「自然な流れ」にこだわる婚活は危ないよって話
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目次
- はじめに
- そもそも絶対失敗しない結婚相手の選び方なんてあるの?
- 失敗しやすい選び方とは?
- 「相手を選ぶ」ために必要なこと
はじめに
こんにちは!Marriage Baristaです。
三が日も今日で終わりですね。
今年は元旦以外に、祝日が土曜日と被らない神設定の年だそうですが、
正直、三が日が土日という事実が残念過ぎてあまりありがたいとは思えないですよね。
明日からお仕事の皆さん、頑張って行きましょう!
さて、昨日触れたMarriage Baristaのテーマの一つ「相手選びの精度を高める」方法の一つについてお話します。
そもそも絶対失敗しない結婚相手の選び方なんてあるの?
婚活をしているということは、当然ながらあなたが「他人」を見て、パートナーとしてふさわしいか選んでいる、ということですよね。
では、絶対失敗しないパートナーの選び方ってなんなんでしょうか。
結論から言うと、絶対失敗しない結婚相手の選び方なんてありません。
他人のことなんて、一生かけてみてもどんな人かわからないのですから。「失敗しない」なんて保証はありません。
しかし、離婚事件を経験してみて、類型的に失敗しやすい選び方、というのは確実にあります。
失敗しやすい選び方とは?
それは、自然な流れにこだわりすぎることです。
婚活って試験勉強みたいに必勝法を普遍化できないのでとても難しいんです。
例えば、受験であれば、雑な話ですが、希望の大学の要求するレベルに達するまで勉強すれば合格できます。
逆に勉強していなければ100%合格できない。めっちゃ分かりやすい。
しかし、結婚は試験じゃなく、「対人間」です。
どれだけ軽率に結婚しても一生幸せなカップルもいれば、長い時間かけて慎重に判断しても離婚するカップルもいる。
それにも関わらず、なぜか「何も頑張らなかったけどたまたまうまくいった人」と自分を比較してしまう。
世の中も、「20代で結婚」とか「自然な流れに任せて」とかよく分からない価値観が支配していて、
自分も○○歳までに、とか自然な出会い方で、とかばかり考えてしまう。
そうした結果、「結婚すること」をゴール化してしまい、「結婚したい人」ではなく知らず知らずのうちに「今、いい感じに結婚できる人」を選んでしまいがちです。
僕が離婚事件を引き受けたお客さんの原因分析をすると、そんな後悔をしている人がとても多いんです。
自分は相手を選んだようなつもりかもしれないけど、これでは選んでないのと一緒です。
「相手を選ぶ」ために必要なこと
結婚相談所も含め、婚活で必死になる、というのは、自然な流れとは真逆です。必死すぎてカッコ悪いと思う人もいるかもしれません。
しかし、結婚とは、これまで他人だった人と、家族として生涯添い遂げること。
交際とは違って、民法上でエグいくらいいろんな義務が課されているのです(この話はつまらないので略)
全く違う人生を歩んできた相手にたくさんの義務を負ってまで同じ人生を歩むのだから、すり合わせってすごく大事です。
すり「合わせ」なのだから、「自分のこと」がわかっていないとすり合わせなんてできない。
なので、結婚相手を選ぶにあたって一番最初にやるべきことは「自分を知ること」だと考えています。
Marriage Baristaでは、カウンセラーととことん人生単位の振り返りをやって、自分を知って貰うことから始めます。
披露宴のお色直しあたりのタイミングで、よく「2人が出会うまでの思い出の写真ムービー」みたいなやつ流れるじゃないですか。
あれでジーンとしてていいのは周りだけです。
本人たちは婚活前に飽きるほど自分の人生振り返っておく必要があります。
結婚相手なんて自然に出逢わなくていいんです。
それよりたくさんの泥臭いことを必死にやって、
結婚式の時だけ、自然な形で出逢いました、って顔をしておけばいいんです。
婚活を始める前に作戦会議でとことんやってから、「お相手探し」の世界に飛び込みましょう!