毒親…「親がしんどい人」の婚活のポイント!
- 婚活のコツ
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- 自分磨き
目次
- 「親がしんどい」人は婚活で苦労するかも…
- 「毒親」を理解して自分らしく生きる おすすめの本
- 毒親の影響を受けにくい婚活のポイント6つ
「親がしんどい」人は婚活で苦労するかも…
いわゆる”毒親”という言葉もだいぶ浸透してきましたが、一見普通の家庭でも”親がしんどい”と感じ、生きづらさを覚えながら婚活をしている方もいらっしゃると思います。「毒親」という言葉の生みの親のスーザン・フォワードの著書「毒になる親」には、「この世に完全な親などというものは存在しない」とした上で、「時には大声を張り上げてしまうこと」も「時には子供をコントロールし過ぎることもある」、「怒ってお尻を叩くこともあるかもしれない」という親は「普通」であるとしています。
ただ、上記の”普通の親”とは違う親の存在として、「子供に対するネガティブな行動パターンが執拗に継続し、それが子どもの人生を支配するようになってしまう親がたくさんいる」と、指摘しています。
「暴力を受けるような虐待はされなかったが、親といるとしんどい」
「親より幸せになってはいけない気がする」
「親に嫉妬されている気がする」
「他のきょうだいと比べられてきた」
「親に悪口や傷つくことを言われる」
「罪悪感を植え付けられてきた」
「親の愚痴の捌け口にされてきた」など
こうした親の影響を受けながら婚活を進めるのは、想像以上に大変だと思います。お相手と真剣に向き合えなかったり、深い関係になるのが怖くて逃げてしまったり、信用できなくてお相手を責めてしまったり・・・
婚約まで関係を深めても、結婚の挨拶で自分の親が婚約者を罵倒してしまい、結婚に至らなかったというエピソードも聞きます。
実際、真剣交際で破局する理由の一つに「親」の影響(過度な反対や癇癪を起こし、大騒ぎして妨害など)があるということは、仲人の間では”あるある”の話として語られることがあるくらい、無視できないことなのです。
残念ながら、子どもの幸せを願えない親もいます。子どもが自分より幸せになって離れてしまうことが、何よりも恐ろしいため、その不安を子どもにぶつけるのです。
子どもと自分との境界線がなく、自分の体の一部と勘違いしている毒親は、自分の思い通りにならないと、執拗に攻撃的な言動を繰り返すため、子どもにしてみればたまったものではありません。心が壊れてしまいそうになります。
なので、「親が死ぬまで結婚できないのではないか」と不安に思う人もいるかもしれません。
親は選べません。ただ、配偶者は、自分で選ぶことができる唯一の”家族”です。
自分自身と向き合い、心の重荷をおろし、適切な対策をすることで、幸せな結婚を掴むことは十分可能です。
もし、心にトラウマを抱えていて、心身ともに辛さを感じている人がいたら、婚活の前に、精神科などの専門家を受診されることをお勧めします。
まずは自分の幸せを一番に考えてください。
「毒親」を理解して自分らしく生きる おすすめの本
さて、ここからは「うちの親、ちょっと変」「毒親かも」となんとなくわかっている方向けにお話をします。
私も、あらゆる「毒親」関連の書籍を読みましたが、その中でも、特に勉強になったのがこちらの書籍です。
「親といるとなぜか苦しい」リンジー・C・ギブソン (著), 岡田尊司 (翻訳), 岩田佳代子 (翻訳)
婚活中の人や、これから婚活を始めたいという方が、親からの影響を最小限に、自分の幸せをつかむためのヒントがたくさん書かれています。
4つのタイプの「精神的に未熟な親」が、自分に与える影響や、その心理と行動を見抜くためのポイント、さらに、これから幸せな人生を掴むための「一人で頑張ることをやめる方法」、回復がスタートする「小さな瞬間」、人に巻き込まれず、新しい関係を作る方法、あなたが手にしている「9つの自由」、そして、「本当に大切にすべき人」の見極め方が書かれています。
本を読んだから、何かすぐに変わるわけではないかもしれませんが、自分の生きづらさの原因が、自分だけのせいではないのだとわかるだけでも、救いになるかもしれません。
「自分で自分を幸せにできる」のです。
まずは、こうした書籍をチェックしてみてはいかがでしょうか?
毒親の影響を受けにくい婚活のポイント6つ
では、毒親の影響を受けにくい「婚活」のためのポイントをいくつかご紹介します。
1. 自分の価値観を理解する
親の影響で、自分の価値観が歪んでしまっている場合があります。まずは、自分にとって何が大切なのか、どんなパートナーシップを築きたいのかをじっくりと考えましょう。
2. 過去のトラウマを癒す
親からの虐待やネグレクト、否定的な言動などの経験は、婚活に悪影響を及ぼす可能性があります。カウンセリングやセラピーを受けることで、過去のトラウマを癒し、自尊心の回復につながるかもしれません。
3. 親との距離を置く
可能であれば、親と距離を置くことも有効です。物理的な距離だけでなく、精神的な距離を置くことも大切です。特に、自分の配偶者となる相手に危害が加えられないような配慮も大切です。お相手と「お互いが絶対の味方でいること」を確認し合えるような関係性を目指して欲しいです。
4. 婚活のサポートを受ける
婚活は一人で抱え込まず、婚活アドバイザーやカウンセラーなどの専門家に相談するのも有効です。また、毒親育ちの婚活に特化したサポート団体や、仲人がいます。「親がしんどい」と話して、否定せず理解を示してくれるような人に頼ること、積極的に活用することを考えてみましょう。
5. 焦らず、自分に合った相手を見つける
親の影響で、「早く結婚しなければならない」「親の期待通りの人と結婚しなければ」などというプレッシャーを感じている人も多いかもしれません。しかし、結婚は自分のためにするのです。焦らず、自分に合った相手を見つけることが大切です。
6. 自分自身を大切にする
婚活中は、つい相手ばかりに気を取られてしまいがちです。しかし、自分自身を大切にすることも忘れずに。好きなことをしたり、リラックスできる時間を過ごしたりして、心身の健康を保ちましょう。
最後に、改めて「自分で自分を幸せにできる!」ということ、忘れないでください。
婚活は、簡単ではありません。しかし、諦めずに一歩ずつ取り組むことで、幸せな結婚をつかめるのではないでしょうか。
私たちは、皆さんが納得できる婚活をお手伝いしています。
心から応援していますので、ぜひ、ご参考になさってみてください。