共感と同感
- お見合い
- 男性向け
- 女性向け
違いがわかりますか?
よくお見合いでは、共感することが大事ですよーと言いますが、明確に共感の意味をわかっていますか?
会話をしていて、「わかります!私もそう思います!」と言うのは、実は同感であって共感ではありません。
「そうなんですね。とても嬉しそうですね。よほど楽しかったんですねー」
これが共感です。
共感は相手軸で、相手の気持ちに寄り添い、理解を示すことで、一方同感は自分軸。私も同じ気持ちです。と自分の気持ちを伝えること。
会話の中でどちらも大事ですが、まずは、お相手に共感することが大切です。
そうだったんだ〜。それは悲しかったね。辛かったね。と言ってもらえると、この人は私の事をわかってくれる。と信頼の気持ちが芽生え、どんどん自己開示してくれるでしょう。
わかる、私もそう。同じ気持ちです。と言われると、同感してくれて嬉しい反面、度がすぎると、無理に合わせてない?ほんとにそう思ってる?などと穿った見方をされかねません。
お見合いだけではなく、交際を続ける上で、こういう考え方をする方なんだ。自分とは価値観が違う!と切り捨てずに、そういう考え方もあるんですね。どうしてそう思うのですか?とお相手の気持ちになって考えてみてください。
そして、本当に自分もそう思う!と嬉しくなった時は、力強く同感しましょう。
全く同じ考え方の人間なんていないので、価値観の同じ人を探すのは不可能なのです。
なぜそのような価値観を持つに至ったのか、過程に共感し、理解を示しましょう。
相手の気持ちに真剣に寄り添い、自分が同じ体験をしたらどう思うかな?と常に想像力を働かせることが、共感力を高めるコツです。