ご入会からご成婚までにあった、印象的な活動やカウンセラーとのエピソードをお聞かせください。
仲人の竹原さんは、まさに二人三脚で私と向き合ってくれました。交際についてのアドバイスをいただくだけでなく、トレンドの洋服を一緒に買いに行き選んでくれるなど、細かなサポートをしてくれました。また、毎月の面談では私の話をじっくり聞いて一生懸命に私の気持ちや状況を理解しようとしてくれたのも嬉しかったですし、夜遅くに交際相手との間で問題があった時も、営業時間外にもかかわらず対応してくれて、本当に心強かったです。
お二人が出会った日からご成婚に至るまで、様々な思い出があったと思います。思い出せる範囲で状況やエピソード、印象等をお聞かせください。
仮交際から真剣交際に移ったのが地元の花火大会の日でした。その時の光景は今でも鮮明に覚えています。一緒に夜空を見上げながら、これまで感じていた不安や葛藤が少しずつ和らぎ、彼女が私を受け入れてくれていると実感できた瞬間でした。障がいを持つ自分に対しても、自然体で向き合ってくれる姿勢に本当に救われ、心から嬉しかったです。大切な思い出です。
お相手と初めて会った時のお互いの印象を教えてください。
初めてお会いした時、お互いに魚が好きだという共通点があり、女性には珍しい趣味だと感じたので、お見合いでとても盛り上がりました。お相手は魚に関して専門的な知識も持っていて、私もその話題で話が尽きず、もっと楽しく話したいと思いました。また、価値観も合うと感じる瞬間が多く、自然と会話が弾みました。何より、たくさん笑ってくれて、その笑顔が本当に可愛らしい方だなと思ったのが第一印象です。
この人と結婚したい(するかも?)と思った瞬間はどんな時でしたか?
この人と結婚したいと思ったのは、自分が持っている障がいについて話した時です。その話をポジティブに受け止めてくれて、気遣いのある言葉や態度に本当に救われました。また、二人の将来について話し合う中で、ただ妥協策を探すのではなく、解決策を一緒に考えてくれる姿勢を見て、この人とならどんな困難も乗り越えていけると確信しました。相手の思いやりと前向きな姿勢に心を打たれ、この人となら幸せな家庭を築けると強く感じました。
お相手にされて、キュン❤とした事があれば教えてください。
彼女の笑顔を見るたびに、いつもキュンとします。本当に可愛らしくて、一緒にいるだけで幸せだなと感じる瞬間がたくさんあります。些細な会話の中でも楽しそうに笑ってくれる姿を見ると、この人とずっと一緒にいたいなと思えます。
結婚相手に求める条件で、これだけは譲れないと決めていたものはありましたか?
障がいを持っている自分に対して、偏見を持たずに受け入れ、寄り添ってくれる人が理想でした。また、常に笑顔で隣にいてくれるような、明るくて穏やかな方と一緒に過ごせたらいいなと思っていました。そんな条件を満たしてくれるお相手と出会えたことに、本当に感謝しています。
オススメのデートスポットがあれば教えてください。
私たち二人とも魚が好きなので、水族館デートは特別に楽しかったです。共通の趣味である魚の話題で盛り上がり、お互いの知識を共有し合う時間がとても充実しました。
特に、名古屋港水族館とアクアマリンふくしまへ行った時の思い出は忘れられません。好きな魚を見ながらたくさんお互いに解説し合う時間が本当に楽しかったです。水族館は、同じ趣味を持つカップルにとって最高のデートスポットだと思います。
婚活をやめようと思った瞬間はありましたか?もしあればどんな時だったか教えてください。
婚活をやめようと思った瞬間は、やはり障がい者として婚活は難しいのではないかと感じた時でした。自分には限界があるのではないか、受け入れてもらえないのではないかという不安が強く、何度も心が折れそうになりました。
それはどの様に乗り越えましたか?
それを乗り越えられたのは、仲人の竹原さんの励ましやサポートのおかげです。いつも私の話をじっくり聞いてくれて、そこから課題を見つけ出し、問題提起や解決方法を一緒に考えてくれました。そのプロセスの中で、障がい自体を高い障壁だと感じていましたが、実際の問題は自分自身の考え方や行動にあるのだと気づきました。
自分の考えを常にアップデートしながら自分を振り返り軌道修正をしていくことが大切だと学びました。新しい視点を持つことで、婚活を前向きに捉えられるようになり、一歩ずつ進む勇気を持てたのだと思います。