内向型の婚活戦略!内向型には「内向型のやり方」がある!
- 婚活のコツ
- 男性向け
- 女性向け
目次
- 内向型の婚活戦略!内向型には「内向型のやり方」がある!
- 中村あやえもんさんの本!
- 内向型は「必要不可欠」!
- 外向型=社会維持型 内向型=境地開拓型
- 仲人と会員さんはアンマッチ!?
内向型の婚活戦略!内向型には「内向型のやり方」がある!
↑このブログの動画はコチラ
世の中には「内向型」の方がたくさんいますよね。
何を隠そう、私はバキバキの「内向型」です!
このような仕事に就いているので、訓練して「外向型」のように見せていますが、日々ヘロヘロになっています。
・・・
人は、様々な個性を持っていますよね。
大きく分けて「外向的な性格」と「内向的な性格」がありますが、社会では「外向的な性格の人ほどよい」、「内向的な性格はあまりよくない」という雰囲気があるように思います。
そういう周囲の状況もあって、内向的な人ほど「私も明るい性格になりたい」、「うまく人付き合いできるようになりたい」と思って、無理に自分を変えようとしているようにも感じます。
ましてや婚活となれば、尚更ですよね。
色々とネットや書籍で調べても「明るく!イメチェン!笑顔で!デートは!イベントは!」など「キラキラ」な情報ばかり。
これに取り組むのか・・・と頑張って変えようとしても、なかなか自分の性格は変えられません。
結果として自分を変えることができずに、「内向的な自分はダメ人間だ・・・」と多くの方が落ち込んでいるように思います。
中村あやえもんさんの本!
私は、結婚相談所で婚活をしている方は「内向的な方」が多いと思います。
内向的な方々が上手く婚活をしていく事に焦点を当てる為「脳科学・心理学・行動学」などの本をたくさん読んでいるのですが、
中村あやえもんさんが書かれた「内向型の生き方戦略」という本を読み物凄く腑に落ちました。
元々、私が考えていた事を一冊にまとめておられ、新しい考え方を提案されています。
・・・
中村さんは、そもそも「なぜ人は外向型と内向型という性格の違いを持っているのか」という部分に焦点を当てています。
もし外向的な性格の方が優れているのであれば、五〇〇万年という人類の進化の過程で、内向的な性格は淘汰されているのが自然です。
しかし実際の人間社会では、外向型と内向型の比率がだいたい八:二で構成されています。
ならば、「人間という種を維持する上でも、何らかのメリットがあるから内向的な性格がある」と考えるのが自然ではないか?
「内向型の人がいるメリット」とは、いったい何なのでしょうか?
内向型は「必要不可欠」!
中村さんはこれを、
「種の発展と繁栄のため」と推測されています。
人間だけではなくどのような生命にも、このような「外向型と内向型」の違いがあるという発想です。
例えば「働きアリ」。
アリは「近場でエサを探して集団で行動するアリ」と「遠くまで単独行動をするアリ」がいます。
これを「いざという時のリスク対策」と考えます。
近場でばかりエサを探していると、環境変動や自然災害で近場にエサが無くなってしまった場合、アリは簡単に絶滅してしまいますよね。
一方で、遠くにばかりエサを求めていても、問題です。
散り散りになることで個体数が確保できない上に、エサを運びにくくなり、これも絶滅しやすくなってしまいます。
そのため、ある一定数を「近場で種を守り、社会を維持するための個体」に、
ある一定数を「単独、もしくは少数で遠くにまで出て、新たに住める環境を見つける個体」に配置するのです。
そのような仕組みを持つことで、種を絶滅から防ぎ、効率的に発展、繁栄してゆくことができると分かります。
すなわち、種を保つために、そのような仕組みが遺伝子として組み込まれているわけですね。
外向型=社会維持型 内向型=境地開拓型
これと同じようなメカニズムが、人間にも組み込まれているのではないか、というのが中村さんの推論です。
外向的な人は「近場で社会集団を作り、種の個体数を保つ役割」を担っています。この外向的な人のことを「社会維持型」と呼びます。
一方で内向的な人は、単独もしくは少数のチームを組織して、遠くまで赴き、新境地を開拓する役割を担っています。この内向的な人のことを「境地開拓型」と呼びます。
※中村さんにこの単語を使う事は許可を頂いています。
「種を保つための役割の違い」が、外向性、内向性という違いを生んでいるのではないか、ということですね。
また、外向的な社会維持型人間と、内向的な境地開拓型人間の比率は、およそ八:二になります。
この八:二という比率によって、少数派である内向的な人が、「みんなは外向的ですごい」、「自分だけが内向的で変な人だ」と感じるのではないでしょうか。
結果として、社会では少数派である内向型の人が、「私はみんなのようになれない」と苦しむようになるのです。
仲人と会員さんはアンマッチ!?
外向的な人を「社会維持型」、内向的な人を「境地開拓型」と定義し直すことで、両者の違いが分かりやすくなります。
それによって、婚活では少数派である内向型の人でも、外向型の人と適度な距離感を保ちつつ、心地よく進めて行くにはどうすれば良いかを考えて行こうと思います。
具体的な事に関しては、他の動画でお話します。
・・・
結婚相談所の仲人って「内向型と外向型」どっちが多いでしょうか?
多分「外向型」が多いと思います。
会員さんはと言うと、
多分「内向型」が多いと思います。
ここで既ににアンマッチが生まれている!
内向的な私が、婚活のサイトを観たり、恋愛の本を読んでも全然納得できないのは、「外向型の人が、外向型の人の為に書いてあるから」かもしれませんね。
まさにヒゲダンの「誰かが偉そうに語る恋愛の論理何ひとつとしてピンとこなくて」なんですよ。
・・・
内向型の方々に少しでもご納得して頂きながら婚活して貰える環境を創っていけたらと思います。