40代後半の会社員の女性が3年8ヶ月で成婚した婚活エピソード(1)

結婚願望は昔からあったもののずっと付き合っていた彼とお別れしてしまい、しばらくは何もやる気にならなかったのですが「このままではダメだよ！！！」っと、友人から促されてほぼ強制的に婚活イベントへ参加した事が婚活を始めるきっかけとなりました。 友人に勧められた婚活イベントに何度か参加するも、なかなか真剣なお付き合いへは進展しませんでした。最後に参加したイベントで自分よりもかなり年上の男性から「あなたはもっとちゃんとした人と出会える婚活をしなさい」っと、アドバイスを頂いたんです。要はイベントは色々な希望をもった人が参加をしていて、必ずしも結婚をしたいという考えだけではない。真剣に結婚を考えている人に出会った方が良いとの言葉を受けて、結婚相談所に入会しようと決意しました。

里枝さん（担当カウンセラー）とは毎月楽しくカウンセリングで相談させて貰っていました。
相談所によっては、叱咤激励が激しいところもあると聞いていましたが、どんな時も私のペースを大切にして常に寄り添ったアドバイスをしてくれました。
長い婚活生活でも婚活を辞めようと思わなかったのは、里枝さんの存在が大きいです。 プロポーズをしてもらい、いざ両親へ紹介しようと予定していた日の直前に父が脳梗塞で倒れてしまったんです。
入院生活や後遺症の心配が私に降りかかってきて、すぐには結婚へは進めない状況になってしまいました。
こんな状態では相手に迷惑が掛かると感じ、彼に「結婚を白紙にして欲しい」と伝えました。
すると彼から、「自分はもういい年齢だから早く結婚したいとは思ってない。そんな事より、誰と結婚するかの方が大切で僕が結婚したいのはTさんだから、いつまでも待てるし僕のことは気にせず、今はお父さんの看病を優先して欲しい。」と、言ってくれたんです。
プロポーズ後でしたが、本当にこんな素敵な人に出会えて良かったと思います。 実は…そんなに印象がないんです（笑）
と言うのも、婚活疲れをしてしまった時期だったんですが
里枝さんに凄く良さそうな方だから休憩するのはこの人に会ってみてからにしたらと一押しされてお見合いをする事にしたので…
そんな状況でお会いした彼は、気が利く紳士的な雰囲気の方ではあったんですが、とにかくビジネスライクな感じだったので、絶対に断られると思ってました。
（でも後々聞いたら、彼は最初から私の事を気に入ってくれていたそうで、良い意味でビジネスライクな感じは今も変わりません！） 彼と出会うまでに数人の方とお付き合いをさせて頂いたのですが、嫌なところは特にないものの何か心に違和感があり、どうしても真剣交際に進めませんでした。
彼とのお付き合いは全てが自然な流れのまま進んでいく感じが心地よく、今までとは違い彼のことを信頼できている事に気がつきました。 食事に行った時に彼が支払いを終えておつりを貰った後に、急にお会計をした店員さんに声を掛けたんです。
気に触る事でもあったのかとハラハラしたのですが、どうやらおつりを多く貰ってたようで、それを伝える為だったんです。
その伝え方がとても優しい口調で、彼の誠実さと素敵な人柄に好感を抱きました。 ・土日がお休み
・自分の実家に近い場所に住める人（親が高齢で心配だった為）
これだけは譲れない！というほど必須ではなかったのですが何となくこの条件を満たしている人とばかりお付き合いをしてました。
結果、結婚へは踏みきれずに交際終了を繰り返してました。
彼はどちらも満たしてないのですが、休みが合わなくてもお付き合い中から週一日は一緒に食事デートをしたり、有給が取れれば、遠出のドライブデートをしたりと、休みが違っても全く気になりませんでした。
また、実家へ帰ることも嫌な顔せずにいつでも送り出してくれるので気兼ねせずに両親のサポートも出来ています。

結婚したいなっと思ってもまだ婚活はいいかなっと後回しにしてしまうのではなく、婚活したいと思ったらまず行動に移すこと。
お見合いも、会う前からプロフィールの条件だけで断ってしまうのではなく、
まずは会ってみる！良い意味で理想と現実は全然違います。
最初は希望通りの相手でなくても、時間と共に相手が自分の理想になっていく事は大いにあると思います。
そして、辛い時期が来ても簡単に諦めない事。
きっと、素敵な出会いが待っています。