結婚したがらない男性

揶揄されるお父さん

婚活において男女の結婚観に開きが出てきています。

結婚したがらない男性が増えているというのです。

亭主元気で留守がいい、洗濯物はお父さんだけ別洗い、お父さんが風呂に入った後のお湯は入れなおす・・・

マスコミは面白がって世のお父さんを揶揄します。

マスコミは視聴率を稼ぐため面白おかしくとりあげます。

たしかにお母さんを揶揄した放送は笑えません。

もしお母さんを揶揄した放送を流せばテレビであれラジオであれYouTubeであれすぐにクレームが殺到することでしょう。

世のお父さんはお父さんを揶揄した番組を見たとしてもそこは自虐的な笑いとしてとらえよほどでない限り
クレームにまで発展したといったことはあまり聞きません。

だからこそ世の中にはお父さんを揶揄した番組が横行してしまうのだと思います。

大人はそういった放送を実際はそこまでではないことをよくわかったうえで楽しんで観たり聞いたりしていますが10代の少年や20代前半ぐらいの男性からしてみればどうでしょうか？

本気でとらえてしまうかもしれません。

結婚に悲観的になる男の子

そういう放送を観て育った少年たちは将来の結婚に夢を抱くでしょうか。

いずれ自分もそういう扱いを受けるのかと将来の自分を観ています。

男の子がいる家庭でお母さんがお父さんに対してこのような扱いを本当にしていたなら要注意です。

子供は親達をよく見ています。

もし自分の息子が将来結婚した時に見知らぬお嫁さんから汚いもの扱いや臭いもの扱いを受けたならどうでしょう。

許せますか？

女の子を持つ家庭でも同じです将来男性を小ばかにした女性に育つことでしょう。

独身を選択する男性

景気が悪く収入がなかなか思うように上がらない、

独身男性でも十分に暮らしていける便利な家電、

スーパーに行けば美味しいお惣菜、

周囲には結婚していない友人知人、

周囲が結婚しろとうるさく言ってこないetc…

ただでさえ男性にとって独身で居続ける条件が揃いすぎています。

年間の婚姻数が年々減り続けているのは「結婚は人生の墓場だ」というフレーズを面白おかしく子供たちに伝え続けてきた結果かもしれません。