40代前半/男性
GFさん 会社員(SE)
結婚相談所で41歳男性が1年で成婚退会!出会いから4ヵ月で掴んだ“本気のご縁”
結婚相談所で婚活を始めた40代男性。 お見合いや仮交際を何度も経験しながらも、自分に合う相手を探し続けました。 なかなか成果が出ない中でも前向きに活動を続けた結果、価値観の合う女性
結婚を真剣に考え、信頼できる結婚相談所を選んだ理由
特別に孤独だったわけじゃありませんが、何か物足りなさを感じるようになったんです。
そんなある日、久しぶりに会った既婚の友人が、「夫婦で何気ないことを話してる時間が一番ホッとする」と言っていて、それが妙に心に残りました。
将来の安心とか、子どもとか、理想はいろいろあるけれど、最初に欲しいと思ったのは「誰かと日常を分かち合える関係」でした。
それを本気で探すなら、結婚相談所が一番現実的かもしれない。そう思って、婚活を始める決意をしました。
アプリや婚活パーティーといった方法もありますが、年齢的に「まずは気軽に会ってみる」というスタイルよりも、最初から結婚を前提にした出会いのほうが自分には合っていると感じていました。
限られた時間の中で、同じ方向を向いている人と出会いたい。そう思ったとき、一番信頼できそうだと感じたのが結婚相談所でした。
実際に活動を始めてみると、真剣な気持ちで向き合っている方が多く、自分にとって安心できる環境だったと感じています。
交際を通じて感じた安心感と、自然体で深まった信頼関係
振り返ると、どの方とも丁寧に接してはいたものの、毎回“無難な会話”で終わってしまっていたように思います。
お互いに悪い印象は持たないけれど、距離が縮まらないまま交際終了になることが多く、もどかしさを感じていました。
そんな中でカウンセラーの方とお話しする中で、「ご自身のことをもっと出してもいいかもしれませんね」と言われたことが印象に残っています。
決して否定的な言い方ではなく、「無理に盛り上げようとしなくても、ちょっとした本音を混ぜていくだけでも、相手との距離感は変わってきますよ」と、背中を押してもらえるような言葉でした。
それを意識して、自分の考えや日常のことを少しずつ話すようにしてみたら、会話に自然な温かさが生まれて、お互いに笑う場面が増えていったんです。
“何を話すか”より、“どう話すか”の大切さに気づけたことが、自分にとって大きな転機になったと感じています。
仕事終わりに食事をしたり、週末にゆっくり話す時間を作ったりと、日常の中で過ごした時間がどれも印象に残っています。
たとえば、寒い日に「温かいもの食べたいですね」と話しながら鍋のお店に入ったことや、帰り道に並んで歩きながら、ささいなことで笑い合ったことなど。
そうした何気ないやりとりの積み重ねが、お互いの距離を自然に近づけてくれました。
交際期間は4ヵ月でしたが、無理せず自然体で向き合えたことが、成婚につながった一番の理由だと感じています。
緊張していたはずなのに、気づけばお互いに笑顔で会話をしていて、話すテンポや話題の選び方もとても心地よかったのを覚えています。
特に印象的だったのは、こちらの話をじっくり聞いた上で、さりげなく自分の考えも伝えてくれる姿勢。
相手に合わせすぎることもなく、かといって強く出るわけでもなく、「ちゃんと自分を持っている方だな」と感じました。
後から彼女に聞いたところ、私のことを「話しやすくて穏やかな人」という印象だったようで、お互いに同じような印象を持っていたのが、交際につながった一つのきっかけだったと思います。
でも、結婚を意識するようになったのは、ある日、こちらが仕事で少し疲れていた時のことです。
「無理して元気にしなくていいですよ」と、いつも通りの落ち着いたトーンで言ってくれたんです。
そのひと言にすごく救われた気がして、「この人と一緒にいたら、無理をしないでいられる。こういう関係が長く続くんだろうな」と自然に思えました。
その後、お互いの生活のリズムや考え方を話す中で、「結婚してもきっと同じように、支え合いながら過ごしていけそうだ」と感じたとき、結婚をしっかり意識するようになりました。
さりげない気遣いがすごく嬉しくて、その優しさにキュンとしました。大げさな言葉じゃなくても、こういう心配りができる人なんだなと改めて感じました。
言葉遣いや態度など、ふとした場面にその人の本質が出ると思っていて、誰に対しても誠実に向き合える人じゃないと、長く一緒にはいられないと感じていました。
実際、お相手の方は、お店のスタッフや周囲の人に対しても自然に礼儀正しく、思いやりを持って接している姿が印象的でした。
そういう行動に触れるたびに、この人は根っから優しい人なんだなと感じて、信頼が深まっていきました。
夕方に待ち合わせして、丸の内仲通りを歩きながら軽く食事をして、お店のショーウィンドウを一緒に眺めるだけでも心が落ち着きました。
特に、丸の内ブリックスクエアの中庭ベンチで話した時間が印象に残っています。
「ちょっと寒くなってきましたね」と言いながら、温かい飲み物を片手に何気ない話をしていたとき、こういう時間がずっと続けばいいなと思いました。
賑やかすぎず、大人がゆっくり過ごせる空間だったので、お互いの空気感に合っていたんだと思います。
いつの間にか、“またあの場所に行きたいね”が定番の言葉になっていました。
次の出会いに進むたびに、「また一から関係を築くのか」と思うと、正直しんどく感じたこともあります。
ただ、どこかで「このままひとりで歳を重ねていく未来を本当に望んでいるのか」と自分に問いかけると、やっぱり答えはNOだったんです。
だから、完全にやめるという選択肢はなくて、「今うまくいかないのはご縁が違っただけ」と思うようにしていました。
結果を急がずに、「ちゃんと相手と向き合うこと」を大事にしようと意識を変えたことで、気持ちが楽になり、出会いへの向き合い方も自然体に変わっていきました。
それからは、1回1回のお見合いを重く考えすぎず、「どんな人なんだろう」と素直な興味を持って会うようになり、出会いの質が少しずつ変わっていった気がします。
安心して話せる人と出会えたことで、自然と結婚を考えるようになりました
理想や条件にこだわるよりも、「どんな人と一緒に過ごすと自分が落ち着けるか」を考えていくことが、結果的に良いご縁につながるように思います。
初めは緊張や不安もあると思いますが、会話の中で相手のちょっとした価値観に共感できたとき、「この人となら前に進めるかもしれない」と感じる瞬間が必ず出てきます。
自分を良く見せようと頑張りすぎず、素直な気持ちで出会いに向き合ってみてください。
焦らなくても、ちゃんとタイミングはやってくると思います。