常に運命的な出会いってあると思う?

適齢期がクリスマスケーキに例えられた時代

バブル全盛期に社会人となったミドフィフカウンセラーが、現代の男女の出会いを分析してみた。

ミレニアル世代とZ世代のわが子たちの観察記も交えてお送りする。


***************


当時は世の中が浮かれていて、かくいうわたしめも肩パット入りのワンレンボディコンでヒールをカツカツ響かせ闊歩していたバブリー女…お恥ずかしい。

若気の至りでお許しを。


その時代、ダブルのスーツを着た「羽振りがいいオトコ」がモテ、浮かれた世の中も手伝って、「アッシー」「メッシー」なんて言葉も流行語大賞・新語部門を受賞し「現代用語の基礎知識」に記載されたくらいの浮かれた世の中。


現代と大きく違うのは「コミュニケーションが、わりと気楽」な時代だったかもしれない。

声をかければホイホイ、的な世の中のイメージだった。

もちろん、ガラケーさえない時代。

平野ノラさんが大きな携帯電話を抱えていたのは印象的だけど、その他大勢は家電というツールで、頑固おやじが受話しようともお目当ての彼女に勇気を振り絞って電話していたあの浮かれ時代にコミュ力と勇気を身に付けたといっても過言ではないだろう。


世の中が浮かれているからナンパなんて恥ずかしくない。

景気がいい世の中なものだから、街中もニコニコフワフワした雰囲気だった記憶がよみがえる。


「アッシー」にお迎え要請して「メッシー」にメシを奢らせ、オヤジギャルは夜な夜な街に繰り出せばオトコには困らない時代だったのだ。


そんなわたくしも「絶対売れ残りたくない」とクリスマスケーキばりに24で結婚し、25に売れ残るケーキにならぬようギリギリセーフで嫁入りを果たした。


しかし、現代の初婚年齢は約31歳。(首都圏)

東京都に限っては32.3歳と最高値になるという。


福岡で青春時代を過ごしたためジュリアナは知らないが、これだけ住居費や物価が高い首都圏で生活しようと思えば、就活も力が入るし、キャリアを積もうと日々努力をする現代女性に敬服するのである。

満員電車での通勤は尋常ではない。


話はそれるが、首都圏の女性よ、お疲れ様!!



ミレニアル世代の娘と息子の習性

さて、婚活世代に差し掛かった我が娘、息子たちよ。彼らの学生時代を思い起こすと、とにかく派手・元気・カラフルというイメージ。

彼ら先代のポケベル時代のように「伝えられるけどもどかしい~」とか「♪ポケベルが~鳴らなくて~…」の悲壮感はナイ。


ガラケー~スマホを操り、スカートの短さを競い、茶髪の前髪を透いて斜めに流し、細眉を吊り上げ、少し上の世代のワイワイギャルとギャル男に若干憧れ気味の青春謳歌世代。


親がリーマンショックを目の当たりにしたことも何のその。学生時代もその後も謳歌している。


日進月歩のデジタルツールを得意気に操り、世の中の降り注ぐ悲壮感という火の粉を親が必死に振り払い守られてきた世代である。


しかし彼女、彼らには盲点があった。


ある日、中学生息子の無防備なケータイ画面に「昨日彼氏と別れたばっかりだけど付き合って~」と軽いノリでラインが来ていた。女子から。


こんな軽いノリで、しかもラインで「付き合って~」というのが現代(当時)の告白ってやつですか。

ラインで伝えやすくても、その中身ってどうなのさ?

…と驚いたのを覚えている。


伝えやすいことはいいことだが、特段のドキドキもためらいも頑固オヤジに電話を取り次いでもらう面倒くささもなく、お気楽なやり取りにおばさんは驚いた。


つまり、対面で言葉をかける瞬発力や勇気、とっさに誘う緊張感とかないわけだ。


だから、片手にケータイを握っていないとコミュニケーションを取ることができない、そういう時代になってしまったのかもしれない。


娘に関しては一言ラインが常。


母「今どこ?夕飯は?」(夕飯がいるのか聞きたいのが主旨)


娘「大学」


母「何時頃帰る?」


娘「22時」


母「ご飯は?」


娘「いる」


母「なんで遅いの?」


娘「バイト」


…という具合。


帰宅時間と夕飯は必要か聞いているわけなので「バイトで22時に帰るけどご飯は食べるよ」と1往復のラインで済ませられんのかい、といつもいつも思う。


これはミレニアル世代の娘息子、Z世代の末っ子に関しても同じである。


それぐらい相手の言わんとしていることを察しようとしないし、端的な一言ラインで愛嬌もへったくれもないことが嘆かわしい。

温度や人間らしさすら感じない。

コミュ力磨け~という感じ。


しかし、彼女、彼らに何の責任もない。

時代がそうさせたのだ。




日常に運命的な出会いってあると思う?

というわけで、スマホは便利なツールだが、我々から何かを奪って行ったことは否めない。


時代を嘆くことはしたくないが、「結婚相談所でお相手探しするなんて」と否定的になる前に、現代はじっと待っていてもアッシーやメッシーが寄ってくることはないし、白馬の王子様なんて言葉も死語であろう。


夜な夜な街に繰り出せば出会いはあるかもしれないが、声をかけてくるオトコたちの絶対数は減り、ファストファッションが主流の時代に「ブランドファッションでビジュアル整えています」というスキなし女性もお目にかかれない。


「外見より中身」と言っても、声かけるお相手ってやっぱりビジュアル重視でしょ?

現代の婚活だってビジュアルは大事。


出会いの確率でいうと、出会いの場面が減り、見てくれ勝負な華やかさも時代錯誤となり、男女の出会いは半径50メートル以内の職場婚程度になってしまった。


知人の紹介、アプリ婚活、結婚相談所…。

人や媒体を介しての婚活は今やマストである。


その中でも結婚相談所は第三者のアドバイスにより「なぜあなたは結婚できないのか」の問題解決に特化してカウンセリングし戦略を立て、出会いのプロデュースからマナー講座、デートのHow toからプロポーズの演出まで…。

その上、ダメ男くんばかりとご縁があったあなたの恋愛傾向を修正し、結婚後の幸せを見据えてサポートしてくれるわけなので、そんな画期的なシステムは他にないと思う。


「結婚相談所」という言葉が印象悪いだけであって、勇気を出して扉を開けばまだ見ぬ幸せへの道へお連れすることが可能である。

「相談所」って…ねぇ(笑)


勇気ある者は救われる。


しつこい勧誘をしたり、結婚相談所が婚活のすべてだ!とは言わない。

選択肢のひとつとして知っておくべき世界だと思う。


抵抗感だけに支配され、1日1日年齢を重ねるのはもったいない!

是非「知ること」から始めてほしい。


潜在的なあなたの魅力を引き出すのが得意な

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