婚活でお相手に持病を伝えるタイミング・伝え方は?
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目次
- 持病がある!相手にいつ、どんな風に伝える?
- プロフィールに書くか、お見合い前に伝えるかしたい内容
- 仮交際成立前までにお伝えしたい内容
- 真剣交際までには伝えたい内容
- 持病の開示は、お相手への配慮ありきで!
持病がある!相手にいつ、どんな風に伝える?
いちご一縁の江口菜美です。
昨今の婚活ブームにあやかり、そろそろ結婚相談所での婚活も考えたい!という方もいらっしゃるかと思います。
しかし、中には「持病があるのだけど、どのようにしたらいいだろう‥?」と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方は所属する相談所の仲人さんとの打ち合わせ・話し合いも大切ですが、よかったらこちらの記事をご参考いただけたらと思います。
なお、大前提として持病というのはそうそう人に話すような内容ではない、秘匿性の高い個人情報になります。
結婚相談所そして仲人には、会員様の個人情報を開示させる権限がないどころか、そのような行為は個人情報保護法の違反とみなされ、してはいけないことです。
結婚相手となる方に、家族になる前に真実を伝えるのはとても大切なことですが、一方で不特定多数の人が見る場で、むやみに情報を晒す必要もありません。そのバランス、タイミングが重要になります。
プロフィールに書くか、お見合い前に伝えるかしたい内容
持病の内容をお相手に開示するタイミングをまず迷いますよね。
・プロフィールに書く?
・お見合いのお申込みをもらったら?
・お見合いが成立してから?
・仮交際が成立する前?
・仮交際中?
・真剣交際に入るとき?
などなどが考えられるでしょう。
まず、「見て分かるもの」「会った時にお相手が知っておく必要があるもの(配慮が必要、など)」は
「プロフィールに書く」または「お見合いの申込みをもらったら」が良いかと思います。
内容としては
・皮膚の見える場所の目立つあざ
・目が見えない
・耳が聴こえない
・著しく吃る(重度の吃音症)
・分かりやすいチック症
・身体の麻痺
・車椅子や松葉杖、義足義手の使用
などです。
これらを会う前に伝えておかないと、お相手が戸惑ってしまうかと思われます。
また、「障がい者枠での雇用」の場合、障がい者手帳を取得していることかと思います。これは直接的にはお相手に影響しない(持っていることも、家族にも伝わるものではない)ですが、たとえば休職や退職をする可能性が一般よりも高いとか、年収に障がい者年金を含むような場合は、やはりお会いする前にお伝えしたほうがよいかと思います。
お相手に何らかの配慮やサポートをしてもらう必要がある場合もしかりです。
仮交際成立前までにお伝えしたい内容
続いて、「遺伝子系の疾患、服薬のあるもの、精神系の疾患、妊娠出産に影響のあるもの」は、お見合いをしてお互いのお返事が交際希望だったタイミングで明かしたいところです。
もちろんこれらも、より早く(お見合い成立前など)お伝えするのも一つのやり方です。ただ、見て分からなかったり、名前から想像しきれない内容だったりする場合、早く伝えると必要以上に不安を煽ってしまう可能性もあります。意外と、会った印象が良ければ判断が覆る場合があります。
ただし、これらもお相手の仲人さんの許可なく仮交際希望時に開示した場合、「虚偽に当たる」「それなら受けなかった」と批判を受ける可能性があります。ですので、開示はお見合い成立前にあらかじめ相談所経由で行ない、お相手仲人さんとの相談の上、お相手に伝えるタイミングを検討してもらうのが一番良い形なのかなと個人的には考えます。
内容としては
・高血圧
・糖尿病
・遺伝要因からくる内臓系の疾患
・うつ病、適応障害(服薬ありの場合)
・バセドウ病
・服薬や過去の病気等の影響で妊娠、出産が難しい場合
(※統合失調症は症状と遺伝要因が強いので、婚活自体かかりつけの医師とよく相談したほうがいいと思います)
といったものです。また、服薬がなくても、日常生活でお相手が何か留意する必要があれば、発達障がい等もその内容含めて伝えたほうがいいです。
ここまでに書いた内容については、全てIBJですと「お問い合わせ項目」という欄に記載ができます。申込み時にはお相手からは見えないですが、お見合い申込み、申受け時に仲人を介して開示されることが多いです。
真剣交際までには伝えたい内容
上記の持病は少なからずお相手や生まれたお子さんにも影響がある可能性のある内容でしたが、そうでないものもあるでしょう。例えば
・過敏性腸症候群
・子宮内膜症※程度によります
・月経困難症、生理前症候群(PMS)※程度によります
・勃起不全(このままだと性交渉は難しいですが、シチュエーションによって改善したり、人工授精で妊娠出産が可能な場合もあります)
・自律神経失調症
など、服薬はなく軽度でご自身でコントロールが可能だったり、これから改善の可能性があったりするような内容であれば、わざわざ早い段階で言う必要はないかと思います。
タイミングとしては真剣交際に入る前、そんなに深刻なトーンではなく、どんな対処をしていて、どのように回復していく見立てかを合わせて伝えましょう。
持病の開示は、お相手への配慮ありきで!
いかがでしたでしょうか。
持病はさまざまなパターンがあるかと思いますので、一概には語れないことも多いです。
誠実でありたいが故に最初からドーンと開示してしまうと、お相手を必要以上に不安にさせてしまい、実るはずだったご縁すらなくしてしまう可能性もあります。
・どのようなお相手層とのご縁を望むか
・持病の内容はどの程度結婚生活やパートナーシップに影響するのか
・どの程度お相手の配慮や理解、協力を必要とするのか
によっても開示の仕方やタイミングが変わるかと思います。
ぜひ、入会を決められたら仲人さんとしっかり話し合い、そのあたりの戦略を練って試行錯誤しながら活動なさってください♩
お読みいただきありがとうございました!