【絶対無二に条件はないんだね】
- 婚活のコツ
目次
- 見本(⌒∇⌒)
- 好みはそれぞれですね
見本(⌒∇⌒)
こんにちは。
関西ブライダルのノンノンです。
「あばたも笑窪」・・・。惚れた側の目には欠点さえも長所に見えるという例えに使われることわざです。
あばたとは疱瘡(天然痘)が完治した後で顔面に広がる発疹ができた跡のことで、要するにあまり美しいとは言えないもののことですよね。
でも好きになってしまうとそんな醜い(おっと失礼(;’∀’))くぼみでもかわいい笑窪に見えてしまう、どんな欠点でも長所になってしまうという・・・実に恋をする👀目の素晴らしさを表現していることわざだと感心してしまいます。
さて今回はそのことわざの「見本」になるような女子会員さんのお話です。
20代・会社員・清楚な雰囲気のおとなしめ女子です。
活動歴はそこそこ。見た目も可愛らしくはかなげなのでお見合いのお話もたくさんあり結構な確率で交際にも至ります。彼女のお相手に対する希望はいわゆる昔で言う3高(学歴・身長・年収)にはあまりこだわりはなく、「年齢が近いこと」それのみでした。
以前にも触れましたが「ヤングエイジ」に値する女子は夢見る夢子の部分をたくさんお相手に求めることが常なのですが彼女にはそれらしき部分がほぼなし。
なので一般的に「あら素敵!!」と思われるプロフィールをお持ちの男性と交際をしても、また一般的に見て「条件はいいよねー」と思しき男性と交際をしても・・・「私・・・彼のことを好きになれません」とか「異性としてみることができません」という悲しき理由でいつもお断りをしてばかり。見た目もそれなりの方ばかりでしたから、それこそ私たち相談員も「この子はどんな人がお相手なら気に入るのかしら?」と首をかしげていることが常でした。
そんなこんなのお出会いと終了を繰り返し「このままではいけない」と少々私たちも焦りが募った頃のこと。
お相手の相談所様より連絡がありました。「当方の男性会員は御社の○○さんをとても気に入っていて、そろそろ真剣にお付き合いしたいと希望しています。」それを聞いた私は早速その彼のプロフィールをまじまじと確認しました・・・が。確かに歳は近い。収入・学歴はまあよしとしてもいまいちパッとしない見た目(要するにあまり一般受けはしないという意味です。)、それにどちらかというと暗めの印象でしたので心の中では「きっとうちの子は佳い返事はしないだろうなぁ」とたかをくくっていました。失礼ながらもう少し話を添えると10人いれば9人以上は「う~ん・・・無理かなぁ」と答えることが想像できてしまうような(ほんとうにごめんなさ~い( ノД`))彼なのです。
ところがです!!彼女からは今まで聞いたことのない返事が・・・(@_@)。「実は私も彼のことがいいなぁと思っていました。」。(@_@)(@_@)。
その後あれよあれよという間に成婚の運びとなったわけですが、実は当会を卒業する日(成婚退会をする日)に、お幸せそうなお二人を目の前にした時、どなたにも必ず質問をする同じ事柄があります。
「彼の(彼女の)1番惹かれた部分を私にそっと教えてください」
大抵は「一生に居る時間が癒される」「無口だけれど気持ちがとても優しい」「何事にも動じないところ」なんていう具体的答えが多いのですが・・・。
好みはそれぞれですね
当のお二人をお迎えして例により質問をしました。
彼は「おとなしいけれど芯はしっかりしているところ」と彼女を静かに褒めました。
では交代。「あなたは彼のどこが1番好き?」
間髪を入れずに、その彼女は「彼の全部が好きです。」と。
「うわぁ!男冥利に尽きますね~」と私は彼に伝えました。
でも彼は嬉しそうでもなく、びっくりするわけでもなくただ「はい」とお返事をされただけでした(;’∀’)。そういえば彼の相談所の仲人さんが「口数が少なくて、喜怒哀楽も分かりにくくて、本当に何考えて生きてるの?みたいな男性です。」と仰せだったのを思い出しました。
(そのあときちんと生活力は抜群だし・・・等々しっかり褒めておられましたよ。ご安心を(^▽^))。
ただ私たちから見た感じは、要するにはっきりと言いますとリアル「美女と野獣」カップル以外の何物でもない。その時初めて「あー○○ちゃん、顔じゃないのねー」と深く理解しました。だって全部好きということはそういうことなのですからねー。
万人から好かれるなんてことは不可能ですが大多数から感じがいいと思われる人はたくさんいます。結婚相談所では感じがよく条件の良い人は男女関係なくとてももてます。でもそのもてる人に興味のない人もたくさんいます。人の好みはそれぞれですのでね。
どこに重きを置くかはわからないということ。ただ彼には彼女をものすごく引き付ける大きな魅力があるのでしょう。その魅力が彼女にとって本当にキラキラとしているので見た目が野獣であっても(重ねて失礼いたします(;’∀’))彼女の眼には素敵な絶対無二の王子様に見えるのでしょうね。
きっと彼は生涯、彼女を大切に大切にしてくれる・・・そう確信できました。
欠点を長所としてとらえることが出来る・・・・・。
そんなお相手に巡り合える・・・。
さぁ次はだれの番でしょうか?嬉しい驚きをお待ちしていますよ(⌒∇⌒)